Autodesk Vault 2010、Autodesk Vault Workgroup 2010、Autodesk Vault Collaboration 2010、Autodesk Vault Manufacturing 2010 向けの Autodesk Vault 2010 Update 2 (※ Autodesk Vault Collaboration 2010 および Autodesk Vault Manufacturing 2010 は日本未発売)
2010 年 8 月 31 日
リリース ノート: Readme ファイル
Autodesk, Inc.
高品質な製品を提供するための継続的な取り組みとして、オートデスクは Autodesk Vault 2010、Autodesk Vault Workgroup 2010、Autodesk Vault Collaboration 2010、Autodesk Vault Manufacturing 2010 向けのAutodesk Vault 2010 Update 2 (Client)および Autodesk Vault 2010 Update 2 (Server)をリリースしました。これらのリリースでは、各リリースに関するさまざまな問題に対する修正や対処が行われています。この Readme ファイルでは、更新プログラムのインストール方法、修正された内容、および更新プログラムのダウンロード方法について説明します。
ダウンロード サイト
Autodesk Vault 2010 Update 2 のファイルは、ダウンロードページの Service Pack & パッチからダウンロードしてください。
インストール方法
- クライアントとサーバは、すべて同時に Autodesk Vault 2010 Update 2 にアップデートする必要があります。
- 今後リリースされるすべての Vault 2010 の修正パッチでは、今回の更新プログラムがインストールされていることが前提となります。
- Windows Vista またはそれ以降のオペレーティング システムでのユーザ アクセス制御(UAC: User Access Control)の設定内容によっては、Update 2 をインストールするためにユーザ アクセス制御を無効にする必要がある場合があります。
注意: これらの指示に正しく従わなかった場合は、サイトを使用できなくなることがあります。この手順は、単一サイト環境およびマルチサイト環境での作業を対象としています。
注: 更新プログラムを適用する前に、バックアップが正常に完了しているか必ず確認してください。
Update 2 のインストール - すべての Autodesk Data Management Server (ADMS)に適用されます。
- ADMS Console を開きます。
- すべてのデータベースが最新バージョンに完全にマイグレーションされていることを確認します。
- マイグレーションされていないデータベースとライブラリをすべてマイグレーションしてから、次に進みます。
- ADMS Console アプリケーションを閉じます。
- コマンド プロンプトに「iisreset」と入力して、Web サービスを再起動します。
- ADMS サーバで AutodeskVault2010Update2(Server).msp を実行して、更新プログラムをインストールします。
- ADMS を開かないでください。データベースのマイグレーションは、最後の手順で行います。
- すべての ADMS サーバについて、上記の手順を繰り返します。
- ADMS を開かないでください。データベースのマイグレーションは、最後の手順で行います。
データベースの更新 - 所定の Autodesk Data Management Server (ADMS)インスタンスのいずれか 1 つから 1 回だけ適用します。
- 注意: すべての ADMS サーバに Update 2 を適用するまで、先に進まないでください。
- ADMS Console のいずれかのインスタンスを、次のサイトで使用します。
- 単一サイト
- マルチ サイト(ファイルの複製)
- コマンド プロンプトに「iisreset」と入力して、Web サービスを再起動します。
- ADMS Console を開き、データベースのマイグレーションを実行します。
対処された問題
解決された既知の問題
- Vault クライアントから開くと、ローカルの変更済みコピーが上書きされる。
- マルチセレクション上でプロパティを編集すると、クラッシュを引き起こす。
- タイトル ブロックにプロパティをライト バックすると、タイトル ブロックが更新される代わりに、カスタム iProperty が作成される。
- 再インデックス中にプロパティが「無効」に設定される。
- アイテムの割り当ての実行中、Vault クライアントから応答がない。
- ファイルの移動操作後、アセンブリが誤ったサブアセンブリ ファイル バージョンにリンクされる。
- Vault 2009 からのマイグレーション後、アイテムの更新速度が下がった。
- 2 次リンクまたは標準コンポーネント リンクにおいて、アイテム プロパティの編集ができない。
- 特定のアイテムの更新ができない。
- Vault クライアント グリッドの更新速度が遅い。
- マイグレーション時にエラーが発生する。
- マイグレーション時、常にベース カテゴリにユーザ定義プロパティが自動割り当てされる。
- グリッドの作成や検索が遅い。
- ファイル コンテンツの検索時、基本検索でエラーが発生する。
- 大量のファイルがフォルダに存在する場合、ファイル グリッドの作成が遅くなる。
著作権情報
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