AutoCAD® Mechanical 2011 Update 2 をダウンロードしていただき、ありがとうございます。
この Readme には、この更新プログラムのインストールおよび使用に関する最新の情報が記載されています。お使いの製品に更新プログラムを適用する前に、Readme 全体を必ずお読みください。参照用として、このドキュメントをハード ドライブに保存するか、印刷してください。
目次
この更新プログラムは、対応する言語のオペレーティング システム上で実行される次のオートデスク製品に適用することができます。ご使用中のソフトウェアに対する正しい更新プログラムをインストールしてください。
注: Update 2 をインストールする前に、 Update 1 がインストールされている必要があります。
www.autodesk.com/support/AutoCAD Mechanical 2011 Update 1
コミュニケーション センターを利用して Live Update メンテナンス パッチをインストールすることもできます。コミュニケーション センターでは、使用中の製品用の正しい更新プログラムが自動的に表示されます。
32 ビット製品 |
更新プログラム |
| AutoCAD Mechanical 2011
AutoCAD Inventor® Professional Suite 2011 AutoCAD Inventor Routed Systems Suite 2011 AutoCAD Inventor Simulation Suite 2011 AutoCAD Inventor Suite 2011 AutoCAD Inventor Tooling Suite 2011 |
acm2011update2.exe |
64 ビット製品 |
更新プログラム |
| AutoCAD Mechanical 2011
AutoCAD Inventor Professional Suite 2011 AutoCAD Inventor Routed Systems Suite 2011 AutoCAD Inventor Simulation Suite 2011 AutoCAD Inventor Suite 2011 AutoCAD Inventor Tooling Suite 2011 |
acm2011update2x64.exe |
この更新プログラムは、下に示されているオペレーティング システムで使用できます。
次の日本語版オペレーティング システムの Service Pack 2 (SP2) および Service Pack 3 (SP3)。
次の日本語版オペレーティング システムの Service Pack 1 (SP1) および Service Pack 2 (SP2)。
次の日本語版 Windows® 7 オペレーティング システム。
AutoCAD Mechanical の実行中にこの更新プログラムを適用すると、アプリケーションの終了を促すウィンドウが表示されます。この場合、[セットアップ完了後、アプリケーションを自動的に終了して、再起動する]オプションは選択しないでください。予期しないエラーが発生する可能性があります。代わりに、手動で AutoCAD Mechanical を終了し、メッセージが表示されたら、[無視]をクリックします。更新プログラムをインストールした後、システムを再起動することをお勧めします。
[カスタマー エラー報告]ユーティリティによって寄せられた情報を詳細に分析した結果、多くのエラーが特定され、解決されました。解決されたコマンドおよび機能は、次のとおりです。
Update 1
Update 2
この更新プログラムには、AutoCAD 2011 Update 2 も含まれています。AutoCAD 2011 Update 2 の更新プログラムによって対処される問題の詳細は、Readme を参照してください。AutoCAD 2011 Update 2 は、AutoCAD サービス & サポートのダウンロード ページの Service Pack & パッチからご覧いただけます。
AutoCAD Mechanical 2011 Update 2 では、次の問題に対処しています。
寸法
Update 1
- 寸法のインプレイス エディタを終了後、はめあい記号が正しく表示されない。
- 寸法のインプレイス エディタの[適用]ボタンが[許容差]の値に対して正常に機能しない。
- AMCHAM2D を使用して面取りを作成中に面取り寸法を追加できない。
- 寸法値の許容差とはめあいが、寸法インプレイス エディタの［はめあい］ボタンと［許容差］ボタンに従って切り替わらない。
- 寸法インプレイス エディタのはめあいおよび許容差のプレビューが正常に表示されない。
- AMPOWERDIM_JOG が DIMJOGANG[半径寸法線折り曲げ角度]設定の値を無視する。
- 許容差の値に対して MATCHPROP[プロパティ コピー]が正常に機能しない。許容差が、パワーエディットの後で元に戻る。
- 面の指示記号が寸法に添付されている場合、寸法マスクが一部の画面で表示されない。
- 寸法インプレイス エディタで、一次寸法値に追加テキストを入力した場合、直径寸法記号が表示されない。
Update 2
- パワーディメンジョンのグリップ編集時に、致命的なエラーが発生する。
- 許容差の先頭および小数点以下のゼロの省略をオンに設定した場合、[コピー元]および[適用]が機能しない。
- MATCHPROP[プロパティ コピー]を実行するとターゲット寸法の値が変化する。
- パワーディメンジョンを選択した場合、コンテキスト タブでの寸法編集時に、角度が更新されない。
部品表(BOM)、パーツ一覧とバルーン
Update 1
- ゼロから始まるバルーン項目番号を修正できない。
- パーツ参照を持つブロックのインスタンスをいくつか挿入した後で、新しいインスタンスを挿入すると、対応する項目の数量が加算される代わりに、新しい行がパーツ一覧に追加される。
Update 2
- 外部参照を含む一部の図面でバルーンを作成すると、致命的なエラーが発生する。
- 一部の AutoCAD Mechanical 2010 で作成した図面で部品表の項目が欠落する。
- 部品表の項目をすべて選択した後、項目を結合することができない。
- 外部参照のバインド処理前に AMBOM[部品表設定]を実行すると、アプリケーションの応答が停止する。
シンボル
Update 1
- 寸法線に添付された一部の面の指示記号が、MOVE[移動]操作の後で正常に表示されない。
- 複数の引出線の引出線注記のグリップ編集時に、致命的なエラーが発生する。
- 複数の引出線で構成される交差グリップ点の移動中に、引出線注記の基準点がずれる。
- 大部分同一記号オプションを使用すると、面の指示記号が誤った順序で表示される。
- 一部の言語の AutoCAD Mechanical 2011 で、[面の指示記号]ダイアログ ボックスの[E]フィールドと[B]フィールドが正しいフォントで表示されない。
- 複数の引出線で構成される記号の交差グリップ点をドラッグできない。
- 2 番目の引出線を溶接記号に追加する際に、最初の引出線のノードが失われる。
- AMOPTIONS[Desktop オプション]でメインの acadm.cuix ファイルがカスタム cuix ファイルに変更された場合、「Shift+F」が記号の引出線に対して機能しない。
Update 2
- [基準線を表示]オプションをオフに設定すると、引出線注記の矢印をストレッチできなくなる。
- MOVE[移動]コマンドの実行後に幾何公差記号の位置が移動する。
- [オプション]で設定したモデル尺度値に引出線注記の文字と脚長線のギャップ距離が準拠しない。
- AMNOTE[注釈作成]による先頭行の中央への引出線の位置合わせが正常に機能しない。
- 多数の記号を選択すると、パフォーマンスが低下する。
- REFEDIT[インプレイス参照編集]および REFCLOSE[インプレイス参照編集を閉じる]の実行後に、記号の位置が変化する。
[詳細]
Update 1
- [レイアウトにコピーのビューポート]オプションで作成した場合、ビューポートの詳細図に誤った尺度が表示される。
- 一部の図面では、詳細図を作成中にエラー 5003 が発生する。
- 分解された詳細図の寸法に、誤った値が表示される。
Inventor リンク
Update 1
- Inventor にリンクされた一部のパーツで、ねじ山側穴の情報が引出線注記に表示されない。
カスタム コンテンツ
Update 1
- 対応する列タイプがコンテンツのファミリ テーブルで[文字]に設定されている場合でも、部品表のコンポーネント プロパティが数値として表示される。
- ドイツ語文字列がコンテンツ マネージャで正しく表示されない。
標準コンテンツ
Update 1
- 挿入された転がり軸受のサイズが指定値と異なる。
- 穴を COPYCLIP[コピー]および PASTEBLOCK[ブロック貼り付け]した後で、標準穴の中心線のオーバーシュートの寸法が計測されない。
- 「JIS B 1301 - 8x7x80」平行キーの上面ビューと正面ビューを作成できない。
- ボルトの組み合わせ内のジオメトリのサイズが、動的ドラッグ時にカーソル位置に対応しない。
Update 2
- L 字断面を 90 度回転した後にグリップ点で移動できない。
- パワーエディットの実行後、挿入した座金の方向が変化する。
- JIS B 2023 管用ねじの NND 値が JIS 規格の値と一致しない。
構造物
Update 2
- 外部参照を 2 回目に更新および再ロードした後、ブラウザ内の情報が失われる。
隠線処理
Update 2
- 要素数が 2 つを超える隠線処理の場合、別の図面にコピーおよび貼り付けを実行した後、隠線処理が失われる。
- 新しいオブジェクトを別のレベルに追加しようとすると、選択で問題が発生する。
その他の問題
Update 1
- 一部の AutoCAD Mechanical の旧リリース版の図面を開くと、致命的なエラーが発生する。
- [回転させながら複写]オプションがチェックされていない場合、標準コンテンツの円形状配列が機能しない。
- 一部の図面で、ブロック エディタを終了した後で致命的なエラーが発生する。
- ブロック エンティティを分解後に選択できない。
- 一部のインスタンスでは、配列のプレビューが表示されない場合がある。
- ブロック参照編集時に、ブロック参照の一部でないオブジェクトのプロパティを変更しようとすると、[プロパティ]パレットで致命的なエラーが発生する。
- UNISOLATEOBJECTS[オブジェクト選択表示終了]が標準コンテンツで機能しない。
- SELECTIONCYCLING[循環選択]が機能しない場合がある。
- 一部の図面では、構築線を作成中に致命的なエラーが発生する。
- 標準穴を含むブロック参照をブロック エディタで編集すると、余分なポイントが表示される。
- AutoCAD Mechanical ファイル マイグレーション ユーティリティで使用した場合、一部のテンプレートでエラーが発生する。
- Windows Vista と Windows 7 では、AutoCAD Mechanical ファイル マイグレーション ユーティリティが一部のテンプレートで機能しない。
- ステータス バーのビューポート尺度を用いてビューポートの尺度を変更すると、致命的なエラーが発生する。
- 既定の DXFOUT[DXF 書き出し]形式が DXF ではなく DWG である。
Update 2
- AutoCAD Mechanical でゼロ ドキュメントの状態がしばらく続いた後、[Esc]キーを押してもオブジェクトが選択解除されなくなる。
- API: AutoCAD Mechanical 2008 で作成した図面では、McadBOMItem にデータを割り当てることができない。
- 旧リリース版で保存した図面を開くことができない。
- 一部の図面に対して STEPOUT を実行すると、致命的なエラーが発生する。
- 一部の古い図面の寸法では、MATCHPROP[プロパティ コピー]が正常に機能しない。
- 表示されたダイナミック入力プロンプトが瞬時に消える。
- 古いテンプレートを既定の標準テンプレートとして使用すると、致命的なエラーが発生する。
- 一部の図面および DXF ファイルを開くと、致命的なエラーが発生する。
- QNEW[クイック新規作成]でテンプレートを既定のテンプレートとして設定すると、間違ったフォントが表示される。
- BSAVE[ブロック定義を保存]を実行した後でも、BCLOSE[ブロック エディタを閉じる]を実行するときに、ブロックの保存ダイアログ プロンプトが表示される。
- DXF の作成後に図面のファイル サイズが変化する。
- ビューポートで下書き線を作成できない。
- 一部のオブジェクトをストレッチするときに、ハッチングの動作に矛盾が生じる。
この更新をインストールする前の注意事項は次のとおりです。
カスタム ファイルのバックアップ
この更新プログラムを適用する前に、すべてのカスタム CUI、MNR、MNL ファイルをバックアップすることをお勧めします。
管理者の権限
インストール中に、元のインストレーション メディアまたはネットワーク イメージを指定するよう求められることがあります。この更新プログラムを適用するには、管理者の権限でログオンしている必要があります。
ネットワーク配置
管理者は、[配置ウィザード]を使用することにより、ネットワークを介してこの更新プログラムを配置することができます。
製品のバージョン情報
インストール後、[バージョン情報]ダイアログ ボックスに製品情報が表示されます。
再起動
インストールした後は、プロンプトが表示されなくてもシステムを再起動することをお勧めします。
この更新プログラムには、次の Microsoft Windows コマンド ライン スイッチが組み込まれています。
/e コマンド ライン スイッチの使い方については、後述のインストール手順の中で説明しています。
この更新プログラムを 1 台のコンピュータにインストールするには、以下の手順に従います。
情報センターを使用して、この更新プログラムをローカル ネットワーク経由で適用することができます。ローカル ネットワーク経由で更新の設定を行う方法の詳細は、[CAD マネージャ コントロール ユーティリティ]ヘルプの「[情報センター]タブ」のセクションに記載されています。
注: CAD マネージャ コントロール ユーティリティは、製品のインストレーション メディアからインストールできます。[ツールとユーティリティ]を選択し、次に[Autodesk CAD Manager Tools]を選択します。
注: 管理イメージに Update 2 のみを配置することはできません。管理イメージに Update 2 を配置する場合は、「Service Pack を含める」画面より Update 1 と一緒に配置してください。
Windows XP
Windows Vista および Windows 7
この更新プログラムには、AutoCAD 2011 Update 2 も含まれています。AutoCAD 2011 Update 2 の更新プログラムによって更新されるファイルの詳細は、Readme を参照してください。AutoCAD 2011 Update 2 は、AutoCAD サービス & サポートのダウンロード ページの Service Pack & パッチからご覧いただけます。
AutoCAD Mechanical 2011 Update 2 の更新プログラムによって次のファイルが更新されます。
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