Autodesk Vault Basic 2014、Autodesk Vault Workgroup 2014、Autodesk Vault Professional 2014 用、Autodesk Vault 2014 Service Pack 1
2013 年 6 月

リリースノート - Readme ファイル
Autodesk, Inc.

オートデスクは、高品質な製品を提供する継続的な取り組みとして、Autodesk Vault Basic 2014、Autodesk Vault Workgroup 2014、Autodesk Vault Professional 2014 用 Autodesk Vault 2014 Service Pack 1 (Client)および Autodesk Vault 2014 Service Pack 1 (Server)をリリースしました。この Service Pack では、各リリースに関するさまざまな問題を解決したり問題に対処することができます。この Readme ファイルでは、Service Pack のダウンロード方法とインストール方法、および修正内容について説明します。

注: この Readme ドキュメントで「Vault 2014」と記載されている場合は、Autodesk Vault Basic 2014、Autodesk Vault Workgroup 2014、Autodesk Vault Professional 2014 に該当します。



ダウンロード サイト

          Autodesk Vault 2014 Service Pack 1 のファイルは、Autodesk Vault サービス & サポートからダウンロードしてください。

インストール

警告: これらの指示に正しく従わなかった場合は、サイトを使用できなくなることがあります。この手順は、単一サイト、マルチサイト、および接続ワークグループの配置に適用されます。

注: この Service Pack を適用する前に、バックアップが正常に完了しているか必ず確認してください。

Client Service Pack 1 のインストール - すべての Autodesk Vault Client 2014 に適用されます。

  1. Vault Explorer クライアント端末で Autodesk Vault 2014 Service Pack 1 (Client).msp を実行して、Service Pack をインストールします。

Server Service Pack 1 のインストール - すべての Autodesk Data Management Server (ADMS)に適用されます。

  1. 注: 英語版以外の Vault Basic サーバをインストールする場合は、最初に "Autodesk Vault 2014 Pre SP1 (Server).msi" を実行します。
  2. ADMS Console を開きます。
  3. すべてのデータベースが最新バージョンに完全にマイグレーションされていることを確認します。
  4. ADMS Console アプリケーションを閉じます。
  5. コマンド プロンプトに「iisreset」と入力して、Web サービスを再起動します。
  6. ADMS サーバで Autodesk Vault 2014 Service Pack 1 (Server).msp を実行して、Service Pack をインストールします。
  7. すべての ADMS サーバで、上記の手順を繰り返します。

データベースの更新 - 所定の Autodesk Data Management Server (ADMS)インスタンスの 1 つから、1 回だけ適用します。

警告: すべての ADMS に Service Pack 1 を正常に適用するまで、先に進まないでください。

  1. 適切なサーバおよび ADMS Console アプリケーションを使用します。
  2. コマンド プロンプトに「iisreset」と入力して、Web サービスを再起動します。
  3. ADMS Console を開き、データベースのマイグレーションを実行します。
  4. 必要に応じて、アタッチ解除したデータベースをアタッチして、マイグレーションを実行します。
注: 接続ワークグループ環境の場合、SQL スナップショット エージェントで初期スナップショットが生成処理されない場合があります。この問題が発生した場合は、SQL スナップショット エージェントを再起動します。 

対処された問題

ADMS - Server:
  1. 接続ワークグループ(完全データベース複製)環境でのサーバのパフォーマンス改善を実施。
  2. ADMS Console 内の[複製されたフォルダ]ダイアログで、フォルダのチェック ボックスが有効にならない問題を解決。
Client:
  1. 現在のワークグループに管理トークンがない場合、ユーザが Vault Client の[管理]ダイアログを終了すると、所有権に関するエラーが不適切に表示される。
  2. Vault から iLogicVB ファイルをダウンロードできない。
  3. [プロジェクト エクスプローラ]表示パネルを展開したり折りたたむと、空のノードが表示される問題を修正。
  4. Autodesk Design Review 2013 をインストールしていない場合、ファイルの表示エラーが発生する問題を修正。
  5. 親がある AutoCAD Electrical ファイルを名前変更した後に取得またはチェックアウトすると、ファイル参照の更新エラーが発生する。
  6. IE9 がインストールされた環境で、変更管理の概要を印刷できない。
  7. [アイテム マスタ]の[表示]タブの[検索]パネル、および[変更管理マスタ]の[ファイル]タブの[検索]パネルにある[検索]ボタンと[クリア]ボタンが重なって表示される。
  8. アイテムのユーザ定義プロパティにマッピングする場合、Inventor プロパティの[ドキュメント サブ タイプ名]が抽出される。
  9. アイテムをエクスポートおよびインポートするダイアログで、イメージが見つからない問題を解決。
  10. x64 コンピュータにインストールした Vault Explorer で発生する AutoCAD Electrical ファイルおよび DWF の表示に関する問題を修正。
  11. 一部の[プロパティを更新]ワークフロー(特に API 呼び出し)を実行するとき、双方向マッピングで設定した AutoCAD プロパティが更新されない。
  12. PDF ファイルを印刷する場合、[印刷マネージャ]で別のデバイスを選択できない。
  13. マッピングした AutoCAD プロパティが IExplorerUtil.UpdateFileProperties で更新されない。
  14. ファイル名は同じだが、コンテンツが異なり、別のフォルダに配置されているパーツを含むファイル セットに対して、Pack and Go を実行しているときに「開いているエントリがありません」という内容のエラー メッセージが表示される問題を修正。
  15. [アイテムを割り当て]または[アイテムを更新]ダイアログを使用する場合、アイテムをリリースする前に、他のファイルも更新する必要がある場合でも、アイテムの割り当てウィザードにトップ レベルの子しか表示されないことがある。
  16. AutoCAD Mechanical および Electrical の図面で更新ビューを実行すると、[ビジュアル化のパブリッシュ]のオプションが正常に機能しない。
  17. 64 ビット OS では、DWF 形式を印刷できない。
  18. .DOC ファイルにプロパティを再書き込みできない。
  19. 複数のチェックイン操作を同時に行うと、Outlook の電子メールが Vault にチェックインされない。
  20. ジョブ プロセッサを使用すると、ジョブごとに Inventor.exe が終了する問題を修正。Inventor.exe の最初のインスタンスは従来と同様に起動して終了しますが、別のインスタンスが即座に起動し、キューにあるファイルの処理がすべて完了するまで継続的に実行されます。
  21. CER: クロークされている直接の親を持つファイルを取得またはチェックアウトすると、エラー ダイアログが表示される。
AutoCAD:
  1. AutoCAD の[Vault から開く]ダイアログの[検索結果]ノードの動作を修正。
Inventor:
  1. 子ファイルがローカル ディスクに既にある場合、子ファイルが Vault からダウンロードされない。
  2. [すべて閉じる]コマンドをクリックしても、開いているすべてのファイルがチェックインされない。
  3. ライブラリ プロジェクトから取得した代替 LOD パーツの Vault のステータスが正しくない。
  4. Inventor のクイック アクセス ツールバーの[Vault から開く]アイコンの表示が安定しない。
  5. Vault Add-In をロード解除して、Inventor を再起動すると、新しいドキュメントのリボンに[Vault]タブが 2 つ表示される。
  6. 図面に対応するアセンブリが既に開いている場合、[Vault から開く]をクリックすると、図面の正しくないリビジョンが開く。
  7. Inventor の[Vault から開く]ダイアログに一覧表示されるショートカットに名前変更/削除機能を追加。
  8. Vault に保管されていない Inventor ファイルの場合、ファイルの不正フラグが表示されない。
  9. Windows 8 の場合、Inventor アイコンの透過性設定が Vault ブラウザに適切に表示されない。
  10. 正確な Vault のステータスを表示するには、手動で更新する必要がある。
  11. CER: パーツを省略または省略解除すると、Inventor が異常終了する。
Revit:
  1. ファイルの追加が完了する前にターゲットの Vault フォルダを削除しても、エラーが表示されない。
  2. [ファミリをロード]ダイアログの[背面]ボタンと[上]ボタンが正常に機能しない。
  3. 右側のペインでファイルを参照するとき、ファミリ タイプの .rfa アイコンが表示される。
  4. ファミリの検索フィルタをすばやくクリアすると、検索結果の表示が更新されない。
  5. Windows クラシック テーマを使用すると、[検索]ボタンの表示が崩れる。
  6. Revit のログイン エラー ダイアログに、正しくない Revit のバージョンが表示される。
  7. メイン ファイルを閉じた後、[Vault に保存]プロンプトで[はい]をクリックしても、メイン ファイルが Vault からチェックアウトされたままになる。 
  8. 読み取り専用ファイルを Vault に追加すると、エラーが発生する。
  9. 無効な Vault フォルダにファイルを追加すると、不適切なモーダルでないエラー メッセージが表示される。
  10. 特定のフォルダにあるファイルで[フォルダを追加]オプションを選択し、Revit でこのファイルを開いている間、[制約]ダイアログがモーダルでなくなる。
  11. UNC パスではなく、マッピングされたローカル ドライブ文字でマッピングを参照する場合、ネットワーク上の共有中央ファイルをアップロードすると、不要なプロンプトが表示される。
  12. リンクしたファイルが[ファミリをロード]ダイアログに表示されない。
  13. 既存のファミリ タイプの追加時に表示される[ファミリ タイプは既に存在します]ダイアログを廃止する修正を実施。
  14. [オプション]ダイアログの「ファイル拡張子」の部分に関する UI の修正を実施。
  15. キャンバス上での作業中、リンク ファイルを Vault から追加する際にホスト ファイル内のリンク ファイルのコンテンツを確認できる改善を実施。
  16. ファミリ ファイル名を基準に検索できる機能を導入。
その他:
  1. Autodesk Reference Repair Utility に関する次の問題が解決されました。
  2. Reference Repair Utility の設定オプションが無効になり、ユーティリティの実行後、ユーザがどの操作も実行できなくなる。
  3. Reference Repair Utility で、Null 値の UDP が空の値として XML に書き込まれるようにすることで、整合性の問題を修正。
  4. カスタム Office ファイル プロパティに Vault プロパティをマッピングしている場合、サブスクライバ ADMS インスタンスから Office ファイルにアクセスするときに、[プロパティを更新]ツールバー ボタンが非アクティブになることがある。
  5. MS Office および Outlook 2007 で、Autodesk Vault アイコンが無効になる。
  6. 多数のファイルを Vault にドラッグ アンド ドロップする際のパフォーマンスの改善を実施。
  7. 直前のチェックイン操作が進行中のときに、Outlook からチェックインを行うと警告が表示される。
著作権情報

Autodesk Vault Professional, Autodesk Vault Workgroup, Autodesk Vault Basic, Autodesk Data Management Server, Autodesk Inventor, AutoCAD, AutoCAD Mechanical, and AutoCAD Electrical are trademarks of Autodesk, Inc. in the United States and/or other countries. Windows XP, Windows Server 2003, Windows Server 2008, Windows 7, Microsoft Office 2003, Microsoft Office 2007, and Microsoft Office 2010 are either trademarks or registered trademarks of Microsoft Corporation in the United States and/or other countries. All other trademarks are the property of their respective owners.

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