Autodesk 3ds Max 2011 / Autodesk 3ds Max Design 2011 ホットフィックス 4 Readme

この readme には、Autodesk® 3ds Max® 2011 / Autodesk® 3ds Max® Design 2011 ホット フィックス 4 のインストールと使用方法に関する最新の情報が記載されています。このホット フィックスをインストールする前に、このドキュメントをすべてお読みになることを強くお勧めします。また、リファレンスとして、この readme をハード ドライブに保存してください。インストールおよびネットワークに関する詳細は、『インストール ガイド』をお読みください (DVD または 3ds Max 2011 / 3ds Max Design 2011 の電子ダウンロードに含まれています)。

注意: このホット フィックスには、Autodesk® 3ds Max® 2011 / Autodesk® 3ds Max® Design 2011-2010.06.07、2010.07.21 ホット フィックス 、また、Autodesk® 3ds Max® 2011 / Autodesk® 3ds Max® Design 2011 サービスパック 1 で見つかった問題の解決が含まれていますが、このホット フィックスをインストールする前に既にインストールされているホット フィックス、サービスパックをアンインストールする必要はありません。

本ホット フィックスに関する問題は、下記のカスタマー サポートにご報告ください。
http://www.autodesk.co.jp/me-support

学習リソース:
www.autodesk.co.jp/3dsmax-learningpath または autodesk.co.jp/3dsmaxdesign-learningpath をご覧ください。

目次

このホット フィックスによって解決された問題

機能

解決された問題

Autodesk® 3ds Max® CAT
  • ** 「リム ポーズをロード」のダイアログで、「キー入力変換」を使用可能にし、「変換をリセット」ボタンをクリックすると MAXScript エラーが起きていました。この問題は解決されました。
Autodesk® FBX®
  • ** RPC を含んだ Autodesk® Revit® から FBX をロードする際、空のシーンが作成されていました; 空のシーンは作成されなくなりました。
  • * FBX を使用して、Autodesk® Revit® から RPC アセットをロードする際、空のシーンが作成されていました。空のシーンは作成されなくなりました。
  • * Autodesk Revit 2011 を使用中、FBX テクスチャ マップは GUID ラベルをテクスチャ マップ名に使用していました ; テクスチャ マップは正しいファイル名を使用するようになりました。
Autodesk® マテリアル
  • * Autodesk マテリアルがアンインストールされた状態で自動保存または保存をする場合、プログラム エラーが発生していました。この問題は解決され、エラーは発生せずにファイルが正しく保存されるようになりました。
  • * オペレーションシステムが小数点を定義するためにカンマを使用している場合、Autodesk マテリアル プリセットは正常にロードされませんでした ; これらのプリセットは同環境で正常にロードされるようになりました。
Biped
  • ** Biped BIP ファイルをロードする際、エクストラ ボーンのスケールは正しく行われませんでした。この問題は解決され、エクストラ ボーンのスケールが正しく行われるようになりました。
FileLink
  • FileLink から FBX ファイルを再ロードする場合、レイヤを損失する問題が起きていましたがこの問題は解決されました。
グラファイト モデリング ツール
  • 非表示オブジェクトを使用中、ビューポート キャンバス ツールにプログラム エラーが発生していましたがこの問題は解決されました。
ヘルプ
  • * ヘルプ メニューの 「樹木をダウンロード」 のリンクは正しいページをロードするようになりました。
ライト
  • * IES ライトを読み込み中、それらの方角が回転していました。この回転は解決され起きなくなりました。
マテリアル
  • ビットマップ プロキシ: ファイルを開く際、アルファ チャンネルが正常にロードされるようになりました。
mental ray®
  • サテライト レンダリング (DBR): 以前のホット フィックスによって生じていたサテライト レンダリング ライセンスの問題は解決されました。
  • * シーケンスにレンダリング中、mental ray プロキシを使用し、BSP2 有効にするため mental ray の設定を行うと、メモリが解除されませんでした。この問題は解決されました。
  • * 3ds Max 64 ビット版で、BSP2 有効にするため mental ray を設定中にレンダリングを行うと、リアルでないしみが現れていました ; この問題は解決されました。
ノーマル マッピング
  • 面角度の重み
    スキャンライン レンダリングは、各頂点を共有する面すべての面法線平均値の重みによって頂点の法線を計算します。この共有面の角度重みから計算するプロセスを「面角度 - 法線重み」と呼びます。3ds Max 2011 ホットフィックス 4 はこのアルゴリズムを DirectX マテリアルと MetaSL シェーダに使用しています。DirectX ビューポート内でレンダリングされたこれらの出力は、スキャンライン レンダリングで作成された出力により近く相当するようになりました。

    ビューポート内の頂点法線表示を変更するために、サードパーティー プラグイン開発者が各自のシェーダを作成することができます。イラストレートされたサンプル :
    maxsdk\samples\hardwareshaders\MetalBump9\RenderMesh.cpp

    変更に関する詳細は、3ds Max SDK ブログをご覧ください : http://area.autodesk.com/blogs/chris/3ds_max_normal_map_baking_and_face_angle_weighting_the_plot_thickens

  • 適切なノーマル マッピング
    適切なノーマル マッピング モードは INI ファイルの新しいオプションです。ビューポート内でどのようにノーマル マッピングが DirectX マテリアルと MetaSL シェーダに作動するかをカスタマイズ設定できます。このモードがオフ (既定値) の場合、ノーマル マッピングのメカニズムは Maya のノーマル マッピングと同様に配列します。これによって、3ds Max DirectX ビューポート内で Maya 開発アセットがより一定して表示されます (スキャンライン レンダリングは除く)。適切なノーマル マッピング モードをオンにすると、スキャンライン レンダリングでより良い配列がされるように、ベクトルを基本にした接線に直交化が適用されます。

    もし従来のシェーダで問題ない場合は、このモードをオフにしてください。

    適切なノーマル マッピング を有効にするには、次のラインを 3dsmax.ini に追加してください :

    [ViewportNormalMapping]
    ViewportNormalMappingType=Qualified

    適切なノーマル マッピング を無効にする :
    [ViewportNormalMapping]
    ViewportNormalMappingType=Legacy
最適化モディファイヤ
  • ** 3ds Max Design 2011 では、最適化モディファイヤ適用後にモディファイヤを適用すると、モディファイヤは正しく表示されず、3ds Max Design 2011 の機能が停止しました。 この問題は解決され、最適化モディファイヤ適用後モディファイヤは正常に操作するようになりました。
パフォーマンス
  • * 16 以上の CPU コアを使用中に起動するとプログラム エラーが発生していましたが、この問題は解決されました ; すべてのコアが使用可能です。
Quicksilver ハードウェア レンダラー
  • 新しい XSML ファイルをロードする際、ファイルに Quicksilver が適用されませんでした。この問題は解決し正常に更新されるようになりました。
  • XSML ファイルのロードは、ファイル パラメータ値が重視されるようになりました。
  • ** 100 以上のフレームをレンダリングする際に起きていた、メッシュの問題が解決されました。
  • ** 両面マテリアルのレンダリング後カリング モードが正しく復元されず、ジオメトリが反転され黒くレンダリングされる問題がありました。この問題は解決されました。
スレート マテリアル エディタ
  • 3ds Max サービス パック 1 を適用後、いくつかのテキスト フィールドにテキストを入力することが出来なくなりました。この問題は解決されました。
  • * スレート マテリアル エディタを最小化すると、キーボードがフォーカス選択してしまいその結果として、削除キーが正常に作動しませんでした ; この問題は解決されました。
ユーザ インタフェース
  • スナップの既定クアッド メニューは正しくありませんが、次に記述されたことをすることによって修正することができます :
    1. 3ds Max / 3ds Max Design を起動、「カスタマイズ」 > 「ユーザ インタフェースをカスタマイズ」
    2. 「クアッド メニュー」タブを選択して、「スナップ」を選択

    3. ユーザ メニューをカスタマイズ
    4. クアッド メニュー ディスプレイ (右側のダイアログ) に存在する各スナップ コマンド上で右のマウスボタンをクリックし「メニュー項目を削除」を選択しすべてを削除。すべての項目の削除が終了するまで続けてください。

    5. スナップ コマンドを削除
    6. カテゴリ ボックス内で「Snaps - Standard」を選択。
    7. アクション リストからクアッド メニュー ディスプレイに各項目をドラッグ / ドロップすることによって、正しい スナップ コマンドをクアッド メニュー ディスプレイに追加。追加 :
      • グリッド ポイント スナップ切替
      • 基点 スナップ切替
      • 頂点 スナップ切替
      • 中点 スナップ切替
      • エッジ/セグメント スナップ切替
      • 面 スナップ切替
      ヒント : -- メニュー終了 -- インジケータのひとつ上へ各項目を追加してください。

    8. アクション リストからスナップ コマンドが移動しました
    9. 「保存... 」をクリックMaxStartUI.mnu ファイルへ変更を保存。
ビューポート
  • ガンマ: トーン マッピングが使用可能になっている場合でも、ガンマはビューポート内で正常に表示するようになりました。
  • ** ガンマ: ガンマと露出制御を併用して、Direct X ディスプレイ ドライバを使用する際、ビューポートがバンドされる結果が生じていました。この問題は解決されました。
  • ** ガンマ: ワイヤフレーム モードで生じていた、数々のリフレッシュの問題が解決されました。
  • ** ガンマ: コンピュータをロック中にロック解除を行う際ガンマは使用出来ませんでした。この問題は解決されました。
  • ** ガンマ: ガンマがオンの際に、スナップ モードを有効にすると、ゴースト表示が起こりビューポートがリアルでありませんでした; この問題は解決されました。
  • ** ビューポートが最大化の際、アクティブ ビューポート ホット キー が使用できませんでした。 この問題は解決されました。
  • ** SteeringWheels® と ViewCube®: ビューポート ナビゲーション ツールのちらつきが起きていました。この問題が解決されました。

* は、以前のホット フィックス Autodesk 3ds Max 2011 / Autodesk 3ds Max Design 2011-2010.06.07 ホット フィックス からの解決を意味しています。
** は、以前のホット フィックス Autodesk 3ds Max 2011 / Autodesk 3ds Max Design 2011-2010.07.21 ホット フィックス からの解決を意味しています。

サポートされているオペーティング システム

32 ビット版または 64 ビット版の Autodesk 3ds Max 2011 / 3ds Max Design 2011 ホット フィックス 4 は、以下のサポートされているオペレーティング システムでお使いください:

動作環境についての詳細は、http://www.autodesk.co.jp/3dsmax または http://www.autodesk.co.jp/3dsmaxdesignをお読みください。

オートデスクは、サード パーティのハードウェア ベンダーまたはソフトウェア ベンダーが発行した、本ドキュメントで動作が確認されているとしたソフトウェアまたはハードウェア用(あるいは、ユーザがオートデスク製品と関連して使用する、その他のあらゆるサード パーティ製ソフトウェアまたはハードウェア用)のアップデート、エクステンション、または新リリースをインストールしたことによって発生した、オートデスク ソフトウェアの不具合について責任を負いません。

このホット フィックスのバージョン

Autodesk 3ds Max 2011 32 ビット 3dsMax2011_HF4_32-bit_JA.msp
Autodesk 3ds Max 2011 64 ビット 3dsMax2011_HF4_64-bit_JA.msp
Autodesk 3ds Max Design 2011 32 ビット 3dsMaxDesign2011_HF4_32-bit_JA.msp
Autodesk 3ds Max Design 2011 64 ビット 3dsMaxDesign2011_HF4_64-bit_JA.msp

インストール手順

  1. お使いのシステムに該当するファイルをダウンロードします。このホット フィックスのバージョンを参照してください。
  2. 製品に対応する MSP ファイルをダブルクリックして、インストーラを起動します。
  3. プロンプトが表示されたら、[次へ]をクリックします。
  4. [完了]をクリックして、インストールを終了します。

アンインストール手順

Windows XP

  1. [スタート] > [設定] > [コントロール パネル]を選択し、[プログラムの追加と削除]ダイアログを開きます。
  2. [プログラムの追加と削除]ダイアログの上部にある[更新プログラムの表示]にチェック マークを付けます。
  3. [Autodesk 3ds Max 2011 Hot Fix 4/ Autodesk 3ds Max Design 2011 Hot Fix 4]を選択します。
  4. [削除]をクリックします。

Windows Vista と Windows 7

  1. [スタート] > [コントロール パネル]を選択し、[プログラムと機能]ダイアログを開きます。
  2. [インストールされた更新プログラムを表示]をクリックします。
  3. [Autodesk 3ds Max 2011 Hot Fix 4/ Autodesk 3ds Max Design 2011 Hot Fix 4]を選択します。
  4. [アンインストール] をクリックします。

Autodesk, Autodesk Inventor, FBX, Revit and 3ds Max are registered trademarks or trademarks of Autodesk, Inc., and/or its subsidiaries and/or affiliates in the USA and/or other countries. mental ray and mental mill are registered trademarks of mental images GmbH licensed for use by Autodesk, Inc. All other brand names, product names, or trademarks belong to their respective holders.Autodesk reserves the right to alter product and services offerings, and specifications and pricing at any time without notice, and is not responsible for typographical or graphical errors that may appear in this document.© 2010 Autodesk, Inc. All rights reserved.