Autodesk Vault 2011 Update 1 for Autodesk Vault 2011、Autodesk Vault Workgroup 2011、Autodesk Vault Collaboration 2011、Autodesk Vault Professional 2011
2010 年 4 月 30 日
リリース ノート: Readme ファイル
Autodesk, Inc.
高品質な製品を提供するための継続的な取り組みとして、オートデスクは Autodesk Vault 2011 Update 1 (Client および Server) for Autodesk Vault 2011、Autodesk Vault Workgroup 2011、Autodesk Vault Collaboration 2011、Autodesk Vault Professional 2011 をリリースしました。これらのリリースでは、各リリースに関するさまざまな問題に対する修正や対処が行われています。この Readme ファイルでは、アップデートのインストール方法、修正された内容、およびアップデートのダウンロード方法について説明します。
ダウンロード サイト
Autodesk Vault 2011 Update 1 のファイルは、次のサイトからダウンロードしてください。
インストール
- クライアントとサーバは、すべて同時に Autodesk Vault 2011 Update 1 にアップグレードする必要があります。
- 今後リリースされるすべての Vault 2011 修正パッチは、今回のアップデートがインストールされていることが前提となります。
- Windows Vista またはそれ以降のオペレーティング システムでのユーザ アクセス制御(UAC)の設定内容によっては、アップデートをインストールするために UAC を無効にする必要がある場合があります。
- このアップデートは、Inventor 2011 修正パッチ TS1110607 とともにインストールする必要があります。
注意: これらの指示に正しく従わなかった場合は、サイトを使用できなくなることがあります。この手順は、単一サイト、マルチ サイト、および接続ワークグループの配置に適用されます。
注: 修正パッチやアップデートを適用する前に、バックアップが正常に完了しているか必ず確認してください。
Update 1 のインストール - すべての Autodesk Data Management Server (ADMS)に適用されます。
- ADMS Console を開きます。
- すべてのデータベースが最新バージョンに完全にマイグレーションされていることを確認します。
- マイグレーションされていないデータベースとライブラリをすべてマイグレーションしてから、次に進みます。
- ADMS Console アプリケーションを閉じます。
- コマンド プロンプトに「iisreset」と入力して、Web サービスを再起動します。
- ADMS サーバで AutodeskVault2011Update1(Server).msp を実行して、アップデートをインストールします。
- ADMS を開かないでください。データベースのマイグレーションは、最後の手順で行います。
- すべての ADMS サーバで、上記の手順を繰り返します。
- ADMS を開かないでください。データベースのマイグレーションは、最後の手順で行います。
データベースの更新 - 所定の Autodesk Data Management Server (ADMS)インスタンスのいずれか 1 つから 1 回だけ適用します。
- 注意: すべての ADMS サーバに Update 1 を適用するまで、先に進まないでください。
- ADMS Console のいずれかのインスタンスを、次のサイトで使用します。
- 単一サイト
- マルチ サイト(ファイルの複製)
- 公開者ワークグループ上の接続ワークグループ(ファイルと SQL の複製)のみ
- コマンド プロンプトに「iisreset」と入力して、Web サービスを再起動します。
- ADMS Console を開き、データベースのマイグレーションを実行します。
対処された問題
解決された既知の問題
- 2010 の基本 Vault (プロパティ グループが含まれている)を 2011 の基本 Vault にマイグレーションすると生成されるユーザ定義プロパティ(UDP)を編集しようとすると、エラーが発生します。
- 英語以外の一部の地域設定を操作できません。たとえば、セパレータとして小数点の代わりにカンマを使用すると、ユーザ定義プロパティの値が正しく設定されない場合や、エラーが発生する場合があります。
- クライアントとサーバのタイムゾーンが異なるときに、一部のデータ プロパティのマッピングを操作できません。
- 複製されたサイトでのマイグレーション後、検索が正しく機能しなくなります。
- AutoCAD Electrical の参照指定子を UDP (参照指定子)とマッピングすると、アイテムの割り当てや更新が行われません。
- ステータスを[リリース済]に変更しても、すぐには CAD Add-in ロック アイコンが表示されません。ロック アイコンを表示するには、更新が必要です。
- Vault Professional クライアントで、アイテムの割り当て作業の完了が遅くなるときがあります。
- 親との関係が壊れた場合に、DWF の所有権が親とともに譲渡されません。
- 所有権の譲渡およびアイテムの編集の後に、[アイテム マスタ]ビューにアイテムが表示されなくなります。
- データベースに重複するレコードがあるときに、V2010 から V2011 へのマイグレーションでエラーが発生します。
- NULL 値の ID が含まれるユーザ定義のリスト タイプ ファイル プロパティのあるデータセットが、Vault 2011 にマイグレーションされません。
- リビジョン ベース以外の履歴にアクセスすると、以前のバージョンが表示されてダウンロードされます。
- Knowledge Vault Master で、ビルド間のマイグレーションが実行されません。
- 複製された環境のパブリッシャーにおいてビルド間のマイグレーション操作を行うと、適切な所有者コントロールに必要なデータベース トリガが削除される場合があります。
- 差分バックアップで、別の Vault 内のファイルと ID が同じファイルがバックアップされません。
- ファイル拡張子が大文字の場合の、コンポーネント プロパティ データ。これは、アイテムの割り当て操作中に生じることがあります。
- Windows 7 でパフォーマンスが低下することがあります。
- 最初の複製時を除き、コンテンツ センター パーツはサブスクライバ サイトにコピーされません。
著作権情報
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