AutoCAD Civil 3D 2011 Update 1 Readme
AutoCAD
® Civil 3D
® 2011 Update 1 Readme
AutoCAD Civil 3D 2011 Update 1 は、今後ともお客様に高品質な製品をご使用いただくための更新プログラムです。
AutoCAD Civil 3D 2011 Update 1 には、AutoCAD 2011 Update 1.1 および AutoCAD Map 3D 2011 Update 1 の修正項目が含まれています。
お使いの製品に更新プログラムを適用する前に、この Readme の内容をよくお読みください。また、この Readme は参照用としてハード ディスクに保存するか印刷してご利用ください。
目次
この更新プログラム(C3D2011UPDATE1.exe)は、英語版または英語版以外のオペレーティング システムで実行される AutoCAD Civil 3D 2011 の全バージョン用です。この更新プログラムは、過去の修正パッチが適用されている AutoCAD Civil 3D 2011 に適用されます。この更新プログラムには、AutoCAD Civil 3D 2011 の過去の修正パッチがすべて含まれています。
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AutoCAD Civil 3D を実行中にこの更新プログラムを適用すると、アプリケーションの終了を促すウィンドウが表示されます。この場合、[セットアップ完了後、アプリケーションを自動的に終了して、再起動する]オプションは選択しないでください。予期しないエラーが発生する可能性があります。代わりに、手動で AutoCAD Civil 3D を終了し、プロンプトに対して[無視]をクリックしてください。また、更新プログラムをインストールした後、システムを再起動することをお勧めします。
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Subscription をご契約のお客様は、Subscription センターにログインすることなく、いくつかの Subscription の特典に直接アクセスできるようになりました。次の特典は、Subscription をご契約のお客様のみがご利用いただけます。
e-Learning
情報センターで、[Subscription センター]ボタンをクリックします。[ベネフィット センター]で[e-Learning カタログを表示]をクリックするか、[Subscription センター]メニューの下部から e-Learning レッスンをクリックします。Subscription センターにサインインするよう求めるメッセージが表示されます。
検索
Subscription センターにログオンすることなく、Subscription 専用の e-Learning およびテクニカル サポートの一部にアクセスできます。これには、e-Learning レッスンが含まれます。
新しい Advantage Pack
新しい Advantage Pack が利用可能になると、バルーン通知とメニュー オプションが表示されます。Advantage Pack の確認とダウンロードを行うには、バルーン通知またはメニュー オプションをクリックします。ダウンロードを開始するには、Advantage Pack へのアクセス権を持っている必要があります。契約管理者とソフトウェア コーディネータは、Subscription センター Web ページの[契約管理] > [製品からのアクセスを設定]を使用することにより、Advantage Pack へのアクセスを制御できます。アクセス権の設定方法は、契約管理者とソフトウェア コーディネータに Advantage Pack のリリース前にご通知いたします。
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この更新プログラムをインストールする前に、次の点に留意してください。
-
更新プログラムをインストールする前に、すべてのカスタム CUIx (メニューのカスタマイズ)ファイルのバックアップを作成することをお勧めします。これらのファイルは、次のフォルダ内に保存されています。
Microsoft® Windows® XP の場合: Documents and Settings¥<ユーザ名>¥Application Data¥Autodesk¥C3D 2011¥jpn¥Support
Microsoft Windows Vista および 7 の場合: Users¥<ユーザ名>¥AppData¥Roaming¥Autodesk¥C3D 2011¥jpn¥Support
- この更新プログラムのインストール中に、オリジナルのインストール メディアをセットするか、ネットワーク イメージのパスを入力する必要があります。この更新プログラムを適用するためにインストールおよびアンインストールするには、管理者の権限でログオンしている必要があります。
- 管理者は、[配置ウィザード]を使用してネットワーク上にある配置に、この更新プログラムを適用することができます。
- インストール後、[バージョン情報]ダイアログ ボックスに Version 2.1 と表示されます。
重要: この更新プログラムは、アンインストールすることができません。AutoCAD Civil 3D 2011 を更新プログラムのインストール前の状態に戻すには、AutoCAD Civil 3D 2011 をいったんアンインストールしてから再インストールする必要があります。
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この更新プログラムには、次の Windows コマンド ライン スイッチが組み込まれています。
- /e - 更新プログラム実行ファイルから MSP (Microsoft Patch)ファイルを抽出します。
- /p - パッチ リストを更新プログラムの実行可能ファイルから抽出します。
- /q - この更新プログラムの適用後に完了メッセージが表示されないようにします。この機能は、スクリプトまたはバッチ ファイルを使用して、複数のコンピュータに更新プログラムを適用する場合に便利です。
これらのコマンド ライン スイッチの使用方法については、このドキュメントに後述します。
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- C3D2011UPDATE1.exe をダウンロードして任意のフォルダに保存します。
- AutoCAD Civil 3D 2011 のメディア(DVD)をコンピュータのドライブに挿入します。
- 更新プログラムを保存したフォルダに移動します。
- 実行可能ファイルをダブルクリックして、インストールを開始します。
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コミュニケーション センターを使用し、ローカル ネットワーク経由でこの更新プログラムをインストールする場合は、次の手順に従ってください。
ローカル パッチ リストを使用してコミュニケーション センターから更新プログラムを適用するには
- AutoCAD Civil 3D 2011 がインストールされているコンピュータに Autodesk CAD Manager Tools をインストールします。Autodesk CAD Manager Tools をインストールするには、AutoCAD Civil 3D 2011 の製品メディアを挿入し、[ツールとユーティリティのインストール]を選択します。[インストールする製品を選択]ページで[Autodesk CAD Manager Tools]を選択します。[次へ]をクリックします。使用許諾契約書を確認して同意し、[インストール]をクリックしてインストールを開始します。
注: このコンピュータに更新プログラムをインストールしないでください。
- 共有の場所に、パッチのダウンロード先フォルダを作成します(例: ¥¥<サーバ名>¥<共有フォルダ名>¥)。
- [スタート] > [プログラム] > [Autodesk] > [CAD Manager Tools] > [CAD マネージャ コントロール ユーティリティ]の順にクリックします。
- ドロップダウン リストから[AutoCAD Civil 3D 2011]を選択し、[OK]をクリックします。
- [情報センター]タブの[コミュニケーション センター パネル]で、[Live Update を利用可能]を選択します。ドロップダウン リストから、[社内ネットワークの Live Update から入手]を選択します。
- [参照]を選択し、以前作成した共有の場所を指定します(例: ¥¥<サーバ名>¥<共有フォルダ名>¥)。
- [パッチを管理]を選択します。このオプションを有効にすると、オートデスクのサーバに接続して、現在インストールしている AutoCAD Civil 3D 2011 で利用可能なパッチをすべてダウンロードできるようになります。
- [パッチを管理]の下に、AutoCAD Civil 3D 2011 Service Pack の一覧が表示されます。適用する更新プログラムを選択します。[アクション タイプ]で[パッチ フォルダに追加]を選択し、[パッチ フォルダを更新]を選択します。
- [詳細]領域にダウンロード中のパッチ名が表示され、ダウンロードが完了したらローカル パッチ フォルダが更新されたことを示すメッセージが表示されます。
- [閉じる]をクリックします。
AutoCAD Civil 3D 2011 で、コミュニケーション センターが環境設定されていることを確認してください。この環境設定を行った後は、Live Update メンテナンス パッチを利用できるようになります。
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AutoCAD Civil 3D 2011 Update 1 の次の配布方法は、AutoCAD Civil 3D 2011 のネットワーク インストール ウィザードで作成された管理イメージだけに適用されます。この手順を完了すると、それ以降に配置する AutoCAD Civil 3D 2011 には自動的に更新プログラムが適用されます。
AutoCAD Civil 3D 2011 Update 1 を既存の AutoCAD Civil 3D 2011 管理イメージに追加する
- AutoCAD Civil 3D 2011 の配置を最初に作成したワークステーションで、Tools フォルダを開き、[配置の作成と修正]ショートカット アイコンをダブルクリックします。
- [配置を開始]ページで、[既存の配置をテンプレートとして使用して新しい配置を作成]を選択します。
- 新しい配置の名前を指定します。
- 必要な変更と確認を行います。
- [配置を作成]ページで、[環境設定]をクリックします。設定を確認し、必要な変更を行います。
- [Service Pack を含める]ページで、[Autodesk.com にある Service Pack を使用する]を選択し、[ダウンロード]をクリックします。
- [Service Pack をこの配置に追加する]オプションを選択します。
- カスタマイズが完了したら[環境設定の完了]をクリックし、[配置を作成]をクリックします。これらの手順を完了すると、それ以降に配置する AutoCAD Civil 3D 2011 には自動的に更新プログラムが適用されます。
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ViewCube の背景色が白くなる場合があります。この問題は、特に弊害をもたらすものではありませんが、ビデオ ハードウェア アクセラレーションのオン/オフを切り替えることで解決できます。
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[カスタマー エラー報告]ユーティリティによって寄せられた情報を詳細に分析した結果、次の領域で多くの問題が特定され、この更新プログラムで解決されました。
パフォーマンス
-
新規図面のデータ参照が壊れている図面からシートを作成すると、AutoCAD Civil 3D が異常終了する問題が解決されました。
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この更新プログラムにより、40 項目以上の問題が解決されています。Readme のこのセクションでは、過去にデータの消失や AutoCAD Civil 3D の予期しないエラーの原因となっていた問題、または機能の変更に伴う問題を記載します(いずれも解決済みです)。
線形
- セグメントの長さがゼロの場合、最適線形を作成できなくなりました。
- 緩和曲線-緩和曲線-曲線-緩和曲線-曲線の計算方法が修正されました。
- 緩和曲線-曲線-緩和曲線の計算方法が修正され 種類の線形を作成できるようになりました。
API
- 64 ビット オペレーティング システムで COM タイプ ライブラリが正常に登録されるようになりました。
- 日本語版でのカスタム作図に関する問題が解決されました。
- 64 ビット オペレーティング システムを対象に、特定の API メソッドで間違った配列型が使用される問題が解決されました。
- メモリ使用量と実行パフォーマンスについて、コリドーの .NET API が最適化されました。これにより、開発者は .NET API を使用してサイズの大きなコリドー モデルを処理できるようになります。
コリドーの設計
- 路肩全体延長、路肩複数サーフェス、路肩(路盤垂直)の各サブアセンブリについて、幅の値をゼロに指定した場合でも、正確な土量が計算されるようになりました。
- [ターゲット マッピング]ダイアログ ボックスの表示が遅くなる問題が解決されました。
- [コリドー横断エディタ]ダイアログ ボックスでラベルが反転する問題が解決されました。
- [コリドー横断エディタ]で垂直リンクがすべてオフセット表示される問題が解決されました。
- [プロパティ]パレットのパラメータが[サブアセンブリ プロパティ]ダイアログ ボックスと同じ順序で表示されるようになりました。
- 水路サブアセンブリで垂直に近い法面を設定すると、底部のライニングの深さが無限になる問題が解決されました。
コリドーの土量
- [横断抽出ライン グループから定義]コマンドでマテリアル リストを作成する場合、サーフェス名は含められなくなりました。
一般/その他
- ファイルを開いた際に「Language Pack が見つかりません」と表示されるインスタンス エラーが解決されました。
- この更新プログラムにより、3GB スイッチで指定した大きなアドレス空間にアクセスできるようになりました。
H&H
- 開いている AutoCAD Civil 3D 図面に、縦断に投影されたソリッド パイプがある場合、雨水管渠/汚水渠解析プログラムのエラーが発生する問題が解決されました。
[ヘルプ]
- AutoCAD 2011 として動作する Civil 3D では、状況依存ヘルプが表示されるようになりました。
[交差]:
- 交差点を選択した状態で交差点巻き込み部の縦断に関するリボン オプションを選択すると、アプリケーションが応答しなくなる問題が解決されました。
ラベル
- ラベルのあるオブジェクトを[プロパティ]パレットに一覧表示する場合のパフォーマンスが向上しました。
- 境界ギャップ 0 の曲線状の区画文字がラベルの境界の外側に配置される問題が解決されました。
マップチェック
- マップチェック調整の完了後に、一時測量データベースが追加されなくなりました。
マイグレーション
- サーフェスを XML で書き出すと、Civil 3D が応答しなくなることがあります。
パフォーマンス
- サーフェスを LandXML で書き出すと、AutoCAD Civil 3D が応答しなくなることがあります。
配管
- パイプが目的の位置の縦断ビューに表示され、流入/流出構造物が自動的にサイズ変更されるようになりました。
- 図面内の縦断ビューにパイプと構造物がある場合、こうした図面を開くのに非常に時間がかかる問題が解決されました。
[位置(PO)]
- ポイント グループ プロパティおよび特定のスタイルが原因で AutoCAD Civil 3D が異常終了する問題が解決されました。
ソリッド外形線
- 3D ポリラインから最適縦断を作成する場合、ゼロ以外の実際の標高値が最初の頂点に割り当てられるようになりました。
- 複数のネットワークを切り替える場合、[パイプ ネットワーク ビスタ]に正確な情報が表示されるようになりました。
- パイプ ネットワークの問題により、保存時にクラッシュが発生する問題が解決されました。
縦断ビュー
- 縦断プロパティで「縦断が見つかりません」と表示される問題が解決されました。実際の縦断名が表示されるようになりました。
プロジェクト管理
- Vault からファイルにアクセスしたり図面を開く場合のパフォーマンスが向上しました。
投影法
- オブジェクトの投影を使用して多数のオブジェクトを縦断ビューに表示する場合のパフォーマンスが向上しました。
- 計画線が複数の横断ビューに投影されている図面の場合、こうした図面を開くのに時間がかかる問題が解決されました。
数量
- 積算費目の各計算タイプを使用する場合、計算値が正確でなくなる問題が解決されました。
- 未更新のオブジェクトに関するダイナミック ツールチップが原因で AutoCAD Civil 3D が異常終了する問題が解決されました。
[設定]
- NCS Imperial テンプレートの標準スタイルを削除すると、AutoCAD Civil 3D が異常終了する問題が解決されました。
ショートカット
- データ ショートカットがある図面を外部参照した後、プロジェクトの関連付けについて発生していた問題が解決されました。関連付けた外部参照図面のプロジェクト フォルダは、メイン図面のプロジェクトの関連付けに変更されなくなります。
横断勾配摺り付け
- 線形を切り替えて[横断勾配摺り付けタブ エディタ]を再表示する際に発生していた問題が解決されました。
- 限界測点のオーバーラップが自動的に解決されるようになりました。手動で計算する場合でも、曲線を 1 つずつ計算する場合でも、自動で計算する場合でも、値は同じになります。
- 横断勾配摺り付けのオーバーラップを解決する場合、曲線の最大片勾配の終了と次の曲線の最大片勾配の開始間の限界測点、および重なり合う路肩限界測点が除去されるようになりました。
- [横断勾配摺り付けタブ エディタ]で横断勾配摺り付け値を手動で編集すると、AutoCAD Civil 3D が応答しなくなる問題が解決されました。
サーフェス
- サーフェスがある図面の表示スタイルを変更すると、AutoCAD Civil 3D が異常終了する問題が解決されました。
- グリッド土量サーフェスを作成すると、AutoCAD Civil 3D が応答しなくなる問題が解決されました。
測量
- [許容誤差]チェック ボックスに関する問題が解決されました。許容誤差は無視されます。[はい]を指定した場合、許容誤差のある観測情報は測量ポイントの計算対象から除外されます。
- フィールド ブックの図形名と図形接頭語データベースの図形接頭語の大文字/小文字が異なる場合、図形接頭語の照合に失敗する問題が解決されました。
- Equipment Database Manager に入力した値が正確に保持されるようになりました。
- 図形のマップチェックで正確な閉合値が返されるようになりました。
ユーザ インタフェース
- AutoCAD の[プロパティ]パレットの情報の一部としてサブアセンブリ名が表示されるようになりました。
- 不定期に AutoCAD Civil 3D が終了する問題が解決されました。この問題は、オブジェクトのプロパティやスタイルの浮動ツールバーを有効にした場合、高い頻度で 32 ビット オペレーティング システムで発生していました。
- [テキスト コンポーネント エディタ]を複数回表示すると、プログラムが異常終了する問題が解決されました。
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AutoCAD Civil 3D 2011 Update 1 では、次の AutoCAD 2011 Update 1.1 の修正項目も含まれており、AutoCAD Civil 3D に共にインストールされます。
.NET API
- AutoCAD 2010 で作成した .NET アプリケーションが、AutoCAD 2011 で動作しないことがある。
- 複数の図面を開いたとき、[最小化]および[最大化]ボタンが表示されないことがある。
- 独自の ARX アプリケーションをロードしたとき、不特定の例外が発生することがある。
- CapturePreviewImage メソッドを使用した後に AutoCAD が不安定になることがある。
2D 表示
- ソフトウェア アクセラレーションを使用すると、AutoCAD が不安定になることがある。
3D キャッシュ
- システム変数 VSINTERSECTIONEDGES を "0" に設定すると、カメラ プレビューが非常に遅くなることがある。
3D モデリング
- ギズモの Z 軸方向にストレッチすると、AutoCAD が不安定になることがある。
- 右クリック メニューから 3D モデルのギズモ グリップを使用した場合、正しく動作しないことがある。
3D ナビゲーション ツール
- 図面を切り替えたとき、ナビゲーション バーのツールチップが原因で AutoCAD が不安定になることがある。
- 図面が最大化されていて、ViewCube® と SteeringWheels® 機能の両方がオンになっている場合、[X]([閉じる]ボタン)をクリックして AutoCAD を閉じると、エラーが発生することがある。
- [パフォーマンス調整]で[レンダリング モードの最適化]をオンに設定して 3D Connexion デバイスを使用した場合、3D モデルのオービット時のレンダリング モードが下がらない。
- SteeringWheel 機能の[見回す]ツールを使用すると、AutoCAD が不安定になることがある。
- 3Dconnexion デバイスを使用している場合、レンダリング モードの最適化をオンにして 3D オービットを使用すると、AutoCAD が不安定になることがある。
- FPS を最大の 30 に設定してレンダリング モードの最適化をオンにした場合、SteeringWheels 機能の[ウォーク]ツールを使用すると AutoCAD が不安定になることがある。
注釈尺度
- 図面に 100 以上の注釈尺度が含まれていると、リセットできない。
ARX
- サード パーティの ARX アプリケーション内で removeCmd() 関数が使用されていると、アプリケーションの実行時にエラーが発生することがある。
属性
- AutoCAD 2011 で作成されたダイナミック ブロック内のマルチテキスト属性が、AutoCAD 2010 で表示されないことがある。
コマンド ライン
- ダイナミック入力モードを "0" (オフ)に設定している場合、日本語や中国語の文字をコマンド ラインに入力できないことがある。
品質向上プログラム
- 同一のサブネット上に Windows 2008 Server がある Windows 7 ワークステーションでは、品質向上プログラムが原因で AutoCAD の起動時にエラーが発生することがある。
CUI
- 共有メニューがロードされている場合、[ユーザ インタフェースをカスタマイズ]エディタ内の[ワークスペース]コントロールがグレー表示されることがある。
- [ユーザ インタフェースをカスタマイズ]エディタで、ツールバー コントロールをコピーしたり貼り付けることができない。
- プロファイルを切り替えたとき、指定された CUIx ファイルが見つからないと、AutoCAD が不安定になることがある。
- マクロ内で "^P" を使用した場合、MENUECHO が正常に表示されない。
ディジタイザ
- 環境設定されたディジタイザを使用して AutoCAD を終了すると、[カスタマー エラー報告]ダイアログが表示される。
DGN への対応
- 外部参照を無視するためのオプションを使用した場合、DGNIMPORT[DGN 読み込み]コマンドが動作しないことがある。
寸法
- AutoCAD Mechanical オブジェクトによっては、ブロックとして分解して読み込んだ後に選択できないことがある。
- マルチ引出線が含まれた図面で e-トランスミットを使用すると、AutoCAD が不安定になることがある。
ディスプレイ アクセラレーション
- パスワードで保護されたスクリーン セーバーがスクリーン上に表示されると、AutoCAD が不安定になることがある。
ディスプレイ ドライバ
- Windows Vista または Windows 7 でグラフィックス カードを更新した場合、問題が発生することがある。
- ディスプレイ ドライバによっては、認定されていないにもかかわらず、認定ドライバと表示されることがある。
DWG
- WBLOCK[ブロック書き出し]コマンドで、AutoCAD 2000 ファイル形式の "DWG" または "DXF" として図面を保存できないことがある。
外部参照
- 外部参照を XLOAD コマンドで開いたり、編集したり、保存した後に外部参照を再ロードすると、AutoCAD が不安定になることがある。
グラフィックス システム
- ビデオ メモリが不足しているときに同じセッションで複数の図面を開くと、AutoCAD が不安定になることがある。
- 大量の図面を開くと AutoCAD が不安定になることがある。
ハッチング
- ライブ プレビューがオンに設定されていて、ダイナミック ブロックがハッチング境界の一部である場合、ハッチングが正常に表示されないことがある。
- 新しくフリーズ解除された画層上のハッチング オブジェクトを表示するには、REGEN[再作図]コマンドを実行しなければならないことがある。
- カスタム ハッチング パターンによっては、リボン パネルに表示されないことがある。
- 図面によっては、グリップを使用してハッチングを選択すると、AutoCAD が不安定になることがある。
- リボンを使用して異尺度対応ハッチングを編集すると、AutoCAD が不安定になることがある。
- 64 ビット オペレーティング システムで、ハッチング パターンの透過性および角度を設定すると、ハッチング尺度が 1 に戻ってしまうことがある。
ヘルプ
- 64 ビット オペレーティング システムで、ウェルカム センターのビデオが再生されないことがある。
- オンライン ヘルプの検索速度が遅くなることがある。
画層
- 他のコマンド実行中に、リボンを使用して画層を変更した場合、コマンドを完了しても新しい画層に更新されない。
- 他のコマンド実行中に、リボンを使用して画層のプロパティを変更できない。
ライセンス
- 分散型サーバ マシンのいずれかがネットワーク上に存在しない場合、カスケード ライセンスをチェック アウトできない。
- いずれかのサーバが停止している場合、AutoCAD は分散型サーバからライセンスを取得できない。
イメージ
- [透過性を印刷]をオンに設定して図面を印刷すると、AutoCAD が不安定になることがある。
マテリアル
- 64 ビット オペレーティング システム上で作成された図面内のマテリアルの値が、32 ビット オペレーティング システム上では保持されない。
- FBXEXPORT[FBX 読み込み]コマンドが既定の設定の場合、[FBX 読み込みオプション]ダイアログで[ブロックとして挿入]オプションをオフに切り替えると、何も読み込まれない。
マルチ テキスト
- マルチ テキストの段落間の空きを除去できない。
- AutoCAD Mechanical で作成されたフィット寸法の寸法値が、DDEDIT[文字編集]コマンド実行後に勝手に変更されることがある。
ObjectDBX
- ObjectDBX を使用してマルチ テキスト属性値を書き出せない。
OLE(オブジェクトのリンクと埋め込み)
- OLE オブジェクトを含む図面を DXF ファイル形式で保存すると、OLE オブジェクトが失われる。
開く/保存
- 巨大な図面で[元に戻す]を使用すると、AutoCAD が不安定になることがある。
その他
- Autodesk 3ds Max から FBX® ファイルを読み込む場合、[マテリアル]をオフにしない限り読み込めない。
- ブロックの編集後に図面の再作図が発生した場合、AutoCAD が不安定になることがある。
- 32 ビット オペレーティング システムで使用可能な場合でも、AutoCAD は 3 ギガバイト スイッチを利用しない。
- カラー ブックの値が、AutoCAD で正しく表示されないことがある。
- PGP エイリアスの中に、AutoCAD LT で機能しないものがある。
部分的に開く
- SDI システム変数の値が 1 の場合、(acad_strlsort) 関数の実行に失敗する。
PDF 書き出し
- AutoCAD で作成した PDF ファイルを Adobe Reader で開いたとき、「「ArialMT」フォントを検出または作成できません」というエラー メッセージが表示されることがある。
パブリッシュ
- 巨大な図面を PDF にパブリッシュすると AutoCAD が不安定になることがある。
ラスター デザイン
- いくつかの BMP イメージを読み込むと AutoCAD が不安定になることがある。
- ISAVE、ISAVEAS を使用して保存し、再度 ISAVE を実行すると、ファイルを保存できないというエラー メッセージが表示されることがある。
リボン
- AutoCAD 2010 と共存インストールした場合、[ファイル]タブで AutoCAD 2010 のインストール フォルダを指定すると、AutoCAD の動作が不安定になることがある。
- 地域と言語のオプションをトルコ語に設定すると、AutoCAD が不安定になることがある。
- [ユーザ インタフェースをカスタマイズ]エディタで、リボンの折りたたみパネルを転送できない。
- メニュー グループ名に "." が含まれていると、AutoCAD が不安定になることがある。
- コマンドの実行中に、クイック アクセス ツールバーでワークスペースを切り替えても、動作しない。
- リボンを使用してカスタム ツールバーをロードできないことがある。
断面と 2 次元表現
- [切断されたジオメトリを表示]がオンの場合、断面内のすべての切断されたオブジェクトが正しく表示されないことがある。
選択した図形のハイライト表示
- 表示される図形がないのに、選択の循環が表示される。
- [Ctrl]を押しながら、線が交差した部分にカーソルを重ねると AutoCAD が不安定になることがある。
- [選択の循環]をオフからオンに切り替えた後に AutoCAD を終了すると、エラー報告が表示されることがある。
スナップ
- アイソメ スナップ スタイルの場合、クロスヘア カーソルのサイズを 100% に設定しても、クロスヘアがスクリーンの端に届かない。
Visual LISP
- AcApp.arx 内で ads_defun および ads_regfunc コールを使用すると、Visual Lisp のエラー メッセージが表示されることがある。
- LISP 関数 (vl-directory-files) を使用したとき、フォルダ パスが長いと AutoCAD が不安定になることがある。
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AutoCAD Civil 3D 2011 Update 1 では、次の AutoCAD Map 3D 2011 Update 1 の修正項目も含まれており、AutoCAD Civil 3D に共にインストールされます。
表示マネージャ
- Topobase(日本未発売)で作成した .layer ファイルをロードして図面を閉じると、AutoCAD Map 3D が異常終了する。
- トポロジ要素の削除を元に戻した後、REGEN[再作図]コマンドを実行すると、AutoCAD Map 3D が異常終了する。
- 標高データを含む FDO ラスター画層に尺度範囲が適用されない。
FDO 作成/編集
- 多数のフィーチャを選択すると、AutoCAD Map 3D の動作が遅くなる。
FDO Oracle
- 連続してプレビューを使用した結果、メモリが不足すると異常終了する。
FDO ラスター
FDO WMS
- WMS サービスに接続した後、[データ接続]ダイアログ ボックスの[WMS データをキャッシュ]オプションを有効にすると、AutoCAD Map 3D が異常終了する。
- WMS サービスに接続する際、WMS スキーマの読み込み中に未処理例外が発生して接続に失敗することがある。
インストール/アンインストール
- 英語版以外の AutoCAD Map 3D に AutoCAD Map 3D 2010 Update 1 をインストールすると、エラー メッセージが表示される。
Raster Design
- セッション内で AutoCAD Raster Design を呼び出して終了すると、AutoCAD Map 3D が異常終了する。
オブジェクト スナップ
- 点にスナップして線分をディジタイズすると、オブジェクト スナップできないことがある。
- ブロックでシンボル化されたフィーチャにスナップすると、グリップのストレッチがキャンセルされる。
- オブジェクト スナップを使用して、ブロックでシンボル化されたフィーチャにスナップできないことがある。
Topobase (日本未発売) との相互運用
- TBexporter.arx がロードされ、AutoCAD Map 3D で使用されると、メモリが解放されなくなる。
トポロジ
- MAPTHEMTOPO コマンドを CLI から実行する場合、[属性]オプションが正常に機能しない。
変換/ラバーシート
- ADERSHEET コマンドでマルチ引出線図形およびマルチライン図形が正しく処理されない。
UI
- 1 回のセッション内でフィーチャを繰り返し選択すると、選択が正常に動作しなくなる。
ベクトル シンボル
- マップにカスタム ハッチング スタイルを追加すると異常終了する。
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