Update 3 for Autodesk Vault 2012
Autodesk Vault Basic 2012、Autodesk Vault Workgroup 2012、Autodesk Vault Collaboration 2012、Autodesk Vault Professional 2012 用
2013 年 6 月
リリースノート - Readme ファイル
Autodesk, Inc.
オートデスクは、高品質な製品を提供する継続的な取り組みとして、Autodesk Vault Basic 2012、Autodesk Vault Workgroup 2012、Autodesk Vault Collaboration 2012、Autodesk Vault Professional 2012 用 Update 3 for Autodesk Vault 2012 (Client)および Update 3 for Autodesk Vault 2012 (Server)をリリースしました。この Update では、上記の各リリースに関するさまざまな問題を解決したり問題に対処したりしています。この Readme ファイルでは、Update のインストール方法、対処された問題、および Update のダウンロード方法について説明します。
注: この Readme ドキュメントで「Vault 2012」と記載されている場合は、Autodesk Vault Basic 2012、Autodesk Vault Workgroup 2012、Autodesk Vault Collaboration 2012、Autodesk Vault Professional 2012 に該当します。
ダウンロード サイト
Update 3 for Autodesk Vault 2012 のファイルは、Autodesk Vault サービス & サポートからダウンロードしてください。
インストール
- Update 3 for Autodesk Vault 2012 インストーラは、累積的であり、Vault 2012 のすべての更新プログラムが含まれています。したがって、次の Vault 2012 のリリースすべてにインストールできます。
- Autodesk Vault 2012
- Autodesk Vault 2012 Update 1
- Autodesk Vault 2012 Update 2
- Update 3 for Autodesk Vault 2012 へのアップグレードは、すべてのクライアントとサーバで同時に行う必要があります。
- 今後リリースされる Vault 2012 修正プログラムを適用するには、この Update がインストールされていなければなりません。
- Windows Vista 以降のオペレーティング システムでの UAC(ユーザ アクセス制御)の設定内容によっては、Update をインストールするために UAC を無効化する必要がある場合があります。
- Windows 7 または Windows Server 2008 R2 の場合、この Update のインストールに時間がかかる場合があります。これを回避するには、次の Microsoft の修正プログラムをインストールします。
http://support.microsoft.com/kb/2663352/ja-jp
その他のオペレーティング システムについては、Windows Update でシステムを最新の状態に維持します。
警告: これらの指示に正しく従わなかった場合は、サイトを使用できなくなることがあります。この手順は、単一サイト、マルチサイト、および接続ワークグループの配置に適用されます。
注: この Update を適用する前に、バックアップが正常に完了しているか必ず確認してください。
Client のインストール - すべての Autodesk Vault Client 2012 に適用されます。
- Vault Explorer クライアント端末で Autodesk Vault 2012 Update 3 (Client).msp を実行して、Update をインストールします。
Server のインストール - すべての Autodesk Data Management Server (ADMS)に適用されます。
- ADMS Console を開きます。
- すべてのデータベースが最新バージョンに完全にマイグレーションされていることを確認します。
- マイグレーションされていないデータベースとライブラリをすべてマイグレーションしてから、次に進みます。
- マイグレーションに関する問題が Update で対処されている場合は、マイグレーションされていないデータベースのアタッチ解除が必要になることがあります。
- ADMS Console アプリケーションを閉じます。
- コマンド プロンプトに「iisreset」と入力して、Web サービスを再起動します。
- ADMS サーバで Autodesk Vault 2012 Update 3 (Server).msp を実行して、Update をインストールします。
- ADMS を開かないでください。データベースのマイグレーションは、下記の手順の最後に行います。
- すべての ADMS サーバで、上記の手順を繰り返します。
- ADMS を開かないでください。データベースのマイグレーションは、下記の手順の最後に行います。
データベースの更新 - 所定の Autodesk Data Management Server (ADMS)インスタンスの 1 つから、1 回だけ適用します。
警告: すべての ADMS サーバに Update 3 を正常に適用するまで、先に進まないでください。
- 適切なサーバおよび ADMS Console アプリケーションを使用します。
- 単一サイトの場合、使用している ADMS Console だけを使用します。
- マルチサイト(ファイル複製)の場合、いずれかの ADMS Console を使用します。
- 接続ワークグループ(ファイル複製と SQL 複製)の場合、公開者ワークグループの ADMS Console の 1 つを使用します。
- コマンド プロンプトに「iisreset」と入力して、Web サービスを再起動します。
- ADMS Console を開き、データベースのマイグレーションを実行します。
- 必要に応じて、アタッチ解除したデータベースをアタッチして、マイグレーションを実行します。
注: 接続ワークグループ環境の場合、SQL スナップショット エージェントで初期スナップショットが生成処理されない場合があります。この問題が発生した場合は、SQL スナップショット エージェントを再起動します。
対処された問題
解決された既知の問題
- Autodesk Reference Repair Utility に関する次の問題が解決されました。
- 「エラーが発生したため、一部のファイルを処理できませんでした」という内容のエラー メッセージが表示される。
- 「このユーティリティは、複数のエラーが発生したため動作が停止しました」というエラー メッセージが表示される。
- 英語版以外の Vault サーバでは、既定の管理者アカウントを使用しない場合、ログインに失敗する。
- ポート 80 以外で IIS が実行されている Vault サーバにログインしようとすると、ログインに失敗する。
- 子の関係が複数ある特定のアセンブリでは、不要な関係情報が返されることがある。この Update を適用すると、不要なデータが除外され、パージのパフォーマンスが向上します。
- Web クライアントのユーザ数が非常に多いシステムの場合、Vault Client ログイン時に応答がなくなり、「Vault がセキュリティ サブシステムで不正を検出しました。ライセンスのないクライアントのアクセスは現在禁止されています」というメッセージが表示されることがある。また、vlog には、「PermissionTamperingDetected [320]」というメッセージが複数記録されることがある。
- カスタム Office ファイル プロパティに Vault プロパティをマッピングしている場合、サブスクライバ ADMS インスタンスから Office ファイルにアクセスするときに、[プロパティを更新]ツールバー ボタンが非アクティブになることがある。
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