選択フィルタ
 
 
 

選択フィルタ リストは、選択ツールで選択できる特定のタイプと組み合わせのオブジェクトを、制限します。たとえば、[カメラ]が選択されている場合、選択ツールではカメラだけしか選択できません。他のオブジェクトを、ビューポート内でマウスを使用して対話式に選択することはできません(他のオブジェクトは、名前による選択、選択セット、または MAXScript 選択メソッドを使用して選択できます)。

選択フィルタ メソッド:

   

<int>GetSelectFilter 		

選択フィルタリスト内の現在選択されているインデックスを返します。たとえば既定では、1 が[すべて]、4 が[ライト]、8 が[ボーン]を表します。

   

<void>SetSelectFilter <int_index> 	 

現在の選択フィルタをインデックスにより設定します。

例:

setSelectFiler 5 -- 選択フィルタをカメラに設定します。

   

<int>GetNumberSelectFilters   

ドロップダウン リストにある選択フィルタの数を返します。

   

<string>GetSelectFilterName <int_index> 

インデックスで指定された選択フィルタの名前を返します。

例:

for i = 1 to GetNumberSelectFilters() do -- すべてを巡回します。
format "%: %\n"i (GetSelectFilterName i) -- インデックスと名前を出力します。
-- 結果
1: All
2: Geometry
3: Shapes
4: Lights
5: Cameras
6: Helpers
7: Warps
8: Bone
9: IK Chain Object
10: Point
OK

表示フィルタ メソッド:

   

<bool>GetDisplayFilter <int_index> 

インデックスで指定された表示フィルタが有効な場合は true、それ以外の場合は false を返します。

注:

選択フィルタは 1 度に 1 つしか有効にできませんが、表示フィルタは同時に任意の数だけアクティブにできます。

   

<void>SetDisplayFilter <int_index> <bool_on> 

インデックスで指定されたフィルタの使用可能状態を、指定されたブール値に設定します。

例:

setDisplayFiler 3 -- 表示フィルタをポイントに設定します。

   

<int>GetNumberDisplayFilters 

表示パネルにある表示フィルタの数を返します。

   

<string>GetDisplayFilterName <int_index> 

インデックスで指定された表示フィルタの名前を返します。

例:

for i = 1 to GetNumberDisplayFilters() do -- すべてを巡回します。
format "%: %\n"i (GetDisplayFilterName i) -- インデックスと名前を出力します。
-- 結果
1: Bone
2: IK Chain Object
3: Point
OK
関連事項