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Keep_Apart オペレータでは、パーティクルにフォースを適用してパーティクル間に距離を置き、衝突を回避または最小限に抑えることができます。または、負のフォースを使用して、パーティクル同士が離れすぎるのを防ぐこともできます。このオペレータは、パーティクルの速度および加速を制御することで機能します。
パーティクルに適用されるフォースの量を取得/設定します。パーティクルを分離するには正の値を使用し、パーティクルを近づけるには負の値を使用します。
true に設定した場合、 Accel_Limit 値が考慮されます。false に設定した場合、ソフトウェアにより任意の必要な加速値が使用されます。
.Use_Accel_Limit を true に設定すると、パーティクルのモーションに適用できる最大加速値を設定できます。
true に設定した場合、Speed_Limit 値が考慮されます。false に設定した場合、任意の必要な速度が使用されます。
.Use_Speed_Limit を true に設定すると、パーティクルのモーションに適用できる最大速度値を設定できます。
フォースが有効なボリュームおよびフォールオフを、絶対距離またはパーティクル サイズに対する相対距離として設定できます。
0: [絶対サイズ] - .Core_Size と .Falloff_Size の値を使って、コア半径とフォールオフ ゾーンを絶対距離としてシステム単位で設定する場合に選択します。
1: [パーティクル サイズに相対] - コア半径とフォールオフ ゾーンを、各パーティクルの半径に対するパーセンテージとして設定する場合に選択します。パーティクルの半径は、基点からバウンディング ボックスの最も遠い隅までの距離を計測して決定されます。
フォースが完全に適用される、各パーティクルの基点からの距離をシステム単位で指定します。 .Range_Type が 0: [絶対サイズ]に設定されているとき使用します。
コア半径を超える距離をシステム単位で設定します。 この距離を超えると、フォースは 0 に向けて減衰していきます。 .Range_Type が 0: [絶対サイズ]に設定されているとき使用します。
フォースが完全な強度で適用される各パーティクルからの距離を、パーティクル半径のパーセンテージで指定します。 .Range_Type が 1: [パーティクル サイズに相対]に設定されているとき使用します。
フォースが完全な強度で適用される各パーティクルからの距離を、パーティクル半径のパーセンテージで指定します。 .Range_Type が 1: [パーティクル サイズに相対]に設定されているとき使用します。
値がランダムに変動する範囲 (量) を、指定された値のパーセンテージで指定します。ソフトウェアは、コアとフォールオフの両方で同じランダム変動値 (全体値または相対値) を使用します。
既定値では、Keep Apart フォースは、現在のイベントまたはパーティクル グループ内のパーティクルだけに影響を及ぼします。この領域内の設定を使用して、スコープを他のイベントやシステムにまで広げることができます。
0: [パーティクル グループ] - オペレータは、現在のイベント内のパーティクルにのみ影響を及ぼします。
1: [パーティクル システム] - オペレータは、現在のパーティクル システム内のすべてのパーティクルに影響を及ぼします。
2: [選択したパーティクル グループ] - オペレータは、このオプションの下のリストでハイライト表示されたイベントにのみ影響を及ぼします。このオプションを選択した後で、リスト内の項目をクリックしてハイライト表示にしてください。
3: [選択したパーティクル システム] - オペレータは、このオプションの下のリストでハイライト表示されたパーティクル システムにのみ影響を及ぼします。このオプションを選択した後で、リスト内の項目をクリックしてハイライト表示にしてください。
.Scope_Type が 2: [選択したパーティクル グループ]に設定されているとき、影響を受けるグループを取得/設定します。
.Scope_Type が 3: [選択したパーティクル システム]に設定されているとき、影響を受けるシステムを取得/設定します。
0: [使用しない] - パーティクル フロー は、[パラメータ]ロールアウトに指定された[フォース]の設定を使用します。
1: [影響する] - パーティクル フローは、スクリプトの particleFloat チャネル値を .Force 値に適用します。
[スクリプト ワイヤリング]ロールアウト内のドロップダウン リストの状態を制御します。
0: [使用しない] - パーティクル フロー は、[パラメータ]ロールアウトに指定された[範囲]設定を使用します。
1: [絶対値サイズ範囲] - パーティクル フロー は、[絶対値サイズ範囲]の値にスクリプト particleVector 値を適用します。 .Core_Size 値に使用されるベクトル値の X コンポーネントと、 .Falloff_Size 値に使用される Y コンポーネントです。
2: [相対値サイズ範囲] - パーティクル フロー は、[相対値サイズ範囲]の値にスクリプト particleVector 値を適用します。ベクトル値の X コンポーネント( .Core_Percentage 値に使用される)と、 Y コンポーネント( .Falloff_Percentage 値に使用される)です。
スクリプト ワイヤリングを使用すると、通常はオペレータのパラメータで指定する[フォース]および[範囲]パラメータを、スクリプトを利用してコントロールできます。
Script オペレータを配置します (イベント内の Speed_Keep_Apart オペレータの前に)。
.setUseScriptWiring メソッドを使用するスクリプト ワイヤリングを有効にします(インタフェース: action 内)。
Script_Operator オペレータを使用して particleFloat および particleVector チャンネル内の値を定義します。
スクリプト ワイヤリングがアクティブのとき、particleFloat チャンネル内の値によって、Keep_Apart オペレータの .Force 値が制御されます。particleFloat 値を設定するサンプル スクリプトは、「particleFloat サンプル スクリプト」を参照してください。
.Use_Script_Vector が 1 の場合、絶対サイズの範囲は particleVector チャンネル内の値によって制御されます。
.Core_Size 値に使用されるベクトルの X コンポーネントです。
.Falloff_Size 値に使用されるベクトルの Y コンポーネントです。
.Use_Script_Vector が 2 の場合、相対サイズの範囲は particleVector チャンネル内の値によって制御されます。
.Core_Percentage 値に使用されるベクトルの X コンポーネントです。