AutoCAD® Civil 3D® 2010 Update 3 Readme

AutoCAD Civil 3D 2010 Update 3 は、今後ともお客様に高品質な製品をご使用いただくためのリリースです。

AutoCAD Civil 3D 2010 Update 3 には、AutoCAD 2010 Update 2 および AutoCAD Map 3D Update 2 の修正項目が含まれています。この更新プログラムをインストールする前に、AutoCAD Civil 3D 2010 Update 2 がインストールされている必要があります。

お使いの製品に更新プログラムを適用する前に、この Readme の内容をよくお読みください。また、この Readme は参照用としてハード ディスクに保存するか印刷しておいてください。

目次

この更新プログラムのインストールが必要な製品は

Subscription の特典

インストールに関する一般情報

Windows のコマンド ライン スイッチについて

この更新プログラムをスタンドアロン インストレーションに適用する

この更新プログラムをローカル ネットワークからパッチ リストを使って適用する

この更新プログラムを AutoCAD Civil 3D 2010 ネットワーク管理イメージに適用する

AutoCAD Civil 3D 2010 Update 3 の既知の問題

[カスタマー エラー報告]ユーティリティで報告された AutoCAD Civil 3D 2010 の問題

AutoCAD Civil 3D 2010 Update 3 で解決された問題

AutoCAD 2010 Update 2 で解決された問題

AutoCAD Map 3D 2010 Update 2 で解決された問題

この更新プログラムのインストールが必要な製品は?

この更新プログラム(C3D2010_SP3.exe)は、英語版または英語版以外のオペレーティング システムで実行される AutoCAD Civil 3D 2010 の全バージョン用です。

先頭に戻る

Subscription の特典

Subscription をご契約のお客様は、Subscription センターにログインすることなく、いくつかのサブスクリプション特典に直接アクセスできるようになりました。次の特典は、Subscription をご契約のお客様のみがご利用いただけます。

eLearning

情報センターで、[Subscription センター]ボタンをクリックします。[ベネフィット センター][e-Learning カタログを表示]をクリックするか、[Subscription センター]メニューの下部から e-Learning レッスンをクリックします。Subscription センターにサインインするよう求めるメッセージが表示されます。

検索

Subscription センターにログオンすることなく、Subscription 専用の e-Learning およびテクニカル サポートの一部にアクセスできます。これには、e-Learning レッスンが含まれます。

新しい Advantage Pack

新しい Advantage Pack が利用可能になると、バルーン通知とメニュー オプションが表示されます。Advantage Pack の確認とダウンロードを行うには、バルーン通知またはメニュー オプションをクリックします。ダウンロードを開始するには、Advantage Pack へのアクセス権を持っている必要があります。契約管理者とソフトウェア コーディネータは、Subscription センター Web ページの[契約管理] > [製品からのアクセスを設定]を使用することにより、Advantage Pack へのアクセスを制御できます。アクセス権の設定方法は、契約管理者とソフトウェア コーディネータに Advantage Pack のリリース前にご通知いたします。

先頭に戻る

インストールに関する一般情報

この更新プログラムをインストールする前に、次の点に留意してください。

·         AutoCAD Civil 2010 Subscription Advantage Pack AutoCAD Civil 3D への適用は、AutoCAD Civil 3D Update 3 の適用前に行わなければいけません。AutoCAD Civil 3D Update 3 の適用後に Subscription Advantage Pack を適用しても失敗します

·         更新プログラムをインストールする前に、すべてのカスタム CUIx (メニューのカスタマイズ)ファイルのバックアップを作成することをお勧めします。これらのファイルは、次のフォルダ内に保存されています。

Microsoft® Windows® XP の場合: Documents and Settings¥<ユーザ名>¥Application Data¥Autodesk¥C3D 2010¥jpn¥Support フォルダ

Microsoft Windows Vista の場合: <ユーザ名>¥AppData¥Roaming¥Autodesk¥C3D 2010¥jpn¥Support フォルダ

·         この更新プログラムのインストール中に、オリジナルのインストール メディアをセットするか、ネットワーク イメージのパスを入力する必要があります。この更新プログラムを適用するには、製品のインストール/アンインストールを実行するための管理者の権限が必要です

·         管理者は、[配置ウィザード]を使用してネットワーク上にある配置に、この更新プログラムを適用することができます。

·         インストール後、[バージョン情報]ダイアログ ボックスに Version 2 と表示されます。

·         英語版以外のオペレーティング システムでこの更新プログラムをインストールするとき、または英語以外のロケールに英語版の Autodesk Civil 3D がインストールされている場合は、次のエラー メッセージ(無視できます)が表示されることがあります。

Resource Manager Error: Cannot load resource only DLL: C:¥Program Files¥AutoCAD Civil 3D 2010¥AecResMgr50enu.dll

このエラー メッセージは、特定の英語版以外のオペレーティング システムで AutoCAD Civil 3D コンテンツ ブラウザを実行しているときにも表示されることがあります。このメッセージが表示された場合は、[OK]をクリックすると更新プログラムのインストールまたはコンテンツ ブラウザの使用を続行できます。

重要: この更新プログラムは、アンインストールすることができません。AutoCAD Civil 3D 2010 を更新プログラムのインストール前の状態に戻すには、AutoCAD Civil 3D 2010 をいったんアンインストールしてから再インストールする必要があります。

先頭に戻る

Windows のコマンド ライン スイッチについて

この更新プログラムには、次の Windows コマンド ライン スイッチが組み込まれています。

·         /e - 更新プログラム実行ファイルから MSP (Microsoft Patch)ファイルを抽出します。

·         /p - パッチ リストを更新プログラムの実行可能ファイルから抽出します。

·         /q - この更新プログラムの適用後に完了メッセージが表示されないようにします。この機能は、スクリプトまたはバッチ ファイルを使用して、複数のコンピュータに更新プログラムを適用する場合に便利です。

これらのコマンド ライン スイッチの使用方法については、このドキュメントに後述します。

先頭に戻る

この更新プログラムをスタンドアロン インストレーションに適用する

1.     C3D2010_SP3.exe をダウンロードして任意のフォルダに保存します。

2.     AutoCAD Civil 3D 2010 のメディア(DVD)をコンピュータのドライブに挿入します。

3.     更新プログラムを保存したフォルダに移動します。

4.     実行可能ファイルをダブルクリックして、インストールを開始します。

先頭に戻る

この更新プログラムをローカル ネットワークからパッチ リストを使って適用する

コミュニケーション センターを使用し、ローカル ネットワーク経由でこの更新プログラムをインストールする場合は、次の手順に従ってください。

ローカル パッチ リストを使用してコミュニケーション センターから更新プログラムを適用するには

1.     AutoCAD Civil 3D 2010 がインストールされているコンピュータに Autodesk CAD Manager Tools をインストールします。Autodesk CAD Manager Tools をインストールするには、AutoCAD Civil 3D 2010 の製品メディアを挿入し、[ツールとユーティリティのインストール]を選択します。[インストールする製品を選択]ページで[Autodesk CAD Manager Tools]を選択します。[次へ]をクリックします。使用許諾契約書を確認して同意し、[インストール]をクリックしてインストールを開始します。

: このコンピュータに更新プログラムをインストールしないでください。

2.     共有の場所に、パッチのダウンロード先フォルダを作成します(: ¥¥<サーバ名>¥<共有フォルダ名)

3.     [スタート] > [プログラム] > [Autodesk] > [CAD Manager Tools] > [CAD マネージャ コントロール ユーティリティ]の順にクリックします。

4.     ドロップダウン リストから[AutoCAD Civil 3D 2010]を選択し、[OK]をクリックします。

5.     [情報センター]タブの[コミュニケーション センター パネル]で、[Live Update を利用可能]を選択します。ドロップダウン リストから、[社内ネットワークの Live Update から入手]を選択します。

6.     [参照]を選択し、以前作成した共有の場所を指定します(: ¥¥<サーバ名>¥<共有フォルダ名)

7.     [パッチを管理]を選択します。このオプションを有効にすると、オートデスクのサーバに接続して、現在インストールしている AutoCAD Civil 3D 2010 で利用可能なパッチをすべてダウンロードできるようになります。

8.     [パッチを管理]の下に、AutoCAD Civil 3D 2010 Service Pack の一覧が表示されます。適用する更新プログラムを選択します。[アクション タイプ][パッチ フォルダに追加]を選択し、[パッチ フォルダを更新]を選択します。

9.     [詳細]領域にダウンロード中のパッチ名が表示され、ダウンロードが完了したらローカル パッチ フォルダが更新されたことを示すメッセージが表示されます。

10.  [閉じる]をクリックします。

AutoCAD Civil 3D 2010 で、コミュニケーション センターが環境設定されていることを確認してください。この環境設定を行った後は、Live Update メンテナンス パッチを利用できるようになります。

先頭に戻る

この更新プログラムを AutoCAD Civil 3D 2010 ネットワーク管理イメージに適用する

AutoCAD Civil 3D 2010 ネットワーク インストール ウィザードで作成した管理イメージは、AutoCAD Civil 3D 2010 Update 3 を含めるように更新することはできません。この更新プログラムを適用するには、「この更新プログラムをスタンドアロン インストレーションに適用する」というセクションにある手順に従ってください

先頭に戻る

AutoCAD Civil 3D 2010 Update 3 の既知の問題

この更新プログラムの既知の問題はありません。

先頭に戻る

[カスタマー エラー報告]ユーティリティで報告された AutoCAD Civil 3D 2010 の問題

[カスタマー エラー報告]ユーティリティによって寄せられた情報を詳細に分析した結果、次の領域において複数の問題が特定され、この更新プログラムで解決されました。

·         交点

·         メモリの問題

·         測量

先頭に戻る

AutoCAD Civil 3D 2010 Update 3 で解決された問題

この更新プログラムにより、10 項目以上の問題が解決されています。Readme のこのセクションでは、過去にデータの消失や AutoCAD Civil 3D の予期しないエラーの原因となっていた問題、または機能の変更に伴う問題を記載します(いずれも解決済みです)AutoCAD Civil 3D 2010 Update 1 および AutoCAD Civil 3D 2010 Update 2 は、AutoCAD Civil 3D サービス & サポート「ServicePack & パッチ」からダウンロードすることができます。

線形緩和曲線

·         ファイルを開くときに緩和曲線を伴う線形を含む図面によってジオメトリが変更されなくなりました。

一般

·         ファイルを開いた際に「Language Pack が見つかりません」と表示されるインスタンス エラーが解決しました

     交点

·         スタイルの変更を確認するために全作成図を必要とした問題が解決しました。

     パフォーマンスの問題

·         AutoCAD Civil 3D 2010 が特定のタスクの実行においてメモリ不足となる、という事象について対処しました。

先頭に戻る

AutoCAD 2010 Update 2 で解決された問題

AutoCAD Civil 3D 2010 Update 3 では、次の AutoCAD 2010 Update 2 の修正項目も含まれており、AutoCAD Civil 3D に共にインストールされます。

次の問題点も解決されました。

2D 図面

·         PLINETYPE システム変数が 0 に設定されている場合、STRETCH がポリラインの円弧セグメント上で予期したとおりに機能しない。

·         PLINETYPE システム変数が 0 に設定されていると、各セグメントの幅が異なるポリラインの終点が正しく表示されない。

·         スプラインに対して JOIN コマンドを使用すると、重複する制御点が挿入される。

·         複数のポリラインで JOIN コマンドを使用すると、AutoCAD が異常終了する場合がある。

·         セグメントごとの幅が異なる閉じたヘビー ウェイト ポリラインを描画すると、ポリラインが正しく閉じない。

3D モデリング

·         ソリッドを含む図面を開くと、一部のソリッドが一時的に表示され、その後消失することがある。

·         メッシュ面、エッジ、頂点のグリップがハイライト表示されているときに ViewCube を使用すると、AutoCAD が異常終了することがある。

3D ナビゲーション ツール

·         3DORBIT コマンドを使用すると、オービットを正常に実行できないことがある。単一のピボット点に対してのみオービットを実行できるが、複数のオブジェクトの中の特定のオブジェクトに対してオービットを実行することができない。

·         ViewCube をドラッグしてキャンバスの上部でカーソルを離すと、AutoCAD が不安定になることがある。

アクション レコーダ

·         AutoCAD 2009 で作成されたアクション レコーダ マクロが、AutoCAD 2010 で実行できない場合がある。

注釈尺度

·         図面内に外部参照がある場合、注釈尺度の変更に時間がかかることがある。

·         注釈スタイルのマルチ テキスト(mtext)が回転されているか、ハッチで囲まれている場合、境界ボックスが正しく表示されないことがある。


API

·         "NetExplode" API を使用してブロックを分解すると、ポリラインの[グローバル幅]プロパティが変更される。

ブロック

·         可視性パラメータが指定された属性の表示をダイナミック ブロックでオフにすると、拡張属性編集で属性プロンプトが正しく一覧表示されない。

·         AutoCAD 2009 図面からオブジェクトをコピーし、そのオブジェクトをブロックとして AutoCAD 2010 図面に貼り付けることができない。

·         直線状パラメータを設定したダイナミックブロックをブロック参照として配置すると、[プロパティ]パレットでパラメータの値を 0 に設定できない。

·         拘束パラメータをダイナミック ブロックから削除すると、AutoCAD が異常終了する場合がある。

·         一部のダイナミック ブロックは予期したとおりにストレッチできない。

スペル チェック

·         大文字の単語に対してスペル チェックを実行すると、AutoCAD が異常終了する場合がある。

CUI

·         ワークスペースの保存時に 共有カスタマイズ ファイル(CUIx)が読み取り専用になっていると、AutoCAD が異常終了する場合がある。

·         ツールバー フライアウトが予期せず終了することがある。

品質向上プログラム

·         同一のサブネット上に Windows 2008 Server がある Windows 7 ワークステーションでは、AutoCAD が起動できないことがある。

データ書き出し

·         ブロックのマルチ テキスト属性をテーブルに書き出すためにデータ書き出しを使用すると、文字の書式設定コードがテーブルに表示されてしまう。

·         拘束された属性の値が、選択した図面の順序に基づいて正しく書き出されないことがある。

DGN への対応

·         DGN ファイルが読み込まれるとき、一部の属性が失われてしまう。

·         DGN ファイルの拡張子を .dgn 以外のものに変更した場合、これらのファイルをアタッチできなくなる。

·         [すべての外部参照を無視]オプションを指定すると DGNIMPORT コマンドが機能しないことがある。

デジタル署名

·         図面を開いたとき、デジタル署名が有効である場合でも、[署名が無効です]ダイアログ ボックスが表示されてしまう。

寸法

·         異なる XY 平面にある 2 つの線分の間で角度寸法を作成することができない。

·         寸法マスクが適用された複数の寸法をストレッチすると、AutoCAD が不安定になることがある。

·         寸法値がキリル文字で記入されている図面に RECOVER コマンドを実行すると、AutoCAD で図面が壊れていると誤って報告されることがある。

DWF

·         AutoCAD で背景色が黒になっている場合、DWF アンダーレイが正しく表示されない。

DXF

·         一部の DXF ファイルを開くと、DXF エラーが表示されることがある。

ダイナミック寸法

·         ダイナミック入力をオンにして COPYBASE コマンドを使用すると、AutoCAD が異常終了することがある。

e-トランスミット

·         e-トランスミットを使用すると、AutoCAD が不安定になることがある。

Express Tools

·         プロパティ パレットで円弧配置文字の高さの値を編集すると、AutoCAD が不安定になることがある。

レイアウトを書き出し

·         スタイル名 STANDARD を名前変更したファイル上で EXPORTLAYOUT コマンドを使用すると、AutoCAD が異常終了することがある。

外部参照

·         ネストされた外部参照を含む複数の外部参照をバインドすることができない。

·         True Color のグラデーションを含む外部参照が 2D グラフィックス モードで正しく表示されない。

·         外部参照をアタッチすると、AutoCAD で論理色 -5 に関するエラー メッセージが表示されることがある。

·         外部参照をバインドすると、AutoCAD が不安定になることがある。

·         外部参照の右クリック メニューを使用すると、AutoCAD が不安定になることがある。

ファイルを開く

·         FTP サイトから図面ファイルを開こうとすると、AutoCAD が異常終了する場合がある。

·         Vista SP2 を適用した後や Windows 7 では、DFS 名前空間を使用しているフォルダをダブルクリックして開くことができない。

·         Autodesk Vault に保存した AutoCAD 図面で、2010 プロパティが正しく表示されないことがある。

·         旧リリースの AutoCAD から図面ファイルを開くと、開くまでに時間がかかることがある。

·         ワイルドカード検索で、アスタリスク記号 "*" を使用できない。

検索と置換

·         [検索と置換]を使用すると、マルチテキスト文字の段落番号が削除されてしまう。

フォント

·           古いバージョンの ".SHX" フォントを使用すると、AutoCAD が不安定になることがある。

一般的な UI

·         モデルまたはペーパー空間のボタンを繰り返しオンにしても、ステータス バーにこれらのボタンが表示されない場合がある。

·         複数のバルーンを表示してから閉じると、AutoCAD が不安定になることがある。

グラフィックス システム

·         アクティブなペーパー空間ビューポートの背景色が変更されると、カーソルが消失してしまう。

·         AutoCAD で図面を印刷した後、Microsoft Windows をロックしてからロック解除すると、AutoCAD が異常終了する場合がある。

ハッチング

·         ハッチング境界のグリップの編集中に現在の画層をオフにすると、AutoCAD が異常終了する場合がある。

·         UCSVP システム変数が 0 に設定されていると、ハッチングを行ったオブジェクトが UCS ではなく WCS と位置合わせされてしまう。

·         楕円の境界によってハッチングのグリップ編集を行うと、AutoCAD が異常終了することがある。

·         図面内のハッチング領域をダブルクリックすると、AutoCAD が不安定になることがある。

イメージ

·         一部の TIFF イメージをアタッチすると、AutoCAD が異常終了してしまう。

·         TIFF イメージが正しく表示されない場合がある。

·         ポリラインを含むイメージを回転させると、イメージからオフセットしたように見えることがある。

·         回転した MrSID (Multiresolution Seamless Image Database)形式のイメージがアタッチされている図面を印刷すると、AutoCAD セッションが停止することがある。

情報センター

·         Windows 7 でテーマをクラシックに設定すると、情報センターのバルーン通知が空白になる。

情報ツール

·         一部のポリラインで、AREA コマンドが失敗してしまう。

キーボード ショートカット

·         [一時的な優先]が有効になっていると、[Shift]キーを使用してキーボード入力した内容がコマンド ラインに表示されない場合がある。

画層

·         ロックされた画層上の外部参照で、予期したとおりにはフェードが表示されない。LAYLOCKFADECTL システム変数ではこれらの画層を変更できない。

·         特定の画層を削除すると、すべての画層が削除される可能性がある。

·         リボンの[画層]ドロップ ダウンに、現在の画層フィルタに基づいた画層が表示されない。

·         [画層プロパティ管理]を再度開いたときに、削除した画層フィルタが表示されてしまうことがある。

·         画層の説明列がフリーズしているときにレイアウトを切り替えると、AutoCAD が不安定になることがある。

·         現在の図面から画層をオンにすると、外部参照の「画層 0」上のオブジェクトが表示されない

ライセンス

·         お使いのシステムの時刻を 2 日分以上過去に戻すと、ライセンスが無効になってしまう。

·         インターネット アクセス用にプロキシ サーバを使用すると、ライセンス転送ユーティリティが失敗してしまう。

線種

·         一部の文字付きの線種が正しく表示されない。

LiveUpdate

·         AutoCAD 2009 AutoCAD 2010 の両方がインストールされている場合、LiveUpdate AutoCAD 2009 で動作しなくなってしまう。

計測ツール

·         MEASUREGEOM コマンドを使用すると、ツールチップとコマンド ラインの結果が異なって表示される(ツールチップ側の結果が不正)

·         モデル空間で DIST コマンドを使用すると、ツールチップとコマンド ラインでの結果が異なって表示される(ツールチップ側の結果が不正)

マイグレーション

·         特定のプロファイルを書き出すと、AutoCAD が異常終了することがある。

·         AutoCAD 2009 からマイグレートした特定のプロファイルを保存すると、AutoCAD 2010 が異常終了することがある。

マルチ引出線

·         マルチライン属性とともにブロックを含むマルチ引出線を鏡像化すると、鏡像化された属性が正しく位置合わせされない。

OLE

·         Microsoft Word 2007 OLE オブジェクトを更新すると、AutoCAD の動作が遅くなることがある。

·         他の開いている図面からオブジェクトをコピーすると、右クリック コンテキスト メニューの[同一位置に貼り付け]が無効になる。

·         Microsoft Word に図面ファイルを貼り付けると、AutoCAD が不安定になることがある。

フリーフォーム デザイン

·         3D オービットで、ギズモが表示されないことがある。

OSNAP

·         メッシュ オブジェクトで PRESSPULL を使用すると、64 ビット版 AutoCAD が不安定になることがある。

PDF

·         図面を PDF として印刷すると、画層の表示順序がアルファベット順にならない。

·         特殊文字を含む名前が付いた画層名を持つ図面を PDF として書き出した場合、この図面を開くことができない。

·         大きな PDF ファイルをアタッチしたり、アタッチしようとした操作をキャンセルすると、パフォーマンスが低下することがある。

·         大きなイメージを PDF に出力すると、AutoCAD が停止することがある。

プロパティ パレット

·         プロパティ パレットを使用すると、AutoCAD が不安定になることがある。

パブリッシュ

·         Windows XP Windows クラシック テーマに設定されている場合、アジア言語バージョンの AutoCAD 2010 PUBLISH コマンドを使用すると、AutoCAD がフリーズしてしまう。

名前削除

·         Windows Vista 上で、[名前削除]ダイアログ ボックス内で[Ctrl]キーまたは[Shift]キーを使って複数の項目を選択しようとすると、最初にハイライト表示された項目が選択解除されてしまう。

クイック アクセス ツールバー

·         Microsoft Office 製品からリンクされた図面を開くと、クイック アクセス ツールバーが表示されないことがある。

QUICKCALC[クイック計算]

·         QUICKCALC コマンドによって実行される計算は正しくない場合がある。

修復

·         AutoCAD 2000 形式の図面ファイル上で RECOVER[修復]コマンドを使用すると、図面内のポリラインとスプラインが削除されてしまう。

·         細かいハッチングを含む図面を開くと、31% で停止したように見える。

·         3DSOLIDS を含む一部の古い図面が表示されない。

参照編集

·         REFSET コマンドを使用すると、ブロックの 1 つのインスタンスのみを参照セットに追加できるが、その他のインスタンスは拒否され、エラー メッセージが表示される。

リボン

·         アタッチされている外部参照からの文字スタイルが、[リボン]文字スタイル コントロールに表示されてしまう。

·         AutoCAD クラシックとその他のワークスペース(たとえば、[2D 製図と注釈][3D モデリング])を切り替えると、パフォーマンスが低下してしまう。

·         あるビューポートに対して[ビューポートでフリーズ]が設定された画層が、ビューポートがアクティブでない場合でも[ビューポートでフリーズ]の状態を示してしまう。

·         ドキュメント ウィンドウが開かれていないときに[ファイル]メニューをクリックすると、AutoCAD がフリーズしてしまう。

·         部分 CUI ファイルをロード解除した後、リボン上にタブが残ったままになり、そのタブをクリックすると、AutoCAD が異常終了してしまう。

·         .NET Framework 4.0 がシステムにインストールされている場合に、リボンの[レンダリング]タブに切り替えると、AutoCAD が不安定になることがある。

·         大きな図面を開いているときに AutoCAD が応答しなくなると、旧バージョンのメニュー バーがリボン上に表示されることがある。

·         リボンのクリップ境界コントロールを使用すると、AutoCAD が不安定になることがある。

·         Windows 7 64 ビット オペレーティング システムでリボン パネルをドラッグすると、AutoCAD が不安定になることがある。

断面と 2 次元表現

·         API を通じてソリッドを切断すると、複数のメモリ リークが発生してしまう。

·         断面オブジェクトがオブジェクトと交差していないと、SECTIONPLANETOBLOCK が正しく機能しないことがある。

·         コマンド SECTIONPLANE を使用すると、AutoCAD が不安定になることがある。

·         SECTIONPLANE で、すべての切断されたジオメトリが表示されるとは限らないことがある。

スナップ

·         グリッドにスナップすると、グリッドからわずかなオフセットが生じる場合がある。

文字

·         DWG 2004 形式で保存すると、ビッグフォントが正しく変換されないことがある。

UCS

·         AutoCAD 2010 ドイツ語版で、座標を変更するためにリボンを使用できない。

Visual Basic

·         VBA がロードされていると、最小化した AutoCAD ウィンドウをタスクバーから元のサイズに復元できないことがある。

Visual LISP

·         GetVar 関数で CECOLOR システム変数の値を読み取ると、返される値が正しくない。

·         LISP で一部の日本語文字が CIF に正しく変換されない

外部参照

·         XATTACH コマンドを使用して複数の外部参照を選択することができない。

先頭に戻る

AutoCAD Map 3D 2010 Update 2 で解決された問題

AutoCAD Civil 3D 2010 Update 3 では、次の AutoCAD Map 3D 2010 Update 2 の修正項目も含まれており、AutoCAD Civil 3D に共にインストールされます。

次の問題点も解決されました。

一般

·         ベクトル画層を作成したときに、メモリ リークが発生しなくなりました。

·         新規図面を保存せずに AutoCAD Map 3D を終了すると、キャッシュ ファイルが MapCache フォルダに残る。

64 ビット

·         64 ビット版のオペレーティング システムにおける ADE IRD モジュールに関する問題は解決されました。プログラムを長時間実行しているか、ユーザが高いアドレス値をもたらす容量の大きいデータ セットをロードした場合に、プログラムが異常終了する問題はなくなりました。

·         リンク テンプレートを含む図面を保存すると、AutoCAD Map 3D が異常終了する場合がある。

ADE クエリー

·         [データ条件]ダイアログ ボックスの <F1> のヘルプ ボタンは、現在予想通り動作するようになりました。

·         自動保存を行った後、クエリーされた ADE オブジェクトを含む図面を閉じると、AutoCAD Map 3D が異常終了する。

一括コピー

·         SHP データ セットから Oracle に一括コピーを行うと、数値フィールドのコピーに失敗する場合がある。

GIS 上の CAD

·         オーバーレイのスケーラビリティに関する次の問題は、解決されました。

·         以前は、オーバーレイを使用すると、プログラムが異常終了しました。

·         Harris データ セットで、zipcodep 画層と parcels 画層を用いて交差オーバーレイを使用したときに、マップが失われることがなくなりました。

·         完全な Harris County データベースでオーバーレイを使用しているときに、プログラムが異常終了する問題がなくなりました。

·         FLOOD.shp を使用して PARCELS.shp のオーバーレイを行った場合、フィーチャ データが失われることがなくなりました。

·         密集したデータを含むファイルのオーバーレイで、プログラムが異常終了することはなくなりました。

·         Walton County .SHP ファイルで交差オーバーレイを行った場合に、予想通りに動作するようになりました。

·         交差オーバーレイ分析を行った場合、予想通りに動作するようになりました。分析を完了するための十分なメモリがないというメッセージは、現在表示されません。

·         X マーカーは、WCS 以外で正しい値を示すようになりました。

·         ソースに結合されたフィーチャは、別のフィーチャクラスからは削除されなくなりました。

·         結合された画層の一部でないプライマリ テーブルの属性を編集した場合、予想通りに動作するようになりました。

·         [分割と結合]グループの[規則を無視]設定は、予想通りに動作するようになりました。

·         [オーバーレイ解析を実行]ダイアログ ボックスを開いたときの問題は、解決されました。以前は、画層とフィーチャ クラスの設定が表示されず、プログラムが異常終了しました。

·         マルチポリゴンの画層にある頂点をクリックしたときに、プログラムが異常終了しなくなりました。

·         多数のフィーチャをチェック アウトすると、AutoCAD Map 3D が異常終了する。

·         PEDIT[ポリライン編集]コマンドを使用して、ラインストリングをマルチラインストリングに結合しようとすると、処理が失敗する。

分類

·         [オブジェクト分類を定義]ダイアログ ボックスの一部のメニュー項目が黒で塗り潰されて表示される。

COGO

·         MAPCGSETUP コマンドを使用したときに、[テキスト ログを作成]チェックボックスがデフォルトの状態として選択されるようになりました。

·         表示される一時的なポイント記号と、結果の一時的なポイント記号の数が等しくなるようになりました。

·         円弧に対して MAPCGLIST コマンドが機能しない。

表示マネージャ

·         印刷の設定時に REGEN コマンドを使用したときに、プログラムが異常終了しなくなりました。

·         Topobase(日本未発売)で作成した .layer ファイルをロードして図面を閉じると、AutoCAD Map 3D が異常終了する。

·         トポロジ要素の削除を元に戻した後、REGEN[再作図]コマンドを実行すると、AutoCAD Map 3D が異常終了する。

·            マップを新規作成して図面を閉じた後、別の図面を作成して閉じようとすると、AutoCAD Map 3D が異常終了する。

·            外部参照データに基づいた図面画層が FDO 画層の線の太さを使用して正しく描画されない。

·            AutoCAD Map 3D 2010 Update 1 の適用後、フィーチャ ラベルのパフォーマンスが著しく低下する。

·            標高データを含む FDO ラスター画層に尺度範囲が適用されない。

DWF パブリッシュ

·               DWF へのパブリッシュを行うと、個別の点フィーチャがグループに結合される。

FDO 表示マネージャ

·         高度な配置は、すべてのマップ ラベルを表示するようになりました。

·         Electric_NA 150 のすべての画層をオフにしたときのパフォーマンスの問題が解決されました。以前は、すべての画層を選択してそれらをオフにすると、プログラムの実行が遅くなる問題が発生しました。

·         結合した画層の画層ファイルをロードしたときに、プログラムが異常終了する問題は発生しなくなりました。

FDO Oracle

·         RDBMS データ ストアを空のフィーチャ クラスから接続解除して、[最大化/元に戻す(縮小)]をクリックしても、プログラムは異常終了しません。

·         ダンプ ファイルのロードと、スキーマに接続する際の問題が解決されました。以前は、一部のスキーマ フィーチャが正しく表示されず、データ セットが使用できませんでした。

·         Z 値が Null のフィーチャを編集できない。

·         Oracle 11.1.0.7 でバージョンの削除操作に失敗する。

·         1 つのセグメントのみで構成される FDO 曲線ストリングは、間違った SDO_ETYPE 定義を持った SDO ジオメトリに変換される。

·         テーブル名の長さが 30 文字になっている場合、SQL 要求が正しく作成されない。

FDO ラスター

·         新しいイメージをグリッド画層に変換したときに、プログラムが異常終了する問題が発生しなくなりました。

·         画層の座標系とマップの座標系が異なる場合、レイアウト ビューの正しい位置に FDO ラスターが描画されない。

·         画層の座標系とマップの座標系が異なる場合、正しい位置に FDO ラスターが印刷されない。

·         モノクロのラスター イメージを追加すると、AutoCAD Map 3D が異常終了する。

·         タイル イメージ間にギャップが表示される場合がある。

·         英語版以外のオペレーティング システム上で AutoCAD Map 3D を実行すると、主題設定した DEM が正しく表示されない。

·         ファイル名が非常に長いラスター イメージに接続した後、[データ接続]ダイアログ ボックスで[接続]をクリックすると、AutoCAD Map 3D が異常終了する。

FDO SDF

·         既存の SDF ファイルで、SDF 空間インデックスを再作成したときに、予想通りに動作するようになりました。

FDO SHP

·         削除した行は、データ ソースに表示されなくなりました。

·         ヘブライ文字、ギリシャ文字、またはキリル文字を含む属性がデータ テーブルに正しく表示されない。

·         特定の条件下でフィーチャのジオメトリを更新すると、SHP ファイルが破損する場合がある。

·         無効な SHX インデックス ファイルを含む SHP データ セットに接続すると、AutoCAD Map 3D が異常終了する。

FDO SQL Server 2008

·         Bikeway のデータ ソースに接続したときに、プログラムが異常終了する問題が発生しなくなりました。

·         複数のテーブルに基づいたビューのクラスの識別プロパティを設定することができない。

FDO WFS

·         WFS サーバへの接続は、予想通りに動作するようになりました。FDO WFS プロバイダは、サーバからすべてのフィーチャ クラスを取得するようになりました。

·         MapGuide Enterprise 2008/2009 でパブリッシュされた WFS 画層を AutoCAD Map 3D で使用することができない。

FDO WMS

·         WMS サービスに接続する際、WMS スキーマの読み込み中に未処理例外が発生して接続に失敗する。

GIS 結合

·         以前は、[コンテキスト メニュー]を開始する前に[プレビュー]を選択し、複数のオブジェクトで画層間の結合を作成したときに、プログラムが異常終了しました。

·         結合データを含む画層で多数のフィーチャを選択すると、メモリが大量に使用され、AutoCAD Map 3D が異常終了する場合がある。

グローバリゼーション

·         起動中にモジュール AcMapRightClickMenu.arx AutoCAD Map 3D が異常終了する場合がある。

イメージ

·         システムで Windows /3GB 起動スイッチを設定した場合、MAPIMANAGE コマンドを使用すると、AutoCAD Map 3D が異常終了する。

読み込み/書き出し

·         ポイント タイプのオブジェクト データの書き出しに関する問題が解決されました。以前は、ポイント タイプのデータ列に含まれるデータがありませんでした。

·         DGN ファイルに接続したときに、プログラムは ms_link および entity_num に正しい値を読み込むようになりました。

·         DGN ファイルをインポートした後、すべての文字は正しく表示されます。

·         MAPEXPORTCURRENTMAPTODWG コマンドを実行した後、メモリが再利用されなくなる。

·         CLI から _MAPEXPORT コマンドを実行すると、オブジェクト データが書き出されない。

·         CLI から _MAPEXPORT コマンドを実行すると、EPF ファイルが処理されない。

·         MAPIMPORTFDO および MAPEXPORTFDO コマンドを使用する場合、既存の ArcSDE 接続が一覧表示されない。

·         DGN に書き出す場合、同じ DGN レベルに複数の画層を正常にマッピングできない。

インストール/アンインストール

·         英語版以外の AutoCAD Map 3D AutoCAD Map 3D 2010 Update 1 をインストールすると、エラー メッセージが表示される。

MapGuide との相互運用

·         外部のシンボル ライブラリを使用してスタイル設定した FDO 画層がマップに含まれている場合、[MapGuide へパブリッシュ]を使用すると、AutoCAD Map 3D が異常終了することがある。

.NET API

·         MgLayer.ForceRfresh() の呼び出し時に、MgLayer.Selectable が正しく選択できるようになりました。

·         AcMPolygonMGD .NET API を使用して、MPolygon オブジェクトを作成できない。

印刷/パブリッシュ

スキーマ エディタ

·         SDF ファイルの作成時にスキーマをインポートすると、正しい属性値が表示されるようになりました。

·         データベースに接続する場合、新しいプロパティを追加した後、スキーマ エディタに不完全なスキーマが表示される。

測量

·         バルク コピーされた測量データをマップに予想通り追加できるようになりました。データ ストアの構造は、[測量]タブに表示されます。

トポロジ

·         MAPTHEMTOPO コマンドを CLI から実行する場合、[属性]オプションが正常に機能しない。

変換/ラバーシート

 

·         ADERSHEET コマンドでマルチ引出線図形およびマルチライン図形が正しく処理されない。

 

UI

·         アクティブでない図面を閉じると、AutoCAD Map 3D が異常終了する場合がある。

·         フィーチャ クラスを選択していないときに、[フィーチャ クラス]コンテキスト リボン タブのボタンをクリックすると、AutoCAD Map 3D が異常終了する。

 

ワークフロー

·         ActivityDesignerVerb API を使用して追加したカスタム コンテキスト メニューが空の文字列として表示される。

·         FileUIEditorParametersAttribute API を使用して、[ファイルを開く]/[ファイルの保存]ダイアログ ボックスに設定したカスタム タイトルが空の文字列として表示される。

先頭に戻る

 


Copyright © 2010 Autodesk, Inc.