Update 1 for Autodesk Vault 2013 Service Pack 1
Autodesk Vault Basic 2013、Autodesk Vault Workgroup 2013、Autodesk Vault Collaboration 2013、Autodesk Vault Professional 2013 用
2013 年 6 月
リリースノート - Readme ファイル
Autodesk, Inc.
オートデスクは、高品質な製品を提供する継続的な取り組みとして、Autodesk Vault Basic 2013、Autodesk Vault Workgroup 2013、Autodesk Vault Collaboration 2013、Autodesk Vault Professional 2013 用 Update 1 for Autodesk Vault 2013 Service Pack 1 (Client)および Update 1 for Autodesk Vault 2013 Service Pack 1 (Server)をリリースしました。この Update では、上記の各リリースに関するさまざまな問題を解決したり問題に対処したりしています。この Readme ファイルでは、Update のインストール方法、対処された問題、および Update のダウンロード方法について説明します。
注: この Readme ドキュメントで「Vault 2013」と記載されている場合は、Autodesk Vault Basic 2013、Autodesk Vault Workgroup 2013、Autodesk Vault Collaboration 2013、Autodesk Vault Professional 2013 に該当します。
ダウンロード サイト
Update 1 for Autodesk Vault 2013 Service Pack 1 のファイルは、Autodesk Vault サービス & サポートからダウンロードしてください。
インストール
- Update 1 for Autodesk Vault 2013 Service Pack 1 インストーラは、累積的であり、Vault 2013 のすべての更新プログラムが含まれてします。したがって、次の Vault 2013 のリリースすべてにインストールできます。
- Autodesk Vault 2013
- Autodesk Vault 2013 SP1
- Update 1 for Autodesk Vault 2013 Serviice Pack 1 へのアップグレードは、すべてのクライアントとサーバで同時に行う必要があります。
- 今後リリースされる Vault 2013 修正プログラムを適用するには、この Service Pack がインストールされている必要があります。
- Windows Vista 以降のオペレーティング システムでの UAC(ユーザ アクセス制御)の設定内容によっては、Service Pack をインストールするために UAC を無効化する必要が生じる場合があります。
- Windows 7 または Windows Server 2008 R2 の場合、この Service Pack のインストールに時間がかかる場合があります。これを回避するには、次の Microsoft の修正プログラムをインストールします。
http://support.microsoft.com/kb/2663352/ja-jp
その他のオペレーティング システムについては、Windows Update でシステムを最新の状態に維持します。
警告: これらの指示に正しく従わなかった場合は、サイトを使用できなくなることがあります。この手順は、単一サイト、マルチサイト、および接続ワークグループの配置に適用されます。
注: この Service Pack を適用する前に、バックアップが正常に完了しているか必ず確認してください。
Client のインストール - すべての Autodesk Vault Client 2013 に適用されます。
- Vault Explorer クライアント端末で Autodesk Vault 2013 SP1 Update 1 (Client).msp を実行して、Service Pack をインストールします。
Server のインストール - すべての Autodesk Data Management Server (ADMS)に適用されます。
- ADMS Console を開きます。
- すべてのデータベースが最新バージョンに完全にマイグレーションされていることを確認します。
- マイグレーションされていないデータベースとライブラリをすべてマイグレーションしてから、次に進みます。
- マイグレーションに関する問題が Service Pack で対処されている場合は、マイグレーションされていないデータベースのアタッチ解除が必要になることがあります。
- ADMS Console アプリケーションを閉じます。
- コマンド プロンプトに「iisreset」と入力して、Web サービスを再起動します。
- ADMS サーバで Autodesk Vault 2013 SP1 Update 1 (Server).msp を実行して、Service Pack をインストールします。
- ADMS を開かないでください。データベースのマイグレーションは、下記の手順の最後に行います。
- すべての ADMS サーバで、上記の手順を繰り返します。
- ADMS を開かないでください。データベースのマイグレーションは、下記の手順の最後に行います。
データベースの更新 - 所定の Autodesk Data Management Server (ADMS)インスタンスの 1 つから、1 回だけ適用します。
警告: すべての ADMS サーバに Update 1 を正常に適用するまで、先に進まないでください。
- 適切なサーバおよび ADMS Console アプリケーションを使用します。
- 単一サイトの場合、使用している ADMS Console だけを使用します。
- マルチサイト(ファイル複製)の場合、いずれかの ADMS Console を使用します。
- 接続ワークグループ(ファイル複製と SQL 複製)の場合、公開者ワークグループの ADMS Console の 1 つを使用します。
- コマンド プロンプトに「iisreset」と入力して、Web サービスを再起動します。
- ADMS Console を開き、データベースのマイグレーションを実行します。
- 必要に応じて、アタッチ解除したデータベースをアタッチして、マイグレーションを実行します。
注: 接続ワークグループ環境の場合、SQL スナップショット エージェントで初期スナップショットが生成処理されない場合があります。この問題が発生した場合は、SQL スナップショット エージェントを再起動します。
対処された問題
解決された既知の問題
- Autodesk Reference Repair Utility に関する次の問題が解決されました。
- 「エラーが発生したため、一部のファイルを処理できませんでした」という内容のエラー メッセージが表示される。
- 「このユーティリティは、複数のエラーが発生したため動作が停止しました」というエラー メッセージが表示される。
- 英語版以外の Vault サーバでは、既定の管理者アカウントを使用しない場合、ログインに失敗する。
- ポート 80 以外で IIS が実行されている Vault サーバにログインしようとすると、ログインに失敗する。
- 子の関係が複数ある特定のアセンブリでは、不要な関係情報が返されることがある。この Update を適用すると、不要なデータが除外され、パージのパフォーマンスが向上します。
- 一部の[プロパティを更新]ワークフロー(特に API 呼び出し)を実行するとき、双方向マッピングで設定した AutoCAD プロパティが更新されない。
- 日本語版の製品では、印刷マネージャを使用して DWG を印刷する場合、Vault Explorer が応答しなくなる。
- アセンブリを Vault にチェックインすると、不正確な BOM の数量が抽出され、アイテムの数量が不正確になることがある。この Update は、Vault に新たに追加したデータに適用されます。既存のデータについては、チェックアウトして編集し、適切な BOM データにチェックインし直す必要があります。
- アセンブリのサイズが非常に大きい場合、Vault のダイアログを表示すると、メモリ不足が発生し、Inventor がクラッシュすることがある。
- 英語以外の言語の場合、区切り文字が既定の言語で適用されない。たとえば、BOM の値が 22.22 から 2222 に変換される。この Update は、Vault に新たに追加したデータに適用されます。既存のデータについては、チェックアウトして編集し、適切な BOM データにチェックインし直す必要があります。
- 子の関係が複数ある特定のアセンブリでは、不要な関係情報が返されることがある。この Update を適用すると、不要なデータが除外され、パージのパフォーマンスが向上します。
- Web クライアントのユーザ数が非常に多いシステムの場合、Vault Client ログイン時に応答がなくなり、「Vault がセキュリティ サブシステムで不正を検出しました。ライセンスのないクライアントのアクセスは現在禁止されています」というメッセージが表示されることがある。また、vlog には、「PermissionTamperingDetected [320]」というメッセージが複数記録されることがある。
- カスタム Office ファイル プロパティに Vault プロパティをマッピングしている場合、サブスクライバ ADMS インスタンスから Office ファイルにアクセスするときに、[プロパティを更新]ツールバー ボタンが非アクティブになることがある。
- 50 以上の Office ドキュメントを同時にチェックインすると、一部のファイルが Vault にチェックインされない。
- Vault Professional のみの修正: 複数のチェックイン操作を同時に行うと、Outlook の電子メールが Vault にチェックインされない。
- CER: ファイル名およびメンバ名が異なる場合、iPart または iAssembly のメンバ ファイルの生成時に Inventor が異常終了する。(この問題を解決するには、Autodesk Inventor 2013 Service Pack 2 をインストールする必要あります)。
- [アイテムを割り当て]または[アイテムを更新]ダイアログを使用する場合、アイテムをリリースする前に、他のファイルも更新する必要がある場合でも、アイテムの割り当てウィザードにトップ レベルの子しか表示されないことがある。
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