AutoCAD® Architecture 2013 Service Pack 1 をダウンロードしていただき、ありがとうございます
この Readme には、Service Pack のインストールおよび使用に関する最新の情報が記載されています。お使いの製品に Service Pack を適用する前に、Readme 全体を必ずお読みください。参照用として、このドキュメントをハード ディスクに保存するか、印刷してください。
目次
この Service Pack は、サポート対象となっている言語のオペレーティング システム上で実行される次の Autodesk® 製品に適用することができます。ご使用中のソフトウェアに対する正しい Service Pack をインストールしてください。
注: Autodesk Exchange を利用して Live Update メンテナンス パッチをインストールすることもできます。Autodesk Exchange では、ご使用の製品に対する正しい Service Pack が自動的に表示されます。
32 ビット製品 |
Service Pack |
AutoCAD Architecture 2013 | AutoCAD_Architecture_2013_SP1_32bit.exe |
64 ビット製品 |
Service Pack |
AutoCAD Architecture 2013 | AutoCAD_Architecture_2013_SP1_64bit.exe |
この Service Pack は、以下の各種 Design Suite 製品の一部としてインストールされている AutoCAD Architecture 2013 に適用することができます。
AutoCAD Architecture を使用中にこの Service Pack を適用する場合は、[セットアップ完了後、アプリケーションを自動的に終了し、再起動する]オプションは選択しないでください。その代わり、AutoCAD Architecture を手動で終了し、プロンプトに対して[無視]を選択してください。Service Pack をインストールした後、システムを再起動することをお勧めします。
[カスタマー エラー報告]ユーティリティによって寄せられた情報を詳細に分析した結果、多くのエラーが特定され、解決されました。更新されたコマンドおよび機能は、次のとおりです。
AEC 寸法
- ロックされた画層に AEC 寸法が記入されている 2004 形式 (またはそれ以前の形式) の図面を保存すると、クラッシュが発生する。
図面管理
- プロジェクト ナビゲータで構成を作成するか、特定のプロジェクトを現在のプロジェクトにして AutoCAD Architecture を開くと、断続的にクラッシュが発生する。
グリップ
- 構造部材のグリップを編集すると、クラッシュが発生することがある。
レイヤ キー
- ツール パレットと現在のレイヤ標準の間でレイヤ キーの優先が一致しない場合、致命的エラーが発生する。
開く
- 一部の図面を開こうとすると、頻繁にクラッシュが発生する。
断面
- 断面に含まれているオブジェクトを修正すると、クラッシュが発生することがある。
- 大きな図面の断面生成時、または CreateHLR 使用時にクラッシュが発生する。
集計表
- 複雑な式が含まれている集計表を Excel 2003 に書き出すと、クラッシュが発生する。
壁
- 一部の壁クリーンアップの状態に関連して、クラッシュが発生することがある。
Windows 8
- AutoCAD Architecture 終了時に、頻繁にクラッシュが発生する。
[カスタマー エラー報告]ユーティリティによって寄せられた情報を詳細に分析した結果、多くのエラーが特定され、解決されました。更新されたコマンドおよび機能は、次のとおりです。
3D ナビゲーション ツール
- 画面移動中に予期せず終了する。
- 3D 図面内を画面操作していると、クラッシュが発生することがある。
3D モデリング
- 境界引き伸ばし操作で面を選択すると、クラッシュが発生することがある。
- 大量の 3D オブジェクトを含む複数の 3D 図面を開くと、クラッシュが発生する。
Autodesk 360
- [オプション]ダイアログ ボックスから Autodesk 360 にログインすると、日本語版の AutoCAD がクラッシュする。
- Autodesk 360 にログインし、外部参照を含む図面を開くと、クラッシュが発生することがある。
CUI (ユーザ インタフェースをカスタマイズ)
- カスタム CUI ファイルの読み込み中にクラッシュが発生することがある。
- [カスタマイズ]ボタンの .NET Framework 4.5 がインストールされたコンピュータで[クイック プロパティ]パレットの[カスタマイズ]ボタンをクリックすると、処理されない例外が発生する。
DesignCenter
- DesignCenter を使用して作業していると、クラッシュが発生することがある。
DGN への対応
- 特定の DGN ファイルをアタッチまたは読み込むと、致命的エラーが発生する。
寸法記入
- 非自動調整の直列寸法または非自動調整の並列寸法の作成操作を UNDO コマンドで元に戻すと、クラッシュが発生する。
ハッチング
- HATCHEDIT[ハッチング編集]を使用中にズームすると、クラッシュが発生することがある。
情報センター
- 図面を何も開いていない状態で、タイトルバーの[常時接続]ボタンからいずれかのオプションをクリックすると、クラッシュが発生する。
計測ツール
- 長さをゼロに縮小したセグメントを少なくとも 1 つは含むポリラインの面積を計算すると、クラッシュが発生する。
印刷
- PDF に出力すると、クラッシュが発生することがある。
- PDF ドライバなしで PDF に出力すると、クラッシュが発生する。
点群
- 点群オブジェクトの作成に使用した PCG ファイルが存在しないと、クラッシュが発生する。
Express Tools
- MOCORO (Move/Copy/Rotate)コマンドを実行すると、クラッシュが発生することがある。
起動
- グラフィックス キャッシュ ファイルが破損していると、起動時にクラッシュが発生する。
- プログラム起動時に実行される LISP ルーチンをキャンセルすると、クラッシュが発生する。
一般
- 256 以上のオブジェクトをグループに追加した後で[元に戻す]または[やり直し]を実行すると、クラッシュが発生する。
- AutoCAD 2013 と共存インストールされている AutoCAD 2012 で図面ファイルを開く際、[ファイルを選択] ダイアログの表示形式を図面のサムネイルに変更すると、AutoCAD がクラッシュすることがある。
- サードパーティ アプリケーションで作成したスプラインを分解すると、クラッシュが発生することがある。
- .NET Framework 4.5 がインストールされたコンピュータで AutoCAD を終了すると、クラッシュが発生する。
次の問題点が解決されました。
AEC 寸法
- バージョン 2007 以前の形式で作成された一部の AEC 寸法が、それ以降のバージョンで正しく表示されないことがある。
注釈尺度
- メートル単位の図面に追加された一部のタグが非常に小さい。
Autodesk 360
- Autodesk 360 とのツール パレットの同期に長い時間がかかる(今回の Service Pack ではこの機能は無効化されました)。
- オンライン レンダリングが AutoCAD Architecture のオブジェクトに対応していない。
ドア
- カスタム輪郭を持つ一部の両開きドア スタイルが正しく表示されない。
立面ラベル
- 外部参照を図面にバインドすると、その立面ラベルがゼロにリセットされる。
IFC
- IFC Coordination View 2.0 および GSA 認証の要件を満たすため、複数の修正が加えられました。
マイグレーション
- マイグレーションを複数回実行すると、コンテンツ ブラウザのマイグレーションが失敗することがある。
プログレッシブ更新
- AutoCAD のシステム変数 setEnableProgressiveUpdate の値が yes の場合、一部のフォントで文字が正しく表示されない。
Roombook
- Windows 側で小数点記号としてカンマが使用されている場合、Roombook の集計表を Excel に書き出すと結果の位取りが 3 桁ずれる。
集計表
- Roombook で作成した集計表がゆっくり移動する。
- グループ化を最初に有効にすると、集計表の合計値に誤りが生じることがある。
- 複数の列をグループ化すると、集計表のフレーム幅に誤りが生じることがある。
断面
- AutoCAD Architecture 2013 で多くの線が陰線処理されず、新規または更新した断面が正しく表示されない。
同期
- ツール パレットのファイルの数が多すぎると、AutoCAD Architecture 設定のクラウドとの同期に非常に長い時間がかかることがある。
注: Service Pack 1 の適用後、AutoCAD Architecture のツール パレットをクラウドと同期することはできなくなります。
次の問題点が解決されました。
3D ナビゲーション ツール
- [3Dconnexion 設定]ダイアログ ボックスの[シーンを垂直に保持]オプションを変更できない。
3D モデリング
- 3D ソリッドの図心の計算に問題がある。
アクション レコーダ
- 以前のリリースで記録したアクション マクロが AutoCAD 2013 では正しく動作しない。
Autodesk 360
- [ONLINESYNCSETTINGS]ダイアログ ボックスについては、[F1]を押してもヘルプが表示されない。
- 図面ファイルの名前に言語固有の特殊文字が含まれる場合、その図面ファイルを Autodesk 360 に保存することができない。
- AutoCAD リボンから Autodesk 360 を起動した場合、ユーザが自動的にログインできない。
- [図面を共有]ダイアログ ボックスがメイン アプリケーション ウィンドウの背後に表示されることがある。
カスタマイズの同期
- カスタマイズの同期の進捗を示すアニメーションがいつまでも終了しない。
- カスタマイズの同期を実行しても、ツールパレット上でカスタマイズした新しいコマンドが同期されない。
DGN への対応
- DGN への書き出しで、シード ファイルのグローバル原点が使用されない。
- DGNIMPORTUNITCONVERSION システム変数が AutoCAD LT にない。
ディスプレイ ドライバ
- CPU 統合チップセットを利用している環境でハードウェア アクセラレーションを利用した場合、使用可能なビデオ メモリを正常に返さない。
- 64 ビット オペレーティング システムで COPYCLIP[コピー]および PASTECLIP[貼り付け]コマンドを使用すると、オブジェクトが元の色とは異なる色で表示されることがある。
寸法記入
- 既存の図面を AutoCAD 2013 で編集すると QLEADER[クイック引出線記入]設定が失われる。
- 図面ジオメトリに対して、移動、コピー、その他の修正を加えると、垂線オブジェクト スナップを使用して作成した寸法の位置がずれる。
外部参照
- AutoCAD 2013 での表示で外部参照図面(XREF)が解決されない。
ハッチング
- ハッチング作成時に右クリック メニューを開いても、[ハッチング プレビュー]オプションが表示されない。
フィールド
- UNITS コマンドで既定値の角度単位を変更していても、[フィールド]ダイアログ ボックスでオブジェクトを参照して挿入した角度プロパティのフィールド文字に反映されない。
マルチ引出線
- マルチ引出線を作図すると、内容ブロックの挿入点にドットが不正確に表示される。
- [引出線を文字まで延長]オプションを選択して、図面を AutoCAD 2013 で開くまたは編集すると、マルチ引出線内の文字位置が変わることがある。
修正
- ドラッグ中にオブジェクト スナップがオンの状態で小さな尺度が採用された場合、SCALE[尺度変更] コマンドがキャンセルされてしまう。
PDF 書き出し
- 印刷スタイルを指定して PDF ファイルに書き出すと、ワイプアウトが黒く表示される。
パフォーマンス
- サイズの大きなスクリプトを実行すると、パフォーマンスが低下する。
- 画層を連続して作成すると、パフォーマンスが低下する。
印刷
- コマンドウィンドウを非表示にした状態で、PLOTコマンドなどで印刷プレビューを使用すると、プレビュー終了後にコマンド ウィンドウが表示状態になっていまう。
プロパティ パレット
- オブジェクトを選択しても、繁体中国語版、チェコ語版、ロシア語、ハンガリー語版において[プロパティ]パレットのツールチップが表示されない。
リボン
- プロパティのプレビューを有効にしていると、[ブロック エディタ]リボンの[表示]ドロップダウン コントロールが正しく機能しない。
選択
- [Shift]キーを押しながら窓選択した時に、レイアウト上の選択セットから複数の図面ビューを削除することができない。
シート セット マネージャ
- シート セット マネージャを使用しているとネットワーク使用率が高くなり、SMB v2 (サーバ メッセージ ブロック)プロトコルが使用される。
Visual LISP
- コマンド ウィンドウをドッキングした状態では、(menucmd) 関数を実行してもドロップダウン メニューが表示されない。
[ファイルの情報]
- [クイック計算]パレットをアンカー指定してから AutoCAD を起動すると、エラーが発生する。
- -WBLOCK [ブロック書き出し]を使用して作成した図面の INSBASE 値が正しくない。
この Service Pack では、AutoCAD の AutoLISP および VBA アプリケーションの処理をコントロールするオプションが導入されました。新しいコントロールでは、次のセキュリティ対策が実施されています。
- AutoLISP および VBA アプリケーションが自動的にロードされるフォルダの場所をコントロールすることで、許可されていない悪意のある AutoLISP および VBA アプリケーションがロードおよび実行される可能性を最小限に抑えます(システム変数 AUTOLOADPATH)。
- 既定の AutoLISP および VBA アプリケーションの自動ロードを無効化することで、悪意のある AutoLISP および VBA アプリケーションの影響を抑制します(システム変数 AUTOLOAD)。
- 起動時に AutoLISP を完全に無効化することで、クリーンアップ処理を容易に実行できます(/nolisp 起動スイッチ)。
詳細については、このドキュメント(英語)を参照してください。
注 : acad.dvb の自動ロードの変更を有効にするには、AutoCAD 2013 VBA Enabler をアンインストールし、最新のAutoCAD 2013 VBA モジュールをダウンロードしてインストールします。これは、AutoCAD 2013 の Service Pack 1 で導入された変更内容に基づいて更新されたモジュールです。
新しい /nolisp 起動スイッチ
すべての LSP、FAS、VLX ファイルを含め、現在の AutoCAD セッションで AutoLISP の実行を無効にするには、このスイッチを指定して AutoCAD を起動します。このスイッチは、悪意のある AutoLISP コードが自動的にロードおよび実行されるのを防止する場合に役立ちます。
AutoLISP を無効にすると、次の影響が生じます。
- 任意の LISP ファイルをロードしようとするとエラーが発生します。
- コマンド ウィンドウに AutoLISP コードをコピーして貼り付けようとすると、エラーが発生します。メッセージは表示されません。
注: AutoLISP を無効にすると、Express Tools および一部の AutoCAD コマンド ツールが機能しなくなり、緊急時にしか使用できなくなります。
LISPENABLED (システム変数)
現在の AutoCAD セッションで AutoLISP が有効であるか示します。
(読み込み専用)
タイプ: 整数型
保存先: 保存されない
初期値: 1
0: AutoLISP が無効になります。
1: AutoLISP が有効になります。
AutoLISP を無効にすると、次の影響が生じます。
このシステム変数は、/nolisp 起動スイッチでコントロールされます。
- 任意の LISP ファイルをロードしようとするとエラーが発生します。
- コマンド ウィンドウに AutoLISP コードをコピーして貼り付けようとすると、エラーが発生します。メッセージは表示されません。
AUTOLOAD (システム変数)
AutoCAD で acad.lsp/fas/vlx ファイル、acaddoc.lsp/fas/vlx ファイル、acad.dvb ファイルを自動ロードするかどうかをコントロールします。
タイプ: 整数型
保存先: 名前付きのプロファイルまたはレジストリ
初期値: 1
値:
0: 次の 7 つのAutoLISP/VBA ファイルがどれも自動的にロードされなくなります。
1: システム変数 AUTOLOADPATH の値に応じて、上記の 7 つのファイルを自動ロードします。
- acad.lsp
- acad.fas
- acad.vlx
- acaddoc.lsp
- acaddoc.fas
- acaddoc.vlx
- acad.dvb
AUTOLOADPATH (システム変数)
AutoCAD で acad.lsp/fas/vlx ファイル、acaddoc.lsp/fas/vlx ファイル、acad.dvb ファイルをどのフォルダからロードするかをコントロールします。
タイプ: 文字列型
保存先: 名前付きのプロファイルまたはレジストリ
初期値: ""
有効な文字列を次に示します。
"<フォルダ パスまたはセミコロンで区切った複数のパス>": 指定したフォルダにある acad.lsp/fas/vlx ファイル、acaddoc.lsp/fas/vlx ファイル、acad.dvb ファイルのみを自動的にロードします。現在の図面フォルダを含め、その他の場所からはロードしません。悪意のあるアプリケーションがロードされる可能性を最小限に抑えるには、許可されているアプリケーションが含まれている一意のフォルダにシステム変数 AUTOLOADPATH を常に設定します。
"" (空の文字列)または "." (ピリオド): パスの制限を指定しません。AutoCAD スタートアップ フォルダ、図面フォルダ、AutoCAD の検索パスの順に、見つかった acad.lsp/fas/vlx ファイル、acaddoc.lsp/fas/vlx ファイル、acad.dvb ファイルを自動的にロードします。これは、AutoCAD 2012 の動作に重複が生じるため、お勧めできません。
acad2013.lsp および acad2013doc.lsp の自動ロードの動作に関する変更点
acad2013.lsp および acad2013doc.lsp ファイルは、次の既定のインストール フォルダからのみロードされるようになりました。
<インストール フォルダ>¥Support
<インストール フォルダ>¥Support¥<言語>
[オプション]ダイアログ ボックスの変更点
AUTOLOAD または LISPENABLED の値が 0 の場合、[オプション]ダイアログ ボックスの[システム]タブの[図面ごとに acad.lsp をロード]チェック ボックス(システム変数 ACADLSPASDOC)はオフになります。
セットアップおよび修復の推奨ワークフロー
悪意のある AutoLISP および VBA アプリケーションから最も確実に保護するには、AUTOLOADPATH を一意のフォルダの場所に設定し、AUTOLOAD を 1 に設定します。
悪意のあるアプリケーションが起動時に実行され、インストレーションが既に影響を受けている場合は、次の一般的な手順を実行します。
1. /nolisp 起動スイッチを使用して、AutoCAD ベースの製品を起動します。
2. 悪意のあるコードをすべて検索して削除します。
3. 影響を受けたファイルをすべて修復します。
4. AUTOLOADPATH を一意のフォルダの場所に設定し、AUTOLOAD を 1 に設定します。
上記の手順を実行した後は、プログラムのデスクトップ アイコンのショートカットのプロパティから /nolisp 起動スイッチを削除して、AutoCAD ベースのアプリケーションの通常の操作を再開することができます。
注: AutoCAD、AutoCAD Architecture、AutoCAD MEP、AutoCAD Mechanical のいずれかがインストール済みで Service Pack も適用済みの場合、残るその他の製品を共存インストールすることはできません。その他の製品をインストールする前に、この Service Pack をアンインストールする必要があります。
注: AutoCAD Architecture のパッチと共に Autodesk Sync (AdSync)のパッチが自動的にインストールされます。
この Service Pack をインストールする前に、次の点に留意してください。
カスタム ファイルのバックアップ
この Service Pack を適用する前に、カスタマイズした CUIX、MNR、MNL の各ファイルをバックアップしておくことをお勧めします。
管理者権限
インストール中に、元のインストレーション メディアまたはネットワーク上の管理イメージを指定するよう求められることがあります。この Service Pack を適用するには、製品のインストールおよびアンインストールを実行するための管理者権限が必要です。
ネットワーク配置
管理者は、配置ウィザードを使用してネットワーク上にこの Service Pack を配置することができます。
製品のバージョン情報
Service Pack のインストール後、[バージョン情報]ダイアログ ボックスに、更新された製品のバージョン情報が表示されます。
再起動
インストールした後は、プロンプトが表示されなくてもシステムを再起動することをお勧めします。
この Service Pack には、次の Microsoft Windows コマンド ライン スイッチが組み込まれています。
/e コマンド ライン スイッチの使い方については、後述の「インストール手順」で説明します。
この Service Pack を 1 台のコンピュータにインストールするには、次の手順を実行します。
ローカル ネットワークを使用して複数のコンピュータにこの Service Pack をインストールするには、次の手順に従います。
注: この Service Pack では、CAD マネージャコントロール ユーティリティを使用したローカル ネットワーク経由でのインストールはサポートされていません。
次の配布方法は、配置ウィザードで作成された管理イメージに対してのみ該当します。次に示す手順を完了すると、以降インストールした製品に、この Service Pack が含まれるようになります。
いずれの場合でも、管理イメージにこの Service Pack を「追加」してください。グループ ポリシー オブジェクトを使用して配置を配布する場合のみ、Service Pack を管理イメージの MSI ファイルに「合成」します。
ダウンロードしたパッチ(Service Pack)ファイルには MSP(Microsoft Patch)ファイルが含まれています。このファイルを解凍するには、/e (extract)スイッチを使用します。この構文の例については、下の手順 2 を参照してください。
<ローカル_ドライブ:>¥<パッチ名> /e <ローカル_ドライブ:>¥< パッチ名>.msp
注: 配置に AutoCAD Architecture の Service Pack が含まれていると、その配置では AutoCAD Architecture の製品 Service Pack のみがインストールされ、Autodesk Sync の更新ファイルはインストールされません。 Autodesk Sync SP1 をインストールするには、ダウンロードした Service Pack の EXE ファイルをもう一度実行してください。
Windows XP
Windows 7
問題を特定して弊社にご報告くださるすべてのお客様に感謝いたします。お客様からいただいたご報告により、製品を改善する機会が得られ、お客様に設計および製図全般の最良のソリューションを提供することが可能になります。弊社はお客様の継続的なご利用に感謝するとともに、このリリースに関するフィードバックも歓迎いたします。
ありがとうございます。
Autodesk AutoCAD Architecture 製品チーム
Copyright ©2012 Autodesk, Inc.