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pickbutton コントロール は、シーン オブジェクト ピッカー ボタンをロールアウトに配置するのに使用します。これは、3ds Max ユーザ インタフェースの通常のピック ボタンのように作用し、押すとライトグリーンになってオブジェクト ピック モードに入ります。その後、ユーザはシーン オブジェクトをクリックして選択できます。ピック モードが終了し、ボタンが押されていない状態に戻ります。右クリックすると、ピック モードをキャンセルすることができます。
pickbutton <name> [<caption>] [message:<string>] [filter:<function>] [toolTip:<string>] [autoDisplay:<boolean>]
pickbutton 項目の既定の位置合わせは、 #center です。
フィルタ関数により、Box 以外のオブジェクトは選択できません。
ピック モードの間、3ds Max ステータス ラインに表示されるオプションのテキストです。既定では、テキストは表示されません。
ピックするときにカーソルの下にあるシーン オブジェクトの適性をテストするために呼び出されるオプションのフィルタ関数です。1 つの引数(テストするオブジェクト)を使用する関数で、適格な場合は true を返し、不適格な場合は false を返します。
ボタンのツールチップのテキストを指定します。指定されない場合、ツールチップは表示されません。
true に設定すると、選択されたオブジェクトの名前が自動的にボタンにテキスト表示されます。 false の場合、または指定されていない場合、ボタンのキャプションは変更されません。
pickbutton を使用して選択された最後のオブジェクトで、オブジェクトが選択されていない場合は undefined です。プロパティは取得と設定のどちらもできます。ノードは指定することも、undefined にすることもできます。
pickbutton ピック モードでユーザがシーンのオブジェクトを選択したときに呼び出されます。 <arg> 引数には選択したオブジェクトが入ります。ユーザがピック モードをキャンセルするとハンドラは呼び出されません。
ボタン上で右マウス ボタンが放されたときに、呼び出されます。3ds Max 8 以降 で使用可能です。