FaceSelection 値
 
 
 

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値とコレクション - クイック ナビゲーション

FaceSelection は、シーン メッシュ ノードに対する面のセットを仮想配列で表します。

これにより、インデックスで面をアクセスしたり、面を反復したり、マップした関数を面に適用することができます。

Editable_Mesh」も参照してください。

FaceSelection 配列は動的であるため、その内容はメッシュ ノードの面あるいは選択された面が変更されると変化します。

FaceSelection 値はマップ可能です。

   

コンストラクタ:

<mesh>.selectedFaces 	 

メッシュ オブジェクトの現在選択されている面です。

   

<mesh>.Faces   

メッシュ オブジェクトのすべての面、読み込み専用です。

   

プロパティ

<faceselection>.count : Integer, read-only 

FaceSelection 配列の面の数を返します。

   

<faceselection>.selSetNames : Array of names, read-only 

FaceSelection が関連付けられているオブジェクトに対して、現在の面レベルの名前が付いた選択セットの名前の配列を返します。

次のプロパティは、単独の選択項目($foo.edges[n] の形式)で使われます。

   

<faceselection>.index : Integer, read-only 

メッシュ内の選択された要素のインデックスを返します。

$foo.selectedFaces[2].index
-- 現在の選択項目で 2 番目の面の面インデックスを返します。

選択項目間を繰り返すと、ループ内で単一の項目を選択できます。

sf = for i in $foo.selectedFaces collect i.index
--sf は、選択された面の配列を含みます。

   

演算子

<mesh>.selectedFaces = (<array> | <bitarray>) 

指定した面を選択します。

   

<faceselection>[<integer>] 

インデックスで指定された面を単独の FaceSelection として検索します。インデックスは 1 から始まります。

   

<faceselection>[<integer>] = <point3> 

インデックスで指定された面の頂点を point3 値で指定された頂点インデックスに設定します。

   

<faceselection>[(<integer_array> | <bitarray>)] 

インデックスで指定された面を FaceSelection として検索します。インデックスは 1 から始まります。

   

<faceselection>[(<#name> | <string>)] 

面レベルの名前が付いた選択セットを検索します。

   

<faceselection>[(<#name> | <string>)] = (<faceselection> | <integer_array> | <bitarray>) 

選択セットの名前は、名前値または文字列値で指定できます。

面レベルの名前が付いた選択セットを指定された面に設定します。選択セットの名前は名前値または文字列値で指定でき、面は同じオブジェクトからの array、bitArray、または FaceSelection として指定できます。

   

メソッド

move <faceselection> <point3> 

FaceSelection 内で面を移動します。

   

select <faceselection> 

FaceSelection 内で面を選択します。

   

deselect <faceselection> 

FaceSelection 内で面の選択を取り消します。

   

delete <faceselection> 

FaceSelection 内で面を削除します。

   

append <faceselection> (<faceselection> | <integer>) 

FaceSelection に面を追加します。

   

findItem <faceselection> (<faceselection[<integer>] | <integer>) 

一致する項目がある場合は選択インデックス、ない場合は 0 (ゼロ)を返します。項目は、選択インデックスまたは単独の FaceSelection です。

例:

-- 'mouth' という名前がついた選択セットの面を移動します。
move $foo.faces[#mouth] [0,0,10]
-- 'front faces' セットの面を選択します。
select $baz.faces["front faces"]
-- 'baz' という名前がついた選択セットの面を設定します。
$foo.faces[#baz] = #(1,3,4,5,10)
-- 「cursel」セットを現在の選択に設定します。
$baz.faces[#cursel] = $baz.selectedFaces
-- 面レベル $foo の名前が付いた選択セットのすべての名前です。
$foo.faces.selSetNames
-- すべての面レベルの名前付き選択セットを出力します。
for n in $.faces.selSetNames do print $.faces[n]