refhierarchy コア インタフェースは、MAXScript に参照階層へのアクセスを提供します。
メソッド:
<boolean>refhierarchy.IsRefTargetInstanced <maxObject>refTarget
このメソッドは、オブジェクトがインスタンスされている(インスタンスされたパイプライン)かどうかを確認するために使用します。
このメソッドは、派生オブジェクトがインスタンスされているかどうかをチェックします。インスタンスされている場合は、派生オブジェクトを含むパイプライン部分以降がインスタンスされます。
一部のオブジェクトでは、インスタンスであるかどうかの情報が必要になることがあります。一部のプラグインでは、その ModContext バウンディング ボックスのサイズと位置を正しく解釈するために、この機能が必要になることがあります。
maxObject がインスタンスである場合は
True
、そうでない場合は
False
を返します。
引数が undefined の場合にも、
False
を返します。
例
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--undefined の場合に何が返されるか確認。false が返される
refhierarchy.IsRefTargetInstanced undefined
--> false
--ボックスを作成。これはインスタンス化されていない
b1 = box()
--> $Box:Box01 @ [0.000000,0.000000,0.000000]
refhierarchy.IsRefTargetInstanced b1
--> false
--ボックスのインスタンスを作成
b2 = instance b1
--> $Box:Box02 @ [0.000000,0.000000,0.000000]
--1 つ目のボックスをチェック。今度はインスタンス化されている
refhierarchy.IsRefTargetInstanced b1
--> true
--2 つ目のボックスも同様
refhierarchy.IsRefTargetInstanced b2
--> true
--ベンド モディファイヤを作成し、インスタンス化されているかどうかを確認。インスタンス化されていないことが確認できる
theMod = Bend()
--> Bend:Bend
refhierarchy.IsRefTargetInstanced theMod
--> false
--ベンド モディファイヤを 1 つのボックスに追加
addModifier b1 theMod
--> OK
--モディファイヤはまだインスタンス化されていない
refhierarchy.IsRefTargetInstanced theMod
--> false
--ここで球を作成し、これに同じベンド モディファイヤを追加
s1 = sphere()
--> $Sphere:Sphere01 @ [0.000000,0.000000,0.000000]
addModifier s1 theMod
--> OK
--今度はモディファイヤがインスタンス化されている
refhierarchy.IsRefTargetInstanced theMod
--> true
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