Autodesk® DWF™ Writer 2009 README
更新日: 2010 年 7 月 23 日
Autodesk® DWF™ Writer 2009 には、次のコンポーネントが含まれています。
- Autodesk® DWF™ Writer for 2D
- Autodesk® DWF™ Writer for 3D
- Autodesk® DWF™ Writer for CATIA® (V5R15 および V5R16)
- Autodesk® DWF™ Writer for Pro/ENGINEER® (Wildfire™ 2.0 および Wildfire™ 3.0)
- Autodesk® DWF™ Writer for SolidWorks® (2007 および 2008)
動作環境
- 次のオペレーショング システムのいずれかの 32 ビット版
- Microsoft® Windows® 7 (Enterprise、Ultimate、Professional、Home Premium)
- Microsoft® Windows® Vista® (Enterprise、Business、Ultimate (SP1 以上))
- Microsoft® Windows® XP Professional (SP2 以上)
- Microsoft® Internet Explorer® 6 以上
- Intel® Pentium® III プロセッサ 800 MHz (800 MHz 以上を推奨)
- 256 MB の RAM (512 MB の RAM 推奨)
- 160 MB のハードディスク空き容量(インストール時)
- 解像度 800 x 600 以上のディスプレイ(1024 x 768 以上を推奨)
- マウス、トラックボール、またはその他のポインティング デバイス
Autodesk® DWF™ Writer for 2D を使用できるプログラム
DWF Writer for 2D を使用して、任意の Windows プログラムから DWF および DWFx ファイルを作成できます。オートデスクのプログラム(AutoCAD ベースの製品、Inventor、Revit など)のユーザは、内蔵の DWF パブリッシュ機能を使用して DWF ファイルを作成してください。Pro/ENGINEER、SolidWorks および CATIA のユーザは適切なプラグインを使用して、DWF ファイルをパブリッシュしてください。
DWF Writer for 2D は、次のプログラムでテストされています。
- Adobe® Acrobat® 7、8
- Microsoft® Excel® 2003、2007
- Microsoft® Internet Explorer® 6、7
- Microsoft® PowerPoint® 2003、2007
- Microsoft® Visio® 2003、2007
- Microsoft® Word 2003、2007
既知の問題
Autodesk® DWF™ Writer 2009 の既知の問題
- DWF 設定では、フォント埋め込みは機能しません。
- DWF 設定では、Microsoft Office 2010 から DWF ファイルをパブリッシュする場合、ユーザ定義の用紙サイズは保持されません。
- DWF 設定では、[用紙サイズ]および[向き]の設定が他のアプリケーションの同種の設定と競合した場合、DWF ファイルの出力結果が望んだとおりにならないことがあります。
- DWF Writer をインストールするときに、[Windows ファイル保護]ダイアログ ボックスで[Windows を正しく動作させるために必要なファイルが、認識できないバージョンのファイルに置き換えられています。システムの安定を維持するために、これらのファイルを元のバージョンに復元する必要があります。]というメッセージが表示される場合があります。対処方法: [キャンセル]をクリックして、これらのファイルの元のバージョンを復元します。次に[はい]をクリックして、認識されないファイルバージョンを保持します。
- Microsoft® Windows XP Professional 64 ビット版、Windows Vista 64 ビット版、Windows 7 64 ビット版 の各エディションはサポートされません。対処方法:64 ビット版の DWF Writer をダウンロードします。
Autodesk® DWF™ Writer for 2D の既知の問題
Microsoft® Excel® 2003、2007
- Excel でチャートを選択すると、Autodesk DWF メニューが表示されなくなります。対処方法: チャート以外のオブジェクトを選択して、Autodesk DWF メニューを再表示します。
- 各シートの dpi 設定が異なる Excel ワークブックをパブリッシュすると、各シートが個別の DWF ファイルとしてパブリッシュされ、[名前を付けて保存]ダイアログ ボックスが複数開きます。同じ名前を入力すると、そのたびに既存のシートが上書きされます。対処方法: [名前を付けて保存]ダイアログ ボックスで、各 DWF ファイルに対して異なる名前を入力します。その後、Windows エクスプローラで各シートの DWF ファイルを右クリックして[統合]を選択し、すべてのシートを 1 つの DWF ファイルに統合します。
- 用紙サイズが大きく dpi 値が高いチャートを含むスプレッドシートをパブリッシュすると、空の DWF シートが作成されることがあります。
Microsoft® Internet Explorer® 7
- DWF Writer for 2D を Microsoft Windows Vista の Internet Explorer 7 で使用する場合、Internet Explorer の既定のセキュリティ設定により、セキュリティ ダイアログ ボックスが表示されます。
- DWF Writer for 2D を Microsoft Windows Vista の Internet Explorer 7 で使用する場合、[印刷設定]の[詳細設定]タブに、「The advanced options are not available due to Internet Explorer running in Protected Mode (保護モードで動作する Internet Explorer では[詳細設定]オプションは有効ではありません)」という旨のメッセージが表示されます。
Microsoft® Outlook® 2003、2007
- サポートされているプログラムで[Autodesk DWF] > [DWF をパブリッシュしてメールを送信]を選択すると、[書式設定]ツールバーが無効になった電子メールのウィンドウが開きます。
Microsoft® Visio® 2003、2007
- 電子メールの送信に問題があるため、Windows® 2000 で Visio を使用する場合は、パブリッシュしてメールを送信する機能が無効になっています。
Microsoft® Word 2003、2007
- DWF Writer for 2D プリンタの一部の印刷設定は使用できません。対処方法: Word で、印刷の向き、余白、用紙サイズなどのページ設定を変更します。
Autodesk® DWF™ Writer for 3D を使用できるプログラム
- Bentley MicroStation® V8 2004 Edition
- ESRI ArcGIS®—ArcInfo 9
- Solid Edge バージョン 18 および 19
- UG NX 3、4
Autodesk® DWF™ Writer for 3D の既知の問題
- パーツを一覧表示する際に、そのパーツが所属するアセンブリが表示されない場合があります。
- 最良の結果を得るために、最初にプログラムを開きます。3D モデルはまだ開かないでください。DWF Writer for 3D を開いて、必要なオプションを選択します。プログラムの画面の上に、DWF Writer の画面や DWF Writer のダイアログ ボックスが表示されていないことを確認します。[OK]をクリックしてキャプチャし、3D モデルを開きます。詳細な手順については、DWF Writer for 3D のヘルプを参照してください。
- 切断面と断面はキャプチャされません。オブジェクト全体が表示されます。これらを Design Review に戻して追加できます。
- 複数の光源がある場合、DWF 内の照明は元のモデルほど明るく表示されません。光源が元のモデルの位置に関連している場合、モデルを回転させると黒くなります。
- 線のスタイルは、ソース プログラムの線のスタイルとは正確には一致しない場合があります。
- 3D モデルをキャプチャしようとするときにファイルが作成されない場合
- DWF Writer for 3D のヘルプを見て、プログラムの手順に正しく従ったかどうかを確認してください。
- 一定の時間を経過してもステータスが[待機中...]あるいは[処理中...]から進まない場合、ターゲット プログラムでモデルを回転させて、強制的に情報を OpenGL に送信してキャプチャさせなければならない場合があります。
- または、ファイルのインストール時の問題を修正する手順を実行してください。これらの問題は、Windows® の保護ポリシーが原因で起きる場合があります。
- DWF Writer for 3D をアンインストールします。
- すべての OpenGL32.dll を OpenGL32a.dll などの別の名前に変更します(他の目的でこれらのファイルが必要になる場合があります)。一部のファイルは表示されない場合があるため、フォルダ内を検索します。
- DWF Writer for 3D を再インストールします。
- 複数のテクスチャが含まれる場合、およびテクスチャとマテリアルがブレンドされている場合は、DWF Writer ではキャプチャされません。
- DWF Writer はマテリアルの放射をキャプチャしません。
Bentley MicroStation® V8 2004 Edition
- 複数のテクスチャがある場合、キャプチャした DWF ファイルが元のファイルよりも大きくなります。
- 面照明の色はサポートされていません。
ESRI ArcGIS®—ArcInfo 9
- DWF Writer View でビューを正しく選択できません。[オプション]タブでこのオプションを選択解除するか、Design Review でビューを訂正することをお勧めします。
Solid Edge version 19
- キャプチャを開始した後、処理ステータスを表示する DWF Writer for 3D ウィンドウを動かさないでください。このウィンドウを動かすと、キャプチャが停止して、処理が終了しない場合があります。
- 注釈は結果の DWF ファイルに表示されません。
UG NX 4
Autodesk® DWF™ Writer for CATIA® (V5R15 および V5R16)の既知の問題
- MD2 ワークベンチのみテストされています。
- パブリッシュできるのは、パーツ、製品および図面だけです。
- [キャッシュ システムとともに使用]オプションを有効にすると、パーツと製品をパブリッシュできません。(CATIA では、キャッシュシステムは既定では選択されていません)。
- 2D 図面では、文字、塗り潰し領域、および一部のシンボルが、結果の DWF ファイルに予想どおりに表示されないことがあります。
- 図面のベクトル イメージはパブリッシュできません。
- パーツおよびアセンブリ設計内の照明効果はパブリッシュできません。
- 3D CATIA ファイルでは、寸法はパブリッシュされないか、結果の DWF ファイルに表示されません。
Autodesk® DWF™ Writer for Pro/ENGINEER® (Wildfire™ 2.0 および Wildfire™ 3.0)の既知の問題
- パブリッシュできるのは、パーツ、アセンブリおよび図面だけです。スケッチ、製造、フォーマット、レポート、ダイアグラム、レイアウトおよびマークアップはパブリッシュできません。
- 3D 注釈は、パブリッシュできません。
- インポート フィーチャ、エンベロープ コンポーネント、ラップ フィーチャおよびサーフェス間のブレンドなどの一部の高度なフィーチャはパブリッシュできません。
- テクスチャと色の混合はサポートされていません。
- アセンブリ環境に追加されたテクスチャは、正しくパブリッシュされない場合があります。
- マルチテクスチャはサポートされていません。
- ポリゴンの対辺に別々のテクスチャやマテリアルを適用したポリゴンはパブリッシュできません。
- 特に複数の光源が定義されている場合、光源が元のモデルとは異なって見える場合があります。
- BMP、GIF、JPEG、TGA、TIFF、および PNG のテクスチャ形式はサポートされていません。
- カメラはパブリッシュできません。
- 一部の図面要素(エンティティの色やテキスト スタイルなど)が元の図面と一致しない場合があります。
- 図面に空のテンプレートを使用する場合、シート図面単位が正しくない場合があります。
- 寸法補助線、引出線、ビュー矢印、軸線または 2D 図形の部分削除フィーチャはパブリッシュできません。
- 寸法や詳細項目を表示するスナップ線はパブリッシュできません。
- 3D モデル サーフェスに追加されたメッシュはパブリッシュできません。
Autodesk® DWF™ Writer for SolidWorks® (2007 および 2008)の既知の問題
- DWF Writer 2009 は SolidWorks 2006 をサポートしていません。対処方法: SolidWorks 2006 を使用している場合は、引き続き DWF Writer 2008 を使用してください。
- 初めてインストールする場合は、Publish DWF アドインを手動で追加する必要があります。対処方法: [ツール] > [アドイン]を選択します。[その他アドイン]の一覧で、2 つの[Publish DWF]オプションをオンにします。
- 3D 注釈およびスケッチをパブリッシュできません。
- カメラはパブリッシュできますが、特にアセンブリ ファイルの場合、元のモデルと外観が異なる場合があります。
- フィーチャ レベルの色および透過性はパブリッシュできません。
- 光源を正しくパブリッシュできません。
- テクスチャと色の混合はサポートされていません。
- パブリッシュできるのは、ワイヤフレーム版の図面だけです。シェーディングされたビューはサポートされていません。
- 特殊なシンボルはパブリッシュできないか、またはパブリッシュ中にエラーが発生します。
- 文字の[書式設定]ツールバーを使用して適用された文字の色および書式(太字、斜体、下線、取り消し線)は、パブリッシュできません。
- SolidWorks では DWF と異なる線種および太さを使用するため、線は、結果の DWF ファイルに予想どおりに表示されません。
- 1 つの SolidWorks シートに尺度の異なる複数のビューがある場合、一部のビューの尺度が正しく表示されないことがあります。そのため、新しい計測値は正確でない場合があります。
- SolidWorks ファイルでは、ユーザは自分のコンピュータにローカルで保存されたピクチャからカスタム テクスチャを定義して適用します。SolidWorks ファイルを別のコンピュータで開いている場合、カスタムテクスチャで使用しているピクチャを使用できないため、カスタムテクスチャはパブリッシュした DWF ファイルに表示されません。
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