AutoCAD Plant 3D 2013 / AutoCAD P&ID 2013 Service Pack 1 Readme

AutoCAD® Plant 3D 2013 および AutoCAD® P&ID 2013 Service Pack 1 をダウンロードしていただき、ありがとうございます。

この Readme には、Service Pack のインストールおよび使用に関する最新の情報が記載されています。お使いの製品に Service Pack を適用する前に、Readme 全体を必ずお読みください。参照用として、このドキュメントをハード ディスクに保存するか、印刷してください。

注: AutoCAD Plant 3D の非英語バージョンにこの Service Pack を適用した後は、 2013 3D IsoSkeyAcadBlockMap.xml の修正パッチも必ず適用してください。

注: この Service Pack は、AutoCAD Plant 3D 2013 Extension 1 (Subscription)には適用されません。

目次

·         Service Pack のインストール対象製品

·         Windows 7 をお使いの場合のご注意

·         AutoCAD Plant 3D および AutoCAD P&ID の更新情報

·         AutoCAD の更新情報

·         インストールに関する一般情報

·         インストールを開始する前に

·         Windows のコマンド ライン スイッチについて

·         インストール手順

·         この Service Pack をスタンドアロン インストレーションに適用する

·         この Service Pack をローカル ネットワーク経由で適用する

·         この Service Pack をアンインストールする

Service Pack のインストール対象製品

この Service Pack は、対応する言語のオペレーティング システム上で実行される次のオートデスク製品に適用することができます。ご使用中のソフトウェアに対する正しい Service Pack をインストールしてください。

32 ビット製品

Service Pack

AutoCAD Plant 3D 2013

AutoCAD_Plant_3D_2013_x86_SP1.exe

AutoCAD P&ID 2013

AutoCAD_PnID_2013_x86_SP1.exe

 

64 ビット製品

Service Pack

AutoCAD Plant 3D 2013

AutoCAD_Plant_3D_2013_x64_SP1.exe

AutoCAD P&ID 2013

AutoCAD_PnID_2013_x64_SP1.exe

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Windows 7 をお使いの場合のご注意

AutoCAD Plant 3D または AutoCAD P&ID を実行したままこの Service Pack を適用する場合、[セットアップの完了後、アプリケーションを自動的に終了して、再起動する]チェックボックスはオンにしないことをお勧めします。代わりに、AutoCAD Plant 3D または AutoCAD P&ID を手動で終了し、プロンプトに対して[OK]をクリックしてください。また、Service Pack をインストールした後、システムを再起動することをお勧めします。

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この Service Pack によって解決される主な問題

·         AutoCAD Plant 3D および AutoCAD P&ID Service Pack の更新情報

·         AutoCAD Service Pack の更新情報

AutoCAD Plant 3D および AutoCAD P&ID の更新情報

 

AutoCAD P&ID のみに該当する修正

SQL Server

·         SQL Server データベースと SQL Server 認証を使用している AutoCAD P&ID 2012 プロジェクトは、AutoCAD P&ID 2013 にマイグレートできませんでした。Windows 認証には、この問題の影響はありません。

 

AutoCAD P&ID と Plant 3D に該当する修正

オフページ コネクタ

·         P&ID 図面をプロジェクトから削除して再び追加した場合、オフページ コネクタを再接続できません。

A360

·         [オプション]ダイアログ ボックスを使用してサイン インした後、Autodesk 360 からログ アウトできませんでした。

 

AutoCAD Plant 3D のみに該当する修正

アイソメ図面

·         Y 型およびラテラル T 型継手が、アイソメ図で正しく表示されませんでした。これを修正するには、アイソメ図スタイルを更新する必要があります。プログラム フォルダの ISOProjectTemplates にあるアイソメ図スタイル ファイルを、プロジェクト フォルダの Isometric フォルダにコピーすることで更新が可能です。これにより、既存のアイソメ図スタイルに対する変更は上書きされます。

プロジェクトの個々のアイソメ図スタイルを更新する: アイソメ図スタイルに対するユーザ設定が失われるのを避けるには、ダウンロードした ZIP フォルダ内の ISOProjectTemplates ファイルをプロジェクトに直接コピーします。解凍したファイルをコピーし、プロジェクトにある同じ名前のファイルを上書きします。この操作により、修正プログラムで更新できないファイルに含まれるカスタマイズ設定が失われるのを防ぐことができます(たとえば、Iso.dwt に追加したユーザ設定が失われることはありません)。

·         他の溶接点近くに配置された溶接注釈は、間違った溶接情報を示すことがありました。

·         アイソメ図が複数の図面に自動分割される場合、常に溶接番号が図面毎にリセットされました。

isoconfig.xml のインデックス要素の ContinuousIndexing の値を "true" に変更することにより、それぞれのシートの溶接番号を設定できるようになりました。

·         アイソメ図および PCF ファイルで、配管サポート(溶接された支柱とダミーレッグ)が未接続状態になりました。また、ダミー サポートの文字列寸法は、エルボの中心ではなくアタッチ点を使用していました。

·         アイソメ図および PCF ファイルで、一部の終端タイプ(たとえば、ライン フランジ LFL、Tirclover TC、ASME カタログの BPE)が誤表示されました。

·         配管に対する配管サポートの溶接接続が、アイソメ図に表示されませんでした。この問題を修正するには、ユーザは配管サポートのポート プロパティ(Undefined_ET)を PL または BV に変更する必要があります。スペック ベースの配管サポートのポート プロパティは、カタログ エディタで修正したり、スペック エディタを使用して pipesupports.pspx に追加することができます。配管サポート カタログは、コンテンツ フォルダの CPak Common¥SUPPORTS Catalog.acat です。[ブロックを選択して配管サポートを作成する (plantpipesupportadd] を使い作成したユーザ定義(非スペック型)の配管サポートは、プロパティ パレットにて終端タイプの設定をすることができます。

·         一部の属性が、[タイトル ブロック属性を挿入]ダイアログ ボックスに表示されませんでした。また、重複した属性は配置できませんでした。

·         高度情報を変更していないのに、アイソメ図面の配管分岐点に高度注釈が表示されました。

·         アイソメ図面のオーレットに不要な座標情報が表示されました。また、オーレットに接続するプラグが正常に表示されませんでした。

·         アイソメ図面のフランジ接続部分で、バルブが未接続の状態に表示されることがありました。

·         寸法プレビューが、アイソメ図面の DWG 設定に明瞭に表示されませんでした。

·         U エルボ、Triclover エルボ、圧力安全弁、テーパー クロスは、アイソメ図面に正しく表示されませんでした。

·         終端(継続)の注釈に、間違った座標値が表示されました。

·         結合された配管サポート(サポートオンサポート)によって、追加のアイソメ図シートが作成されることがありました。

·         高度注釈が、不必要にスプール図面内に、座標注釈とともに表示されました。

配管

·         断熱材がベンド管に表示されませんでした。

配管サポート

·         ダミーレッグサポートは、3D モデルの配管にアタッチしたとき、正しく配置(配管に対して垂直)されませんでした。

·         エルボに配管サポートをアタッチしたとき、一部のサポートは、配管の底面(BOP)に正常にスナップされませんでした。

·         ペーパー空間で、プラントオブジェクトに配置した自動調整寸法は正常に更新されませんでした。

·         ライン グループが多数の場合、パフォーマンスが低下しました。

構造

·         一部の形状の構造用鋼の寸法が間違っていました。

オルソ図

·         オルソ図注釈は、異なる単位と精度を表示していることがありました。

·         プロジェクト フォルダ外に保存されたオルソ図面は、動作しませんでした。

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AutoCAD の更新情報

 

AutoCAD 2013 Service Pack 1.1 は、この Service Pack に含まれています。解決された主な問題の一覧については、AutoCAD_2013_and_AutoCAD_LT_2013_SP1.1_Jpn.htm を参照してください。

 

インストールに関する一般情報

·         インストールを開始する前に

·         Windows のコマンド ライン スイッチについて

 

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インストールを開始する前に

この Service Pack をインストールする前に、次の点に留意してください。

カスタム ファイルのバックアップ

この Service Pack を適用する前に、カスタマイズした CUIX、MNR、MNL の各ファイルをバックアップしておくことをお勧めします。

管理者権限

インストール中に、元のインストレーション メディアまたはネットワーク上の管理イメージを指定するよう求められることがあります。この Service Pack を適用するには、製品のインストールおよびアンインストールを実行するための管理者権限が必要です。

ネットワーク配置

管理者は、配置ウィザードを使用して、この Service Pack をネットワーク上に配置することはできません。この Service Pack を追加ファイルとして配置することはできます。

製品のバージョン情報

Service Pack のインストール後、[バージョン情報]ダイアログ ボックスに、更新された製品のバージョン情報が表示されます。

再起動

インストールした後は、プロンプトが表示されなくてもシステムを再起動することをお勧めします。

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Windows のコマンド ライン スイッチについて

この Service Pack には、次の Microsoft Windows コマンド ライン スイッチが組み込まれています。

·         /e -Service Pack 実行ファイルから MSP ファイルを解凍します。

·         /q - Service Pack の適用後に完了メッセージが表示されないようにします。これは、スクリプトまたはバッチ ファイルを使用して複数のコンピュータにこの Service Pack を適用する場合に便利です。

/e コマンド ライン スイッチの使い方については、後述のインストール手順内で説明します。

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インストール手順

·         この Service Pack をスタンドアロン インストレーションに適用する

·         この Service Pack をローカル ネットワーク経由で適用する

·         この Service Pack をアンインストールする

この Service Pack をスタンドアロン インストレーションに適用する

この Service Pack を 1 台のコンピュータにインストールするには、次の手順に従います。

1.    Service Pack をダウンロードして任意のフォルダに保存します。

2.    インストールの際にメディアを挿入する必要がある場合がありますので、製品のメディア(たとえば、AutoCAD のインストール ディスク)を挿入します。

3.    Service Pack を保存したフォルダに移動し、実行(EXE)ファイルをダブルクリックします。

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この Service Pack をローカル ネットワーク経由で適用する

ローカル ネットワークを使用して複数のコンピュータにこの Service Pack をインストールするには、次の手順に従います。

1.    Service Pack をダウンロードしてローカル ネットワーク上の任意の共有フォルダに保存します。

2.    Service Pack を保存したフォルダに移動し、実行(EXE)ファイルをダブルクリックします。

注: この Service Pack では、CAD マネージャ コントロール ユーティリティを使用したローカル ネットワーク経由でのインストールはサポートされていません。

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この Service Pack をアンインストールする

注: Service Pack をアンインストールした後、AutoCAD Plant 3D 2013 または P&ID 2013 インストーラの[再インストール]オプションを使用する必要があります。

Windows XP

1.    Windows の[スタート]メニューから、[コントロール パネル]を選択します。

2.    [コントロール パネル]で、[プログラムの追加と削除]をクリックします。

3.    [プログラムの追加と削除]ウィンドウで、[更新プログラムの表示]オプションを選択します。

4.    プログラムの一覧で、アンインストールする Service Pack を探します。[削除]をクリックします。

Windows 7

1.    Windows の[スタート]メニューから、[コントロール パネル]を選択します。

2.    [プログラム]をクリックします。

3.    [プログラムと機能]をクリックします。

4.    [プログラムと機能]ウィンドウの左ペインで、[インストールされた更新プログラムを表示]をクリックします。

5.    プログラムの一覧で、アンインストールする Service Pack を探します。[アンインストール]をクリックします。

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