Autodesk AutoCAD Map 3D 2013 Service Pack 2.1 Readme

AutoCAD® Map 3D 2013 Service Pack 2.1 をダウンロードしていただき、ありがとうございます。

この Readme には、Service Pack のインストールおよび使用に関する最新の情報が記載されています。お使いの製品に Service Pack を適用する前に、Readme 全体を必ずお読みください。参照用に、このドキュメントをハード ディスクに保存するかまたは印刷することをお勧めします。この Service Pack には、AutoCAD Map 3D 2013 Service Pack 1 および修正プログラム 1 からのすべての更新が含まれます。これは使用できなくなった AutoCAD Map 3D Service Pack 2 も置き換えます。

警告: AutoCAD Map 3D 2013 Service Pack 2.1 は、アンインストールできません。 以前の状態に戻すには、AutoCAD Map 3D をアンインストールしてから再インストールする必要があります。

注:  AutoCAD Map 3D 2013 は、Microsoft Windows 8 環境で完全にテストされているわけではなく、Windows 8 はサポートされていません。しかし、この更新プログラムには、ユーザから報告されたいくつかの Windows 8 特有の問題に対する修正も含まれています。

 

目次

·         Service Pack のインストール対象製品

·         Windows 7 をお使いの場合のご注意

·         Service Pack 1 によって解決される AutoCAD Map 3D の主な問題

·         修正プログラム 1 によって解決される AutoCAD Map 3D の主な問題

·         Service Pack 2.1 によって解決される AutoCAD Map 3D の主な問題

·         この Service Pack によって解決される主な問題

·         [カスタマー エラー報告]ユーティリティで報告された AutoCAD の問題

·         Service Pack の一般的な更新

·         新しい /nolisp 起動スイッチおよびシステム変数 LISPENABLED、AUTOLOAD、AUTOLOADPATH

·         インストールに関する一般情報

·         インストールを開始する前に

·         Windows のコマンド ライン スイッチについて

·         インストール手順

·         この Service Pack をスタンドアロン インストレーションに適用する

·         この Service Pack をローカル ネットワーク経由で適用する

·         この Service Pack をネットワーク管理イメージに適用する

·         この Service Pack をアンインストールする

Service Pack のインストール対象製品

この Service Pack は、サポート対象となっている言語のオペレーティング システム上で実行される次の Autodesk® 製品に適用することができます。ご使用中のソフトウェアに対する正しい Service Pack をインストールしてください。

注: Autodesk Exchange を利用して Live Update メンテナンス パッチをインストールすることもできます。Autodesk Exchange では、使用中の製品に対する正しい Service Pack が自動的に表示されます。

32 ビット製品

Service Pack

AutoCAD Map 3D 2013

 

Autodesk Infrastructure Administrator 2013

Map3D2013_win32_SP2.1.exe

 

InfrastructureAdministrator2013_win32_SP2.1.exe

 

64 ビット製品

Service Pack

AutoCAD Map 3D 2013

 

Autodesk Infrastructure Administrator 2013

Map3D2013_x64_SP2.1.exe

 

InfrastructureAdministrator2013_x64_SP2.1.exe

この Service Pack は、次の Autodesk Design Suite からインストールされた AutoCAD Map 3D 2013 に適用できます。

·         Autodesk Infrastructure Design Suite 2013

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Windows 7 をお使いの場合のご注意

この Service Pack を AutoCAD Map 3D 実行中に適用する場合には、[セットアップの完了後、アプリケーションを自動的に終了し、再起動する]オプションは選択しないでください。代わりに、手動で AutoCAD Map 3D を終了し、プロンプトに対して[無視]をクリックしてください。また、Service Pack をインストールした後、システムを再起動することをお勧めします。

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Service Pack 1 によって解決される AutoCAD Map 3D の主な問題

API - 図面クリーンアップ

·         TopologyClean の使用上の制限がある。

 

データ交換

·         無効なテンプレートを持つ SQL Server で電力インダストリ モデルのオフライン モードに切り替えると、クラッシュが発生する。

·         データを異なるフィーチャ クラス ソースからターゲットとして同じフィーチャ クラスに変換しようとすると、クラッシュが発生する。

FDO WFS

·         DigitalGlobe サーバに FDO WFS プロバイダ経由で接続できない。

FDO SQL Server

·         サーバからジオメトリ パラメータを持つ関数を取得すると、SQL Server Spatial 接続が動作しない。

フォーム

·         最後に使用されたラベル作成の設定が[ラベル定義を作成]ダイアログに記憶されない。

インダストリ モデル

 

·         GeomSelectStatement が NULL の Genx ファイルを使用したインダストリ モデル ストラクチャの更新は、無効なジオメトリ Select 文になる。

ユーザとワークスペース

·         ワークフローの Oracle ユーザの権限が、マップ クライアントと Infrastructure Application Extension で機能しない

ベクトル シンボル

·         特殊文字が、[ブロックを変換]ツールによって正しく変換されない。

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修正プログラム 1 によって解決される AutoCAD Map 3D の主な問題

 

次の問題点が解決されました。

 

·         MAPPOLYLINETOPOLYGON や MAPTOPOLOGYTOPOLYGONS などのいくつかのコマンドが、一度しか起動できない。 その後は何度このコマンドを試行しても動作しない。

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Service Pack 2.1 によって解決される AutoCAD Map 3D の主な問題

3D のサポート 

·         DEM が 3D モードでサポートされていない。

ADE クエリー 

·         マップ図面クエリーのパフォーマンスが向上しました。 

API  

·         WMS と AcMapDwgFSDCollection Imp の接続に問題がある。

·         SDK ラスターのマップ サンプルに問題がある。

·         ApplicationPlugin の OnUnload メソッドが呼び出せない。

表示マネージャ

·         親領域で自動ロード画層がある場合、ネストされた画層グループがロードされない

·         FDO から追加されたハッチングが、ペーパー空間のビューポートに拡散される

電力ワークフロー

·         [回路と流出の再設定]が、フェーズ上のループ検出で実行される。

FDO ラスター

·         ファイル サイズが 2.1 GB を超えるラスター ファイルを FDO ラスタープロバイダからマップで 開くことができない。

·         FDO ラスターのモノクロ イメージの色が正しく表示されない。

フォーム デザイナー

·         フォームの式コントロールの値を、4,000 より大きく指定できない。

ICE - インタラクティブな作成/編集

·         Osnap が非表示のフィーチャにスナップされる。

·         Osnap が改善されました。

イメージ

·         Raster Design を使用する場合に、図面にアタッチされた TIFF イメージの名前とパスに問題がある。

交差

 

·         COGO 交差で計算された挿入点に基づく場合、ポリゴン交差の結果が正しくない。

モデル空間

 

·         回転した UCS が割り当てられたレイアウトから戻ってきた場合に、モデル空間ビューが保持されない。

印刷/パブリッシュ

 

·         モデル空間で印刷領域を選択できない。 

TBPLOT

 

·         インダストリモデル印刷機能が 1:5000 の尺度で正常に動作しない。

WW IMPORT/EXPORT

·         書き出された ISYBAU XML ファイルで、断面がマンホールからマンホールにならない。

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この Service Pack によって解決される主な問題

·         [カスタマー エラー報告]ユーティリティで報告された AutoCAD の問題

·         Service Pack の一般的な更新

·         新しい /nolisp 起動スイッチおよびシステム変数 LISPENABLED、AUTOLOAD、AUTOLOADPATH

[カスタマー エラー報告]ユーティリティで報告された AutoCAD の問題

[カスタマー エラー報告]ユーティリティによって寄せられた情報を詳細に分析した結果、多くのエラーが特定され、解決されました。更新されたコマンドおよび機能は、次のとおりです。

3D ナビゲーション ツール

Service Pack 1

·         画面移動中に予期せず終了する。

·         3D 図面内を画面操作していると、クラッシュが発生することがある。

Service Pack 2

·         ナビゲーション ツールの使用時に、クラッシュが発生することがある。

3D モデリング

Service Pack 1

·         境界引き伸ばし操作で面を選択すると、クラッシュが発生することがある。

·         大量の 3D オブジェクトを含む複数の 3D 図面を開くと、クラッシュが発生する。

Autodesk 360

Service Pack 1

·         [オプション]ダイアログ ボックスから Autodesk 360 にログインすると、日本語版の AutoCAD がクラッシュする。

·         Autodesk 360 にログインし、外部参照を含む図面を開くと、クラッシュが発生することがある。

Service Pack 2

·         Autodesk 360 フォルダで長いファイル パスを使用すると、クラッシュする。

·         [情報センター]を非表示にして AutoCAD を開くと、クラッシュが発生することがある。

ブロック

Service Pack 2

·         使用可能な値の行が 1 行のみのブロックテーブルを持つダイナミックブロックを図面に挿入して、グリップをクリックするとクラッシュが発生する場合がある。

コマンド

AutoCAD Map 3D 修正プログラム 1

·         MAPPOLYLINETOPOLYGON や MAPTOPOLOGYTOPOLYGONS などのコマンドが一度しか起動できない。その後は何度このコマンドを試行しても動作しない。

コマンド ライン

Service Pack 2

·         DYNMODE が 0 に設定されており、かつコマンド ウィンドウがドッキングされている状態で、コマンドをキャンセルした後に IME(Input Method Editor)を切り替えるとクラッシュする。

CUI (ユーザ インタフェースをカスタマイズ)

Service Pack 1

·         カスタム CUI ファイルの読み込み中にクラッシュが発生することがある。

·         [カスタマイズ]ボタンの .NET Framework 4.5 がインストールされたコンピュータで[クイック プロパティ]パレットの[カスタマイズ]ボタンをクリックすると、処理されない例外が発生する。

Design Center

Service Pack 1

·         DesignCenter を使用して作業していると、クラッシュが発生することがある。

DGN への対応

Service Pack 1

·         特定の DGN ファイルをアタッチまたは読み込むと、致命的エラーが発生する。

Service Pack 2

·         [プロパティ]パレットの DGN 線種をスクロールすると、フェイタル エラーが発生する。

寸法記入

Service Pack 1

·         非自動調整の直列寸法または非自動調整の並列寸法の作成操作を UNDO コマンドで元に戻すと、クラッシュが発生する。

Service Pack 2

·         異尺度対応寸法をグリップ編集すると、クラッシュが発生することがある。

Express Tools

Service Pack 1

·         MOCORO (Move/Copy/Rotate)コマンドを実行すると、クラッシュが発生することがある。

外部参照

Service Pack 2

·         外部参照をアタッチ解除しない限り、外部参照内の OLE オブジェクトは正しく設定されない。このクラッシュの問題は、消去する前に外部参照を開くことによって解決されました。

ハッチング

Service Pack 1

·         HATCHEDIT[ハッチング編集]コマンドの実行中にズームすると、クラッシュが発生することがある。

情報センター

Service Pack 1

·         図面を何も開いていない状態で、タイトルバーの[常時接続]ボタンからいずれかのオプションをクリックすると、クラッシュが発生する。

計測ツール

Service Pack 1

·         長さがゼロのセグメントが 1 つでも含まれるポリラインの面積を計算すると、クラッシュが発生する。

MLEADER[マルチ引出線]

Service Pack 2

·         マルチ引出線に対して MATCHPROP[プロパティ コピー]を使用すると、クラッシュが発生することがある。

OLE

Service Pack 2

·         OLE オブジェクトを含む図面を開いている状態でアプリケーションを閉じるとクラッシュが発生することがある。

オプション

Service Pack 2

·         [オプション]ダイアログ ボックスでプロファイルを変更するか切り替えると、クラッシュが発生することがある。

印刷

Service Pack 1

·         PDF に出力すると、クラッシュが発生することがある。

·         PDF ドライバなしで PDF に出力すると、クラッシュが発生する。

Service Pack 2

·         ワイプアウトを含む図面を印刷すると、クラッシュが発生することがある。

PDF アンダーレイ

Service Pack 2

·         [外部参照]パレットの[保存パス]フィールドで他の PDF ファイルを指定すると、クラッシュが発生する。

点群

Service Pack 1

·         点群オブジェクトの作成に使用した PCG ファイルが存在しないと、クラッシュが発生する。

起動

Service Pack 1

·         グラフィックス キャッシュ ファイルが破損していると、起動時にクラッシュが発生する。

·         プログラム起動時に実行される LISP ルーチンをキャンセルすると、クラッシュが発生する。

一般的な情報

Service Pack 1

·         256 以上のオブジェクトをグループに追加した後で[元に戻す]または[やり直し]を実行すると、クラッシュが発生する。

·         AutoCAD 2013 と共存インストールされている AutoCAD 2012 で図面ファイルを開く際、[ファイルを選択] ダイアログの表示形式を図面のサムネイルに変更すると、AutoCAD がクラッシュすることがある。

·         サードパーティ アプリケーションで作成したスプラインを分解すると、クラッシュが発生することがある。

·         .NET Framework 4.5 がインストールされたコンピュータで AutoCAD を終了すると、クラッシュが発生する。

Service Pack 2

·         ライトウェイト ポリラインに対して交点オブジェクト スナップを使用すると、クラッシュが発生することがある。

·         破損した図面を開いたり保存したときにクラッシュが発生し、自動的に修復されないことがある。

·         文字スタイルのプレビューが表示されているときにテキスト エディタを閉じると、クラッシュが発生する。

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Service Pack の一般的な更新

 

次の問題点が解決されました。

3D ナビゲーション ツール

Service Pack 1

·         [3Dconnexion 設定]ダイアログ ボックスの[シーンを垂直に保持]オプションを変更できない。

Service Pack 2

·         パース ビューで 3Dconnexion デバイスを使用しているときにズーム速度が変化する。

3D モデリング

Service Pack 1

·         3D ソリッドの図心の計算に問題がある。

Service Pack 2

·         切断 3D ソリッドに対する MASSPROP[マスプロパティ]コマンドに問題がある。

アクション レコーダ

Service Pack 1

·         以前のリリースで記録したアクション マクロが AutoCAD 2013 では正しく動作しない。

Autodesk 360

Service Pack 1

·         [ONLINESYNCSETTINGS]ダイアログ ボックスについては、[F1]を押してもヘルプが表示されない。

·         図面ファイルの名前に言語固有の特殊文字が含まれる場合、その図面ファイルを Autodesk 360 に保存することができない。

·         AutoCAD リボンから Autodesk 360 を起動した場合、ユーザが自動的にログインできない。

·         [図面を共有]ダイアログ ボックスがメイン アプリケーション ウィンドウの背後に表示されることがある。

ブロック

Service Pack 2

·         ダイナミック ブロックを配置して選択した場合、表示されるブロック プロパティ テーブルのカスケーディング メニューが 期待しない表示になる場合がある。

CUI (ユーザ インタフェースをカスタマイズ)

Service Pack 2

·         NET 4.5 がインストールされていると、[ユーザ インタフェースをカスタマイズ]ダイアログ ボックスにチェックボックスが表示されない。

カスタマイズの同期

Service Pack 1

·         カスタマイズの同期の進捗を示すアニメーションがいつまでも終了しない。

·         カスタマイズの同期を実行しても、ツールパレット上でカスタマイズした新しいコマンドが同期されない。

DGN への対応

Service Pack 1

·         DGN への書き出しで、シード ファイルのグローバル原点が使用されない。

·         DGNIMPORTUNITCONVERSION システム変数が AutoCAD LT にない。

Service Pack 2

·         ファイルの内容を分解しても、ファイルの DGN への書き出しに問題がある。

·         DGN の円弧が楕円として読み込まれる。

ディスプレイ ドライバ

Service Pack 1

·         グラフィック統合型の CPU やチップセットを利用している環境で、使用可能なビデオ メモリを正常に返さない。

·         64 ビット オペレーティング システムで COPYCLIP[コピー]および PASTECLIP[貼り付け]コマンドを使用すると、オブジェクトが元の色とは異なる色で表示されることがある。

寸法記入

Service Pack 1

·         既存の図面を AutoCAD 2013 で編集すると QLEADER[クイック引出線記入]設定が失われる。

·         図面ジオメトリに対して、移動、コピー、その他の修正を加えると、垂線オブジェクト スナップを使用して作成した寸法の位置がずれる。

Service Pack 2

·         リージョンの半径寸法が、間違った円弧に関連付けられることがある。

·         寸法値の背景塗り潰しを、[プロパティ]パレットでリセットできない。

·         ペーパー空間の折り曲げ半径寸法が、モデル空間の押し出し円柱に対して間違った値を反映することがある。

外部参照

Service Pack 1

·         AutoCAD 2013 での表示で外部参照図面(XREF)が解決されない。

ハッチング

Service Pack 1

·         ハッチング作成時にコンテキスト メニューを開いても、[ハッチング プレビュー]オプションが表示されない。

イメージ

Service Pack 2

·         DWG ファイルにアタッチされたモノクロのビットマップが正常に表示されない。

情報

Service Pack 2

·         平面状のスプラインに沿ってスイープされたソリッドに対して MASSPROP[マスプロパティ]コマンドを使用すると、不正な質量と図心が表示される。

フィールド

Service Pack 1

·         UNITS コマンドで既定値の角度単位を変更していても、[フィールド]ダイアログ ボックスでオブジェクトを参照して挿入した角度プロパティのフィールド文字に反映されない。

マルチ引出線

Service Pack 1

·         マルチ引出線を作図すると、内容ブロックの挿入点にドットが不正確に表示される。

·         [引出線を文字に延長]オプションを選択して、図面を AutoCAD 2013 で開くまたは編集すると、マルチ引出線内の文字位置が変わることがある。

Service Pack 2

·         マルチ引出線スタイルを変更したとき、マルチ引出線の尺度が更新されないことがある。

モデル ドキュメント - 詳細ビュー

Service Pack 2

·         断面ビューから派生した詳細ビューのハッチング プロパティを変更すると、AutoCAD がハングアップすることがある。

修正

Service Pack 1

·         ドラッグ中にオブジェクト スナップがオンの状態で小さな尺度が採用された場合、SCALE[尺度変更]コマンドがキャンセルされてしまう。

Service Pack 2

·         ストレッチ時に楕円が歪むことがある。

PDF 書き出し

Service Pack 1

·         印刷スタイルを指定して PDF ファイルに書き出すと、ワイプアウトが黒く表示される。

パフォーマンス

Service Pack 1

·         サイズの大きなスクリプトを実行すると、パフォーマンスが低下する。

·         画層を連続して作成すると、パフォーマンスが低下する。

印刷

Service Pack 1

·         コマンドウィンドウを非表示にした状態で、PLOT コマンドなどで印刷プレビューを使用すると、プレビュー終了後にコマンド ウィンドウが表示状態になっていまう。

Service Pack 2

·         クリップされたイメージを含む図面を印刷すると、黒いストライプが現れることがある。

·         [オプション]ダイアログ ボックスで複数のドライバ フォルダを追加すると、その後プリンタを追加できない。

·         特大の用紙サイズで透過性をオンにして図面を印刷できない。

プロパティ パレット

Service Pack 1

·         オブジェクトを選択しても、繁体中国語版、チェコ語版、ロシア語、ハンガリー語版において[プロパティ]パレットのツールチップが表示されない。

リボン

Service Pack 1

·         プロパティのプレビューを有効にしていると、[ブロック エディタ]リボンの[表示]ドロップダウン コントロールが正しく機能しない。

選択

Service Pack 1

·         [Shift]キーを押しながら窓選択した時に、レイアウト上の選択セットから複数の図面ビューを削除することができない。

Service Pack 2

·         サブオブジェクト選択を使って選択した複数のブロック属性のグリップは、自動的にホット グリップにならない。

·         IntelliMouse®  でのズームを終了すると、選択プレビューがオフにリセットされる。

シート セット マネージャ

Service Pack 1

·         シート セット マネージャを使用しているとネットワーク使用率が高くなり、SMB v2 (サーバ メッセージ ブロック)プロトコルが使用される。

Visual LISP

Service Pack 1

·         コマンド ウィンドウをドッキングした状態では、(menucmd) 関数を実行してもドロップダウン メニューが表示されない。

Service Pack 2

·         コード ページがシステムと一致するが AutoCAD と一致しない場合、DCL ファイルが AutoCAD に正しく認識されず、正常に表示されない。

一般

Service Pack 1

·         [クイック計算]パレットをアンカー指定してから AutoCAD を起動すると、エラーが発生する。

·         -WBLOCK [ブロック書き出し]を使用して作成した図面の INSBASE 値が正しくない。

Service Pack 2

·         3D ソリッドを含む DWG ファイルの保存に時間がかかる。

·         ワールド UCS 以外の UCS の場合、ワイプアウト フレームが正しい位置に表示されない。

·         編集したハイパーリンク図面を閉じるときに、保存のプロンプトが表示されない。

·         リリース 2010 以前で作成された図面を保存するときにパフォーマンスが低下する。

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新しい /nolisp 起動スイッチおよびシステム変数 LISPENABLED、AUTOLOAD、AUTOLOADPATH

 

この Service Pack では、AutoLISP の操作をコントロールするオプションが導入されました。

 

注: acad.dvb に対する自動ロードの変更を有効にするには、「AutoCAD 2013 VBA Enabler」をアンインストールし、最新版をダウンロードおよび再インストールしてください。 AutoCAD 2013 VBA module (英語)。 (ベータ 1のユーザは、VBA インストーラをベータのダウンロード サイトからダウンロードしてください。)

 

新しい /nolisp 起動スイッチ。
すべての LSP、FAS、VLX ファイルを含め、現在の AutoCAD セッションで AutoLISP の実行を無効にするには、このスイッチを指定して AutoCAD を起動します。このスイッチは、不正な AutoLISP コードが自動的にロードされ、実行されるのを防ぐのに役立ちます。

AutoLISP を無効にすると、次の影響が生じます。

·         LISP ファイルをロードしようとするとエラーになる。

·         コマンド ウィンドウに AutoLISP コードをコピーして貼り付けることができない(エラー出力なし)。

注: AutoLISP を無効にすると、Express Tools および一部の AutoCAD コマンド ツールが機能しなくなります。AutoLISP を無効にするのは緊急時のみにとどめてください。

 

LISPENABLED (システム変数)
現在の AutoCAD セッションで AutoLISP が有効であるかどうかを示します。

 

(読み込み専用)
タイプ: 整数型
保存先: 保存されない
初期値: 1

 

0 - AutoLISP が無効
1 - AutoLISP が有効


AutoLISP を無効にすると、次の影響が生じます。

 

·         LISP ファイルをロードしようとするとエラーになる。

·         コマンド ウィンドウに AutoLISP コードをコピーして貼り付けようとすると、エラーが発生する。メッセージは表示されない。


このシステム変数は、/nolisp 起動スイッチでコントロールされます。

 

AUTOLOAD (システム変数)
AutoCAD で acad.lsp/fas/vlx ファイル、acaddoc.lsp/fas/vlx ファイル、acad.dvb ファイルを自動ロードするかどうかをコントロールします。


タイプ: 整数型
保存先: 名前付きのプロファイルまたはレジストリ
初期値: 1
値:
0 - 次の 7 つの AutoLISP/VBA ファイルがいずれも自動的にロードされなくなる

·         acad.lsp

·         acad.fas

·         acad.vlx

·         acaddoc.lsp

·         acaddoc.fas

·         acaddoc.vlx

·         acad.dvb


1 - システム変数 AUTOLOADPATH の値に応じて、7つのファイルを自動ロードする

AUTOLOADPATH (システム変数)
AutoCAD で acad.lsp/fas/vlx ファイル、acaddoc.lsp/fas/vlx ファイル、acad.dvb ファイルをどのフォルダからロードするかをコントロールします。


タイプ: 文字列型
保存先: 名前付きのプロファイルまたはレジストリ
初期値: ""

有効な文字列を次に示します。

"<フォルダ パスまたはカンマで区切った複数のパス>" = 指定したフォルダにある acad.lsp/fas/vlx ファイル、acaddoc.lsp/fas/vlx ファイル、acad.dvb ファイルのみを自動的にロードします。現在の図面フォルダを含め、その他の場所からはロードしません。システム変数 ROAMABLEROOTPREFIX で指定したフォルダの下にある単一のサブフォルダにフォルダ パスを設定することをお勧めします。

"" (空の文字列)または "." (ピリオド) - パス制限なし。AutoCAD の起動フォルダ、図面フォルダ、および AutoCAD の検索パスの順に acad.lsp/fas/vlx ファイル、acaddoc.lsp/fas/vlx ファイル、acad.dvb ファイルを探し、見つかったところから自動ロードします。これは、AutoCAD 2012 の動作に重複が生じるため、お勧めできません。

 

acad2013.lsp および acad2013doc.lsp のロード ルールの変更点
acad2013.lsp および acad2013doc.lsp のロードは、既定のインストール フォルダ (<インストール フォルダ>\Support および <インストール フォルダ>\Support\<言語>)からのみに限定されるようになりました。

 

[オプション]ダイアログ ボックスの変更点
AUTOLOAD を 0 に設定した場合、[システム]タブの[図面ごとに acad.lsp をロード]チェック ボックス(システム変数 ACADLSPASDOC に対応)はオフになります。

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インストールに関する一般情報

·         インストールを開始する前に

·         Windows のコマンド ライン スイッチについて

 

注: AutoCAD、AutoCAD Architecture、AutoCAD MEP、AutoCAD Mechanical のいずれかの製品がインストール済みで Service Pack も適用済みの場合、残るその他の製品を共存インストールすることはできません。これらの他の製品をインストールできるようにするには、最初に Service Pack をアンインストールする必要があります。

 

注: AutoCAD および AutoCAD LT用の更新プログラム「Autodesk Sync エラー 修正プログラム」は、この Service Pack と共に自動的にインストールされます。

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インストールを開始する前に

この Service Pack をインストールする前に、次の点に留意してください。

AutoCAD Map 3D を初めて起動する

Service Pack 2.1 をインストールして、最初に DWG ファイルをダブル クリックして AutoCAD Map 3D を起動しないでください。 Service Pack をインストール後に最初に AutoCAD Map 3D を起動するには、デスクトップ ショートカットを使用します。

カスタム ファイルのバックアップ

この Service Pack を適用する前に、カスタマイズした CUIX、MNR、MNL の各ファイルをバックアップしておくことをお勧めします。

管理者権限

インストール中に、元のインストレーション メディアまたはネットワーク上の管理イメージを指定するよう求められることがあります。この Service Pack を適用するには、製品のインストールおよびアンインストールを実行するための管理者権限が必要です。

ネットワーク配置

管理者は、配置ウィザードを使用してネットワーク上にこの Service Pack を配置することができます。

製品のバージョン情報

Service Pack をインストール後、[バージョン情報]ダイアログ ボックスに、更新された製品のバージョン情報が表示されます。

再起動

インストールした後は、プロンプトが表示されなくてもシステムを再起動することをお勧めします。

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Windows のコマンド ライン スイッチについて

この Service Pack には、次の Microsoft Windows コマンド ライン スイッチが組み込まれています。

·         /e -Service Pack 実行ファイルから MSP ファイルを解凍します。

·         /q - Service Pack の適用後に完了メッセージが表示されないようにします。これは、スクリプトまたはバッチ ファイルを使用して複数のコンピュータにこの Service Pack を適用する場合に便利です。

/e コマンド ライン スイッチの使い方については、後述のインストール手順内で説明します。

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インストール手順

·         この Service Pack をスタンドアロン インストレーションに適用する

·         この Service Pack をローカル ネットワーク経由で適用する

·         この Service Pack をネットワーク管理イメージに適用する

·         この Service Pack をアンインストールする

この Service Pack をスタンドアロン インストレーションに適用する

この Service Pack を 1 台のコンピュータにインストールするには、次の手順に従います。

1.    Service Pack をダウンロードし、任意のフォルダに保存します。

2.    インストールの際にメディアを挿入する必要がある場合がありますので、製品のメディア(たとえば、AutoCAD のインストール ディスク)を挿入します。

3.    Service Pack を保存したフォルダに移動し、実行(EXE)ファイルをダブルクリックします。

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この Service Pack をローカル ネットワーク経由で適用する

ローカル ネットワークを使用して、この Service Pack を複数台のコンピュータにインストールするには、次の手順に従います。

1.    Service Pack をダウンロードして、ローカル ネットワーク上の共有フォルダに保存します。

2.    Service Pack を保存したフォルダに移動し、実行(EXE)ファイルをダブルクリックします。

注: この Service Pack では、CAD マネージャ コントロール ユーティリティを使用したローカル ネットワーク経由でのインストールはサポートされていません。

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この Service Pack をネットワーク管理イメージに適用する

次の配布方法は、配置ウィザードで作成された管理イメージに対してのみ該当します。次に示す手順を完了すると、以降インストールした製品に、この Service Pack が含まれるようになります。

いずれの場合でも、管理イメージにこの Service Pack を「追加」してください。グループ ポリシー オブジェクトを使用して配置を配布する場合のみ、Service Pack を管理イメージの MSI ファイルに「合成」します。

ダウンロードしたパッチ(Service Pack)ファイルには MSP(Microsoft Patch)ファイルが含まれています。このファイルを解凍するには、/e (extract)スイッチを使用します。この構文の例については、下の手順 2 を参照してください。

1.    オートデスクの製品サポートの Web サイトから、Service Pack の EXE ファイルをローカル コンピュータにダウンロードします。

2.    Windows の[スタート]メニューで、[ファイル名を指定して実行]を選択します。次の情報を入力し、[OK]をクリックします。

<ローカル_ドライブ:>\<パッチ名> /e <ローカル_ドライブ:>\< パッチ名>.msp

3.    オートデスク製品のメディアを挿入し、setup.exe を起動します。

4.    [配置を作成]を選択し、[次へ]をクリックします。

5.    [環境設定]ページで、[管理イメージのパス]ボックスに、管理イメージを作成する共有ネットワーク フォルダの場所を入力します。または、参照ボタンをクリックして、フォルダを選択します。ユーザは、このフォルダから製品をインストールします。

6.    [配置環境設定の名前]ボックスに、配置の名前を入力します。

7.    [配置ウィザード]で操作を続け、製品の環境設定ページで配置を開いて環境設定し、[追加]をクリックして手順 2 で解凍した Service Pack を探します。Service Pack は[ローカル ドライブまたはネットワーク ドライブにある Service Pack を含める]ボックスに追加されています。製品の一覧を閉じて戻ります。

8.    [配置ウィザード]の表示に従って、Service Pack の配置を完了します。

注: AutoCAD または AutoCAD LT の Service Pack が配置に含まれている場合、AutoCAD または AutoCAD LT 製品の Service Pack のみがインストールされ、Autodesk Sync の更新ファイルはインストールされません。

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この Service Pack をアンインストールする

AutoCAD Map 3D 2013 Service Pack 2.1 は、アンインストールできません。  以前の状態に戻すには、AutoCAD Map 3D をアンインストールしてから再インストールする必要があります。再インストールする際は、インストールに再度ライセンス設定する必要はありません。  

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最後に

これらの問題を特定して弊社に報告していただいたすべてのお客様に感謝いたします。お客様からのご意見は、弊社が製品を改善し、お客様に最適なソリューションを提供するための参考とさせていただきます。弊社はお客様の継続的なご利用に感謝するとともに、このアップデート リリースの内容に関するフィードバックも歓迎いたします。

ご利用いただき、ありがとうございます。

Autodesk 製品チーム

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