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Autodesk Vault 2014 Service Pack 1 用累積的な修正プログラム 2 (DL22258964)

高品質な製品を提供するための継続的な取り組みとして、オートデスクは累積的な修正プログラムをリリースしました。この累積的な修正プログラムでは、Autodesk Vault 2014 Service Pack 1 に関する複数の更新が提供されます。

この Readme ファイルでは、この修正プログラムのインストール方法、およびこの更新に関連する重要な情報について説明します。

目次


修正される問題
動作環境
関連する修正プログラム
インストールおよび使用に関するご注意
警告
影響を受けるファイル
更新の確認
インストール手順
著作権情報

修正される問題

累積的な修正プログラム 2 の更新

  1. 2 つの DWG が同じ部品番号を参照しており、一方の DWG をチェックアウトした場合、もう一方の DWG にアイテムの割り当てを実行すると、エラー 1455 が発生する問題が解決されました。
  2. サーバのバックグラウンド タスクが実行されないことがある問題が解決されました。
  3. 名前に一重引用符を含む Vault 内のフォルダにファイルをチェックインした場合、Inventor の[Vault]リボン メニューの[データ カード]を選択すると、「原因不明なサーバ エラーです」というエラー メッセージが表示される問題が解決されました。
  4. Windows 認証を使用して ADMS にログインし、[管理]オプションを選択すると、「オブジェクト参照がオブジェクトのインスタンスに設定されていません」というエラー メッセージが表示される問題が解決されました。

累積的な修正プログラム 1 の更新

  1. 変更管理の承認ダイアログでは、Windows 認証がサポートされるようになりました。
  2. リビジョンの順序を並べ替えると、「添付ファイル」機能と「アイテム部品表の編集」機能が動作しなくなる問題が解決されました。
  3. コンテンツ ソース プロパティ プロバイダに関する複数の問題が解決され、DWG のチェックインに関する問題、および IIS ワーカ プロセスがクラッシュする問題が発生しなくなりました。
  4. Web クライアントから自動的にログアウトした後、Web クライアントに正常にログインできるようになりました。
  5. 複製されたファイルに新しいプロパティを追加して、ファイルをチェックアウトしたり、プロパティを編集しようとすると、正常に処理されず、「要求したファイルはファイル保管場所にありませんでした」というエラー メッセージが表示される問題が解決されました。

動作環境


Client

  • Autodesk Vault Basic 2014 SP1
  • Autodesk Vault Workgroup 2014 SP1
  • Autodesk Vault Professional 2014 SP1
  • Server

  • Autodesk Data Management Server 2014 SP1 (Basic)
  • Autodesk Data Management Server 2014 SP1 (Workgroup)
  • Autodesk Data Management Server 2014 SP1 (Professional)

  • 関連する修正プログラム


    この修正プログラムには、Autodesk Vault 2014 Service Pack 1 用累積的な修正プログラム 1 (DL21995541)で提供された更新が含まれています。


    インストールおよび使用に関するご注意



    警告



    影響を受けるファイル


  • Connectivity.ProductStream.dll​​
  • Connectivity.InCAD.ViewModel.dll​
  • Connectivity.Platform.dll
  • Connectivity.Application.VaultManager.dll
  • DWGReader.dll
  • DwgLibrary.dll
  • Connectivity.WebClient.Framework.dll
  • Connectivity.Vault.dll
  • Connectivity.Indexers.AcadIndexer.dll
  • Connectivity.Explorer.ChangeOrderFW.dll
  • Connectivity.ContentSourcePropertyProviders.dll
  • Connectivity.ContentSourceProperties.dll

  • 更新の確認

  • 更新後の「DwgLibrary.dll」ファイルの日付は 2013 年 8 月 20 日になります。
  • 更新後のその他のファイルのバージョンは 18.1.8.20 になります。
  • インストール手順


    Client のインストール

    1. 修正プログラムをワークステーション上の一時フォルダにダウンロードします。
    2. DL22258964_Client.msp ファイルを一時フォルダに解凍します。
    3. DL22258964_Client.msp をダブルクリックして、修正プログラムをインストールします。
    4. 修正プログラムを適用可能な各ワークステーションにインストールします。

    Server のインストール

    警告: これらの指示に正しく従わなかった場合は、サイトを使用できなくなることがあります。

    注: 修正プログラムを適用する前に、バックアップが正常に完了しているか必ず確認してください。


    単一サイト

    修正プログラムのインストール

    1. コマンド プロンプトに「iisreset」と入力して、Autodesk Data Management Server (ADMS)で Web サービスをリセットします。
    2. サーバで DL22258964_Server.msp を実行して、修正プログラムをインストールします。
    3. ADMS Console を開き、マイグレーションされていないデータベースとライブラリをすべてマイグレーションしてから、次に進みます。
      1. 注: マイグレーションに関する問題が更新プログラムで対処されている場合は、マイグレーションされていないデータベースのアタッチ解除が必要になることがあります。
    4. ADMS Console アプリケーションを閉じます。

    データベースの更新

    1. コマンド プロンプトを開き、Connectivity.ADMSConsole.exe のインストール先に移動します。
    2. コマンド ライン モードで ADMS b2bmigrate 操作を実行します。
      1. 例: Connectivity.ADMSConsole.Exe -Ob2bmigrate -VUadministrator -VPadmin_password -DBUsql_user -DBPsql_password
      2. 注: -VP スイッチの「admin_password」を該当する管理者パスワードに置き換えます。
      3. 最後の 2 つのコマンド ライン パラメータは、「sa」パスワードが既定のパスワードでない場合にのみ必要です。
    3. b2bmigrate 操作が完了すると、マイグレーションが正常に完了したことを通知するダイアログ ボックスが表示されます。
    4. 必要に応じて、ADMS Console を開き、前回アタッチ解除したデータベースをアタッチします。


    マルチサイト(ファイル複製)

    修正プログラムのインストール - すべての Autodesk Data Management Server (ADMS)に適用されます。

    1. サーバのコマンド プロンプトに「iisreset」と入力して、Web サービスをリセットします。
    2. ADMS サーバで DL22258964_Server.msp を実行して、修正プログラムをインストールします。
    3. すべての ADMS サーバで、上記の手順を繰り返します。
    4. ADMS Console を 1 つ開き、マイグレーションされていないデータベースとライブラリをすべてマイグレーションしてから、次に進みます。
      1. 注: マイグレーションに関する問題が更新プログラムで対処されている場合は、マイグレーションされていないデータベースのアタッチ解除が必要になることがあります。
    5. ADMS Console アプリケーションを閉じます。

    データベースの更新 - 1 つの Autodesk Data Management Server (ADMS)から 1 回だけ適用します。

    1. 警告: すべての ADMS サーバに修正プログラムを正常に適用するまで、先に進まないでください
    2. コマンド プロンプトを開き、Connectivity.ADMSConsole.exe のインストール先に移動します。
    3. コマンド ライン モードで ADMS b2bmigrate 操作を実行します。
      1. 例: Connectivity.ADMSConsole.Exe -Ob2bmigrate -VUadministrator -VPadmin_password -DBUsql_user -DBPsql_password
      2. 注: -VP スイッチの「admin_password」を該当する管理者パスワードに置き換えます。
      3. 最後の 2 つのコマンド ライン パラメータは、「sa」パスワードが既定のパスワードでない場合にのみ必要です。
    4. b2bmigrate 操作が完了すると、マイグレーションが正常に完了したことを通知するダイアログ ボックスが表示されます。
    5. 必要に応じて、ADMS Console を開き、前回アタッチ解除したデータベースをアタッチします。


    接続ワークグループ(ファイル複製と SQL 複製)

    修正プログラムのインストール - すべてのワークグループ内のすべての Autodesk Data Management Server (ADMS)に適用されます。

    1. サーバのコマンド プロンプトに「iisreset」と入力して、Web サービスをリセットします。
    2. ADMS サーバで DL22258964_Server.msp を実行して、修正プログラムをインストールします。
    3. すべてのワークグループ内のすべての ADMS サーバで、上記の手順を繰り返します。
    4. パブリッシャー ワークグループで ADMS Console を 1 つ開き、マイグレーションされていないデータベースとライブラリをすべてマイグレーションしてから、次に進みます。
      1. 注: マイグレーションに関する問題が更新プログラムで対処されている場合は、マイグレーションされていないデータベースのアタッチ解除が必要になることがあります。
    5. ADMS Console アプリケーションを閉じます。

    データベースの更新 - パブリッシャー ワークグループのみの 1 つの Autodesk Data Management Server (ADMS)から 1 回だけ適用します。

    1. 警告: すべてのワークグループ内のすべての ADMS サーバに修正プログラムを正常に適用するまで、先に進まないでください
    2. すべてのワークグループがオンラインになっておりアクセスできることを確認してから、先に進みます。[複製ステータス - マージ情報]ダイアログ ボックスに、複製された Vault およびライブラリごとに
      「追加の変更を更新するまで、60 秒待機しています」という内容のメッセージが表示されるまで、先に進まないでください。
    3. コマンド プロンプトを開き、Connectivity.ADMSConsole.exe のインストール先に移動します。
    4. コマンド ライン モードで ADMS b2bmigrate 操作を実行します。
      1. 例: Connectivity.ADMSConsole.Exe -Ob2bmigrate -VUadministrator -VPadmin_password -DBUsql_user -DBPsql_password
      2. 注: -VP スイッチの「admin_password」を該当する管理者パスワードに置き換えます。
      3. 最後の 2 つのコマンド ライン パラメータは、「sa」パスワードが既定のパスワードでない場合にのみ必要です。
    5. b2bmigrate 操作が完了すると、マイグレーションが正常に完了したことを通知するダイアログ ボックスが表示されます。
      1. 注: サブスクライバ ワークグループでデータベースの更新を行う必要があるため、マイグレーションが正常に完了するまで、時間がかかる場合があります。
    6. 必要に応じて、ADMS Console を開き、前回アタッチ解除したデータベースをアタッチします。


    著作権情報

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