i-drop は Autodesk が開発した技術で、i-drop 対応アプリケーションへの Web コンテンツのドラッグ アンド ドロップが可能になります。この機能は廃止されました。
3ds Max の i-drop ドラッグ アンド ドロップのサポートにより、i-drop によってカプセル化されたファイル、スクリプト、およびテクスチャマップを Web ページから 3ds Max のビューポート、ツールバー、またはメニューバーに直接ドラッグすることができます。
i-drop 対応の Web ページを作成するには、次のコンポーネントが必要です。
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1 つ以上の i-drop ActiveX コントロールが含まれた HTML ファイル。
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standard i-drop 対応アプリケーションにドロップできるハイレベルなオブジェクトの XML 定義が含まれた、idrop-schema.xml という名前のファイル。このファイルはオンラインで利用することもできますが、インターネット アクセスのないローカル マシンで i-drop を使用する場合には、ローカルに用意することもできます。
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ドロップするパッケージを記述した XML ファイル。このファイルは i-drop ActiveX コントロールによって参照されます。
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ドロップされるコンテンツを表すサムネイル イメージ。
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ドロップするモデルを含む .MAX ファイル、拡散反射光マップとしてシーン モデルにドロップするビットマップ テクスチャ、MAXScript コマンドを実行するドロップ スクリプトなどのリソース ファイル。
例:
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これは、3ds Max ビューポートにドロップ可能な MAX ファイルを表す、単一の i-drop Active-X コントロールが含まれた簡単な HTML ファイルです。HTML は、ドロップする MAX ファイルの詳細を含む XML ファイルを参照します。この例では、イメージ
プロキシ、XML ファイル、および .max ファイルの名前は、ローカルの C ドライブの ¥Temp ディレクトリのファイルを指定していますが、設定に合わせて調整する必要があります。
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HTML ファイル:
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<html>
<head>
<meta http-equiv="Content-Type" content="text/html; charset=iso-8859-1">
<title>i-Drop Example</title>
</head>
<body>
Example of ani-drop activeX control...
<p>
<object name="idrop" width="64" height="80" classid="clsid: 21E0CB95-1198-4945-A3D2-4BF804295F78">
<param name="package" value="file:///C:/Temp/Example.xml">
</object>
</body>
</html>
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XML パッケージ ファイル:
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<?xml version="1.0"?>
<package xmlns="x-schema:file:///C:/Temp/idrop-schema.xml">
<proxy defaultsrc="file:///C:/Temp/blob.gif">
<caption>i-Drop it!</caption>
<img src="file:///C:/Temp/blob.gif"/>
</proxy>
<dataset>
<datasrc clipformat="CF_IDROP.MAX">
<datafile src="file:///C:/Temp/foo.max"/>
</datasrc>
</dataset>
/package
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