Autodesk^® AutoCAD^® Civil 3D^® 2014 Service Pack 1 をダウンロードいただきありがとうございます。

この Readme には、この更新プログラムのインストールおよび使用に関する最新の情報が記載されています。ご使用の製品にこの更新プログラムを適用する前に、この Readme 全体を必ずお読みください。Autodesk AutoCAD Civil 3D 2014 Service Pack 1 には、Autodesk AutoCAD 2014 Service Pack 1 および Autodesk AutoCAD Map 3D 2014 Service Pack 1 の修正項目が含まれています。この Service Pack には、AutoCAD Civil 3D 2014 の過去の修正プログラムおよび Service Pack がすべて含まれています(修正プログラム 1 を含む)。 Autodesk AutoCAD Civil 3D は Autodesk AutoCAD および Autodesk AutoCAD Map 3D をベースに開発されているため、次の場所にある AutoCAD および AutoCAD Map 3D の Readme ファイルもお読みになることをお勧めします。参照用に、それらのドキュメントをハード ドライブに保存するか、印刷してください。

Autodesk AutoCAD® 2014 Service Pack 1 Readme

AutoCAD® Map 3D® 2014 Service Pack 1 Readme

この Service Pack のインストール時に、[セットアップの完了後、アプリケーションを自動的に終了して、再起動する]と[無視]のいずれかのオプションを選択するように求められることがあります。Autodesk^® AutoCAD^® Civil 3D^® 2014 Service Pack 1 のインストールを続ける前に、Autodesk^® AutoCAD^® Civil 3D^® 2014 を終了する必要があります。また、Service Pack をインストールした後、システムを再起動することをお勧めします。

警告: この Service Pack をアンインストールする前に、「この Service Pack をアンインストールする」セクションを参照してください。

目次

• Service Pack のインストール対象製品
• この Service Pack によって解決される主な問題
• 一般的なインストールの情報
• インストール手順
  • この Service Pack をスタンドアロン インストレーションに適用する
  • この Service Pack をローカル ネットワーク経由で適用する
  • この Service Pack をネットワーク管理イメージに適用する
  • この Service Pack をアンインストールする

この Service Pack は、対応する言語のオペレーティング システム上で実行される次のオートデスク製品に適用することができます。ご使用のソフトウェアに対する正しい修正プログラムをインストールしてください。

コミュニケーション センターを利用して Live Update メンテナンス パッチをインストールすることもできます。コミュニケーション センターでは、使用中の製品に対する正しい修正プログラムまたは Service Pack が自動的に表示されます。

64 ビット製品	Service Pack
Autodesk AutoCAD Civil 3D 2014	C3D2014_x64_SP1.0.exe

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次の問題は Autodesk AutoCAD Civil 3D 2014 Service Pack 1 で解決されました。

コリドーの設計

• 長いパス名のフォルダに存在するサブアセンブリを読み込んでも、アプリケーションが異常終了することはなくなりました。
• [コリドー横断エディタ]のビューポートが複数のビューポートを表示するように環境設定されているときに、[コリドー横断パラメータ エディタ]で、パラメータの True を False に優先設定しても、アプリケーションが異常終了することはなくなりました。
• データ参照コリドー サーフェスおよびデータ参照線形から(データ ショートカット機能を使用して)作成されたサーフェス縦断は動的になりました。
• [コリドー横断エディタ]を開いて図面で作業しているときに他の図面を開いて(または作成して)閉じても、アプリケーションが異常終了することはなくなりました。
• ツール パレットが表示されていないときにサブアセンブリを読み込んでも、アプリケーションが異常終了することはなくなりました。ツール パレットにサブアセンブリを読み込むには、最初にツール パレットを開く必要があります。ツール パレットが開いていない場合、ツール パレットにサブアセンブリを読み込むオプションを選択することはできません。
• オフセット アセンブリ内に存在する LinktoMarkpoint サブアセンブリに他のサブアセンブリをアタッチしても、アプリケーションが異常終了することはなくなりました。
• 図面内に存在する 3D ポリラインが、[コリドー横断エディタ]に既定で表示されることはなくなりました。
• ツール パレットにサブ アセンブリを読み込み、その後同じサブアセンブリを再度読み込んでも、アプリケーションが異常終了することはなくなりました。
• ポリラインからサブアセンブリを作成するとき、[リンクを作成]設定は正常に動作するようになりました。
• 固定オフセット距離で作成されたコリドー計画線は、図面に正常に表示されるようになりました。

断面ビュー

• 土量テーブルが含まれた図面を保存して閉じ、再度開いても、土量テーブルの位置は保持されるようになりました。

一般/その他

• ドロップ ダウン リスト付きメニュー使用時の安定性が向上しました。
  [画層管理]が開いている状態で、[Ctrl]+[Tab]を使用して開いている図面を切り替えても、エラーメッセージが表示されてアプリケーションが異常終了することはなくなりました。
• データ参照を含む AutoCAD Civil 3D 2013 (またはそれ以前のバージョン)で作成された図面を開いても、アプリケーションが異常終了することはなくなりました。
  
• [ポイント エディタ]内でポイントを選択し、次に[スタイル]列をクリックしても、アプリケーションが異常終了することはなくなりました。
  
• 縦断ビュー帯スタイルの読み込みが、正常に動作するようになりました。
  
• 多数のポリラインから計画線を作成しても、アプリケーションが異常終了することはなくなりました。
  
• 計画線フィレット コマンドを使用した後に計画線をグリップ編集し、次に UNDO[元に戻す]コマンドを使用しても、アプリケーションが異常終了することはなくなりました。
  
• [最適フィットの線形を作成]コマンドを使用しても、アプリケーションが異常終了することはなくなりました。
• 外部参照がアタッチされた図面で EXPORTTOAUTOCAD[AutoCAD に書き出し]コマンドを使用しても、アプリケーションが異常終了することはなくなりました。
  
• APPLOAD[アプリケーションロード]コマンドを使用して AeccCustomDraw.dbx、AeccCustomEvent.dbx、AeccCustomUI.dbx をロードした場合、正常に動作するようになりました。
• 図面内の単位と[地理的位置]ダイアログ ボックス内の単位が違っていても、地理的位置は正しくなりました。
• ImportCAiCEKCM コマンドを使用するには、最初に Microsoft® Access データベース エンジン 2010 再頒布可能コンポーネントをインストールする必要があります。Microsoft Access データベース エンジン 2010 再頒布可能コンポーネントは、http://www.microsoft.com/ja-jp/download/details.aspx?id=13255 からダウンロードすることができます。
  
• AutoCAD® Map 3D 2010 をアンインストールした後にアプリケーションを起動しても、アプリケーションが異常終了することはなくなりました。

ラベル

• 丸めを伴う測点インデックス形式を使用した縦断測点ラベルで、値が正しく丸められるようになりました。

マップの統合

• アプリケーションを開いたときに、[ライブ マップ データ]タイルが正常にロードされるようになりました。
• MAPIMPORT[マップ読み込み]コマンドで、SHP と SDF ファイルが正常に読み込まれるようになりました。

Object Enabler

• Civil Object Enabler がインストールされた Autodesk® AutoCAD® または Autodesk® AutoCAD LT® で ETRANSMIT[e-トランスミット]コマンドを使用しても、プログラムが異常終了することはなくなりました。
  
• プログラムの現在のバージョンで作成され、その後プログラムの旧バージョンで保存された線形、縦断、および圧力管ネットワークを含む図面を、Civil 3D Object Enabler のインストール時に AutoCAD (または他の Object Enabler がインストールされたプログラム)で正常に開けるようになりました。

区画

• 区画マップ チェック レポートを実行しても、アプリケーションが異常終了することはなくなりました。
• 交差の区画セグメント点に[IP を削除]コマンドを使用しても、アプリケーションが異常終了することはなくなりました。
• [Ctrl]キーを押しながらグリップを移動することによって区画セグメントを編集しても、アプリケーションが異常終了することはなくなりました。

配管

• [ツールスペース]ウィンドウが表示されていないときにパイプや構造物を削除しても、アプリケーションが異常終了することはなくなりました。
• Microsoft Windows 8 オペレーティング システムで、パイプ ネットワークのロールオーバー ツールチップを表示した後にアプリケーションを終了しても、アプリケーションが異常終了することはなくなりました。
• データ ショートカットのソース ファイル内のパイプ ネットワーク パーツを変更した場合、参照されているパイプ ネットワーク内のパーツ スタイルが正常に更新されるようになりました。
• パイプ ネットワークにカスタム パーツを挿入した場合、正常に動作するようになりました。
  [バッチ読み込み]コマンドを使用してパイプ ネットワーク パーツを[コンテンツ カタログ エディタ]に読み込んだ場合、正常に動作するようになりました。
  
• パーツ ビルダのデータ構造テーブルの精度が向上しました。
  構造物スタイル ブロックの回転は、3D ソリッドに位置合わせされるようになりました。

圧力管ネットワーク

• 圧力管ネットワークの参照サーフェスにギャップがある場合に[サーフェスに従う]コマンドを使用しても、アプリケーションが異常終了することはなくなりました。

縦断

• [縦断レイアウト ツール]ツールバーを使用しても、アプリケーションが異常終了することはなくなりました。

縦断ビュー

• 圧力管ネットワーク パーツを縦断ビューに描いて削除した後、縦断ビューにそれらを再度描けるようになりました。

ポイント

• テーブルにポイントを追加し、UNDO[元に戻す]コマンドを使用した後にテーブルを選択しても、アプリケーションが応答しなくなることはなくなりました。
• [Land Desktop ポイントを変換]コマンドは、[元のポイント レイヤを保持]の設定を使用するようになりました。

点群

• [サーフェスにポイントを追加]コマンドの[窓]選択オプションが、正常に動作するようになりました。
• ESRI ASC ファイルから点群またはサーフェスを作成した場合、正常に動作するようになりました。
  
• RCS または RCP 点群を図面にアタッチし、その点群に AutoCAD Civil 3D のプロパティを追加した場合、正常に動作するようになりました。

プロジェクト マネージャ

• Vault プロジェクトを読み込んだときに、余分な .map ファイルが作成されることはなくなりました。

数量

• サーフェス定義にポイント ファイルを追加して削除し、再び追加しても、アプリケーションが異常終了することはなくなりました。

Subassembly Composer

• 断面ビューで、コリドー サブアセンブリの空領域が正常に表示されるようになりました。

サーフェス

• モデル空間でレンダリングした場合、カラー ブックから定義されたサーフェス解析色がインデックス カラーに変換されることはなくなりました。
• サーフェスの再作成後も、サーフェス解析データが保持されるようになりました。
• 定義された範囲外のサーフェス解析値が、図面に白く表示されることはなくなりました。
• 詳細レベル モードがアクティブのときに異なるレイアウトに切り替えても、アプリケーションが異常終了することはなくなりました。
• サーフェス データとして追加された DEM ファイルに座標系情報が含まれていない場合、サーフェスには、DEM ファイルを追加したときに割り当てた座標系が使用されるようになりました。
• ラスター イメージとして挿入された DEM ファイルは、正しく配置されるようになりました。
• [ウォーター ドロップ]コマンドで作成されたポリラインは、システム変数 PLINEGEN を使用するようになりました。
• [サーフェスの貼り付け]コマンドを実行しても、アプリケーションが異常終了することはなくなりました。

測量

• 多数の測量図形を分解した後、個々の図形を他の図面にコピーして貼り付けても、アプリケーションが異常終了することはなくなりました。
• 測量データベースの設定を外部ファイルに書き出すときに、[ログへの記録を有効化]設定([変更レポート]領域)も含まれるようになりました。
• 図面の座標系と測量データベースの座標系が異なっているときにフィールド ブック ファイルを読み込んでも、アプリケーションが異常終了することはなくなりました。
• 無効なデータ形式が含まれた LandXML ファイルを読み込んでも、アプリケーションが異常終了することはなくなりました。
• ファイルから測量データベース設定を読み込んだ後に新しい測量データベースを作成しても、アプリケーションが異常終了することはなくなりました。
• トラバースは、正しい回転角度で図面に挿入されるようになりました。
• 最初にネットワークを選択せずにフィールド ブックを読み込んでも、アプリケーションが異常終了することはなくなりました。
• 面 1 および面 2 相互観測フィールド フィールド ブックファイルを読み込んだ場合、座標値が正しく作成されるようになりました。

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この Service Pack をインストールする前に、次の点にご注意ください。

カスタム ファイルのバックアップ

この Service Pack を適用する前に、カスタマイズした CUIX、MNR、MNL の各ファイルをバックアップしておくことをお勧めします。

管理者権限

インストールまたはアンインストール中に、元のインストレーション メディアまたはネットワーク イメージを指定するよう求められることがあります。この Service Pack を適用するには、製品をインストールおよびアンインストールする権限が必要です。

ネットワーク配置

管理者は、[配置ウィザード]を使用してネットワーク上にこの Service Pack を配置することができます。

製品のバージョン情報

インストール後、[バージョン情報]ダイアログ ボックスに製品のバージョン情報が表示されます。

再起動

インストールした後は、プロンプトが表示されなくてもシステムを再起動することをお勧めします。

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• この Service Pack をスタンドアロン インストレーションに適用する
• この Service Pack をローカル ネットワーク経由で適用する
• この Service Pack をネットワーク管理イメージに適用する
• この Service Pack をアンインストールする

この Service Pack を 1 台のコンピュータにインストールするには、次の手順に従います。

1. Service Pack をダウンロードし、任意のフォルダに保存します。
2. 実行中の Autodesk アプリケーションをすべて閉じます。
3. 製品のメディア(たとえばAutodesk AutoCAD Civil 3D のインストール ディスク)を挿入するか、インストレーション ソース ファイルが使用可能であることを確認します。
4. Service Pack を保存したフォルダに移動し、実行(EXE)ファイルをダブルクリックします。

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情報センターを使用して、この Service Pack をローカル ネットワーク経由で適用することができます。ローカル ネットワーク経由で更新の設定を行う方法の詳細は、[CAD マネージャ コントロール ユーティリティ]ヘルプの「[情報センター]タブ」トピックに記載されています。

注: CAD マネージャ コントロール ユーティリティは、製品のインストレーション メディアからインストールできます。 [ツールとユーティリティ]を選択し、次に[Autodesk CAD Manager Tools]を選択します。

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Autodesk AutoCAD Civil 3D 2014 Service Pack 1 を配布する次の方法は、Autodesk AutoCAD Civil 3D 2014 ネットワーク インストール ウィザードで作成された管理イメージのみに適用されます。この手順を完了すると、それ以降に配置する Autodesk AutoCAD Civil 3D 2014 には自動的にこの更新が適用されます。ネットワーク管理イメージの更新については、Autodesk AutoCAD Civil 3D 2014 ネットワーク管理者用ガイド』 を参照してください。詳細については更新されます。

Autodesk AutoCAD Civil 3D 2014 Service Pack 1 を既存の Autodesk AutoCAD Civil 3D 2014 管理イメージに適用するには:

1. Autodesk AutoCAD Civil 3D 2014 の配置を最初に作成したワークステーション(管理イメージの場所を指定したフォルダ)で、Tools フォルダを開き、[配置を作成または修正]ショートカット アイコンをダブルクリックします。
2. [配置を修正 > 環境設定 <配置名>]ページの[修正オプション]領域で、[既存の環境設定をテンプレートとして使用し、新しい配置環境設定を作成]を選択します。
3. 配置の新しい名前を指定し、他の設定を確認および変更して[次へ]をクリックします。
4. [配置を作成 > ソフトウェア使用許諾契約]ページで使用許諾契約書を確認し、[次へ]をクリックします。
5. [配置を作成 > 製品情報]ページで、ライセンス情報を確認し、[次へ]をクリックします。
6. [配置を作成 > 環境設定 <配置名>]ページの製品リストで[Autodesk AutoCAD Civil 3D 2014]をクリックし、環境設定オプションを開きます。
7. [Service Pack]領域で、[Autodesk.co.jp にある Service Pack 1 を含める]を選択し、[ダウンロード]をクリックします。
8. [Service Pack をこの配置に追加する]オプションを選択します。
9. 他の設定を確認および変更し、[作成]をクリックします。これらの手順を完了すると、それ以降に配置する Autodesk AutoCAD Civil 3D 2014 には自動的に Service Pack が適用されます。

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正常にアンインストールするには、元のインストール ソース ファイルが必要です。インストール ソースが Service Pack 1 が結合されたネットワーク管理イメージである場合、この Service Pack をアンインストールすることはできません。

この Service Pack を単一のコンピュータからアンインストールするには、次の手順に従います。

1. 製品のメディア(たとえばAutodesk AutoCAD Civil 3D のインストール ディスク)を挿入するか、インストレーション ソース ファイルが使用可能であることを確認します。
2. Windows の[コントロール パネル] > [プログラムのアンインストール] > [インストールされた更新プログラムを表示]を選択します。
3. Autodesk AutoCAD Civil 3D 2014 の見出しの下で、[Autodesk AutoCAD Civil 3D 2014 SP1]を右クリックして[アンインストール]を選択します。

注: AutoCAD Map 3D 2014 と AutoCAD Civil 3D 2014 が同じコンピュータにインストールされている環境で Service Pack をアンインストールすると、起動時にアプリケーションのライセンス エラーが発生することがあります。この問題が発生した場合は、次の手順に従って問題を解決します。

この問題は、インストレーション ルート フォルダの adlmint.dll ファイルと adlm_libFNP.dll ファイルが同期していないために発生します。

これら 2 つのファイルを インストール DVD の "<DVD ドライブ>:¥x64¥C3D¥Program Files¥Root¥Retargetable Folder #2" フォルダからコピーし、インストレーション ルート フォルダ、たとえば C:¥Program Files¥Autodesk¥Autodesk AutoCAD Civil 3D 2014 に貼り付けます。

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