尺度リスト クリーンアップ ユーティリティ

このユーティリティにより、余分な尺度を含んだ図面を修復することができます。

注: このユーティリティは英語版でのご提供となります。そのため、ユーザインタフェースは英語で表示されますが、日本語版製品でもご使用いただけます。


問題点

図面ファイルに余分な尺度リストが含まれていると、パフォーマンスに影響します。 そのままにしておくと、そのファイルが使用不能になる可能性もあります。 この場合、余分な尺度を削除する必要があります。 このユーティリティにより、余分な尺度を削除して図面を修復することができます。

注:AutoCAD 2008ベースの製品において、余分な尺度はネストされた外部参照により生成される場合があります。 この問題を解決するには、AutoCAD 2008 Service Pack 1 またはこれに対応するサービス パックをお使いの AutoCAD ベース製品に適用する必要があります。 尺度リスト クリーンアップ ユーティリティは、このサービス パックをインストールしない状態においても、問題のある図面ファイルを修復することができます。


対象となる製品


インストール手順

尺度リスト クリーンアップ ユーティリティをインストールするには

インストールを行うには、お使いの Microsoft® Windows® オペレーティング システムに対する管理者権限を持つアカウントでログインすることが必要です。

  1. お使いのオペレーティング システム(32 ビット または 64 ビット)に応じ、適切な実行ファイルをダウンロードします。
  2. ダウンロードした .exe ファイルをダブルクリックすると、[Scale_List_Cleanup_Utility_32bit](64 ビットの場合は [Scale_List_Cleanup_Utility_64bit])ダイアログが表示されます。[LICENSE AGREEMENT]で[Yes]ボタンをクリックします。
  3. [Browse...]ボタンをクリックして、ファイルを解凍するフォルダを選択します。[OK]ボタンをクリックするとファイルが解凍されます。

    注: 解凍されたファイルには英語版 Readme (CleanupScales.html)が含まれています。 日本語版 Readme は現在お読みいただいているファイルをご使用ください。

  4. 解凍したフォルダに移動し、CleanupScales.exe CleanupScalesRes.dll の 2 つのファイルを AutoCAD ベース製品のインストレーション フォルダにコピーします。
    例: AutoCAD 2009 の場合は C:¥Program Files¥AutoCAD 2009 にファイルをコピーします。

    注: このユーティリティを起動するには、CleanupScales.exe を AutoCAD ベース製品のインストレーション フォルダからダブルクリックして起動する必要があります。

図面ファイルの修復

問題のある図面ファイルを修復するには

  1. 問題のある図面ファイルをすべて閉じます。 AutoCAD ベース製品で開かれている場合は修復されません。
  2. AutoCAD ベース製品のインストレーション フォルダ にある CleanupScales.exe をダブルクリックして、尺度リスト クリーンアップ ユーティリティ(Scale List Cleanup Utility)を起動します。
  3. [Files to Clean]領域で、問題のある図面ファイルを選択します。
    ※Select foldersにチェックを入れ[Browse]ボタンをクリックし、フォルダを選択すると、そのフォルダに含まれるすべての図面がリストに追加されます。このとき、Includes sub-foldersにチェックを入れると、指定したフォルダのサブフォルダに存在する図面もリストに追加されます。
    ※Select filesにチェックを入れ[Browse]ボタンをクリックすると、修復したい図面を個別に選択することができます。
    ※Include Xref filesにチェックを入れると、外部参照されている図面に対しても修復が行われます。
  4. 必要に応じて、[Maintain Visual Fidelity for Annotative Objects]を選択します。

    注: このオプションをオンにすると、AutoCAD 2007 またはこれ以前のバージョンで開いたときに、異尺度対応オブジェクトの表示の正確性を保持することができます(システム変数 SAVEFIDELITY に対応)。 異尺度対応オブジェクトは複数の尺度表現を持つ場合があります。 このオプションを選択すると、異尺度対応オブジェクトは分解され、尺度表現は名前のないブロックとして個別の画層(元の画層名に番号が付加された名前)に保存されます。

  5. [New Scale List]の下にあるドロップダウン リストから、尺度リストのテンプレートを選択します。

    注: それぞれの尺度リスト テンプレートには異なる尺度リストが含まれています。 このユーティリティを実行した場合、使用されていない尺度は図面から削除され、選択したテンプレートに含まれる尺度リストが適用されます。

  6. 必要に応じて Scale list threshold (尺度リストのしきい値)を変更します。

    注:Scale list threshold (尺度リストのしきい値)は、修復するファイルに含まれる尺度の最小数を決定します。 Scale list threshold (尺度リストのしきい値)の既定値は 50 です。ファイルに含まれる尺度リストがこのしきい値よりも少ない場合は、ファイルは修復されません。 尺度リストのしきい値を変更するには、[New Scale List]パネルの Scale list threshold フィールドに数値を入力します。

  7. [OK]をクリックします。 修復されたファイルは、元のファイル形式で保存されます。

 

作業が完了すると、CleanupScale*.csv(*には数字が入ります)というログファイルが作成されます。このとき、図面名やフォルダ名に 2 バイト文字が含まれている場合、そのログファイルを MS Excel で開くと文字が化けて表示されます。メモ帳を使用して以下の手順により CleanupScale*.csv を開くことにより、文字化けされずに表示されます。

  1. メモ帳を起動します。
  2. [ファイル] メニューから [開く]を選択します。
  3. 「ファイルの種類」を「すべてのファイル」に変更します。
  4. CleanupScale*.csv を選択します。
  5. 「文字コード」が「UTF-8」になっていることを確認します。もし、他のものになっている場合は、「UTF-8」に変更してください。
  6. [開く]ボタンをクリックし、ファイルを開きます。